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WAVE:Best of WAVE 2021の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@CtWポテンシャル・ブロック公式戦:桃野美桜vs.高瀬みゆき(6/1/21)
 勢いよく真っ向からぶつかっていくので
 見ていて気持ちが良いですね。
 女子ならではのテンポ感にも圧倒されます。

 高瀬が腰に狙いをつけて展開。
 分かりやすい構図に落とし込みましたね。

 桃野も連発の攻めの魅力を押し出して輝いています。

 尤も上記の腰攻め含めて女子というジャンルだからと
 ダメージ値を無視し過ぎな所は気になります。

 それでも素晴らしい試合、と言いたい内容でしたが、
 最後にレフェリーがケチをつけました。
 
 15分の時間設定が迫る中で、カウントがひどすぎる。
 技術を上げるか何がフィニッシャーか事前に打ち合わせするか
 しっかりして欲しいものです。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

ACtWポテンシャル・ブロック公式戦:桃野美桜vs.高瀬みゆきvs.旧姓・広田さくら(6/29/21)
 ポテンシャル・ブロック決勝ということで、
 シングルで戦って、2本連続で勝利するまで
 エンドレスで続くWAVE独自の特殊形式で激突です。

 まずは桃野vs.高瀬。
 月初で素晴らしい試合をしていますから
 成功体験を基にハイ・スピードで魅せます。

 前回の試合内容を踏まえて荒々しいタッチを加えており、
 腰攻めの織り交ぜ方も前回以上に複合的で素晴らしかったです。

 最初の試合ということで
 かなり飛ばしていましたが、充実の一戦でした。

 桃野が前回に続き勝利。
 続いて桃野vs.広田。

 広田はこの舞台に立ったようにシリアス・モード。
 とはいえトップとしては技量不足。

 比較的体格は良いのですが、ポージングが出来ておらず絵にもなりきらない。

 頑張っているし決して悪くはないのですが、
 この特殊形式の中では完全に見劣りする感が否めませんでした。

 桃野を粘着質なサブミッションで追い込む
 その攻め自体はこの試合群の構成上良かったです。

 広田が桃野を止め、逆王手。
 続いて高瀬vs.広田です。
 これは先ほどよりも意義がなく、
 普通に高瀬が勝って、何も印象残らなかったですね。

 高瀬vs.桃野のトップ・マッチ再び。
 広田でまったりした所を
 再びトップ・ギア入れて目まぐるしい攻防を見せました。
 
 ただ本トーナメントで火花を散らした両者だけに
 最後のフィニッシュの仕方は弱い印象もありました。

 合計で40分を超えるロング・マッチ。
 クオリティには演者によって差が見られましたが、概ね上手く行った内容でした。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:6/?/22)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@CtWポテンシャル・ブロック公式戦:桃野美桜vs.高瀬みゆき(6/1/21)
ACtWポテンシャル・ブロック公式戦:桃野美桜vs.高瀬みゆきvs.旧姓・広田さくら(6/29/21)