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東京女子プロレス:Best of TJPW 2018の分析


名勝負 なし
好勝負 プリンセス・オブ・プリンセス王座戦:山下美優(ch)vs.優宇(8/25/18)

@フォールズ・カウント・エニウェア(但しチョコシューを食べきれなければフォールは認められない):葛西純vs.ハイパーミサヲ(5/3/18)
 ミサヲの技能はお察しの通り。

 形式のネタ絡みの単純な攻防で
 チョコシューを踏んでしまうのは頂けない。

 但し会場を走らせたハイパーミサヲ号のインパクトは大きく、
 テーブル葬含めたソフト・ハードコア要素も
 大会の中の箸休めとしては良かったでしょうね。

 特別な試合と位置づけミサオ
 一番素晴らしかったのは試合中含めて
 葛西のトーク技術でしたね。
 
 平均レベル。
 (執筆日:11/?/20)

Aプリンセス・カップ1回戦:瑞希vs.坂崎ユカ(6/9/18)
 女子ならではの柔軟な動きで目を引きます。

 ローリング・マヒストラルを食らって
 坂崎が目が回って転げまわるコミカルな演技もありましたね。

 ただ、坂崎が部位攻めに移ると瑞希の受け姿が輝き、
 シリアスに引き込んでいきます。

 両者派手な技をポイント良く織り交ぜ
 パートナー対決の競い合いを強く印象付けましたね。

 技を打った直後の調整はまだ少し拙く、
 必死に頑張るで成立させている激戦ではあるものの
 この年の団体のMOTYだろうという出来になっています。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:11/?/20)

Bプリンセス・カップ決勝:優宇vs.坂崎ユカ(7/8/18)
 優宇の相手を気にしない態度、
 硬くパワフルな動きでの印象付け。

 それ自体は存在感あって良いのですが、
 キャリアがある割には
 結構その自身の強さの押し付けで
 坂崎が割を食う形になっているのは頂けない。

 攻防の形もぎりぎり成立させたシーンがチラホラ。

 優宇のプッシュにプリンセス・カップが大いに利用された形で、
 試合時間も10分満たない程度。

 まあまあ良い試合程度で不満が残りますが、
 結果的にはこの後の山下との王座戦が素晴らしかったので
 団体としての選択は間違っていなかったのでしょう。
 (執筆日:11/?/20)

Cプリンセス・オブ・プリンセス王座戦:山下美優(ch)vs.優宇(8/25/18)
 優宇はデビュー後無敗のまま王者になり、
 その王座を落としたのが他ならぬ山下。
 真価を問われるリマッチの位置づけです。
 優宇のスポットに行く前の下準備が甘いのは意図的ではないにしろ
 それは実際のキャリア差としてストーリーにはまっている。
 場外で観客席に座らせた攻撃が自爆したりと
 ハード・ヒットな攻防でアイドル・プロレスとは一線を画するものを見せます。
 プロレスの技能的には決して凄い高いものではないが
 決して低いレベルでもない。
 一定のレベル以上でここまで気持ちが入っていれば素晴らしい試合になる。
 パッションに溢れた試合でした。
 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:10/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@フォールズ・カウント・エニウェア(但しチョコシューを食べきれなければフォールは認められない):葛西純vs.ハイパーミサヲ(5/3/18)
Aプリンセス・カップ1回戦:瑞希vs.坂崎ユカ(6/9/18)
Bプリンセス・カップ決勝:優宇(優勝!)vs.坂崎ユカ(7/8/18)
Cプリンセス・オブ・プリンセス王座戦:山下美優(ch)vs.優宇(8/25/18)