東京女子プロレス:TJPW Matches 2024の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@節分マッチ:ハイパー・ミサヲvs.ポム原宿(1/27/24)
リング下に落ちると中のレスラーは
スペシャル鬼セットを着用でき、2カウントでフォールを取れるというルール。
場外に落とすという見せ場が加わったことで
ポムでもそれなりの攻防を実現可能となっていますね。
しかし鬼の仮面を着用したままで
攻防を続けられない所が一つの限界でもあります。
まあまあ良い試合。
Aアジャコングvs.ラク(Hyper Misao produce Hype!2 4/19/2024)
ハイパー・ミサヲ・プロデュース興業。
変身物のアニメ的世界観とアイドル・ネタの筋書き。
その中でコスプレ姿を見せたり、笑いを起こしたり。
文化祭的レベルを超えず同団体のファンでないときついか。
それはともかく劇中では軽いアクションも混ぜられますが、
その中で唯一試合として行われたのがこちら。
ダメージ値最弱のらくの対極にいるアジャ。
アジャがらくの世界観に付き合ってあげたりしながら
2人ならではの試合を作り上げました。
まあまあ良い試合。
試合後のアジャの優しいマイクアピールがベスト・ワークだと思う。
B鈴芽、遠藤有栖、鳥喰かやvs.山下実優、宮本もか(6/23/2024)
山下がリードラインを引きながら
それぞれ落ち着いたら試合運びを見せます。
後半の攻防の広げ方はよく、良い形で締めとなりましたね。
平均的な良試合。
C角田菜穂、本間多恵vs.なつぽい、安納サオリ(7/6/2024)
今月で引退を決めている角田のプロデュース興行。
なつぽい、安納に挑みます。
序盤は緩く、なつぽい、安納にも付き合った格好ですが
中盤からはシリアスに試合の強度を上げてちきます。
主役の角田が負けん気でぶつかり
なつぽいと気持ちのこもった攻防で終盤も魅せました。
平均的な良試合。
Dウォーター・ランバージャック:渡辺未詩、遠藤有栖、HIMAWARI vs.瑞希、らく、原宿ぽむ(7/7/2024)
出だしは浮き輪やビニールボールを交えて攻防。
ランバージャックは水鉄砲を持っていて
場外に落ちてなくてもエプロンに出ただけで打ってたりしますが、
TJPWのファンシーな世界観の演出だけでなく、
意外に構成にハマっていて、クオリティにもつながっています。
全員場外に出たかと思うと観客席にも入って放水合戦。
意外に中身かったのに、この後リングに戻るとすぐにフィニッシュしたことで、
ファン・マッチの印象に戻ってしまったのは勿体無かったか。
平均的な良試合。
(執筆日:12/?/24)