TOP女子プロレスIce Ribbon →Ice Ribbon:Best of Ice Ribbon 2019

Ice Ribbon:Best of Ice Ribbon 2019の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ICE×∞王座戦:雪妃真矢(ch)vs.ジュリア(5/25/19)
 ジュリアはロープに追い込んで打撃連打。
 体勢を入れ替えさせずに連打、と
 この試合にかける気持ちを上手く表現。

 一方の雪妃は冷静にグラウンドに持ち込むと
 強制力を利かせて支配。
 こちらは冷たい熱量を感じさせて対照的。

 鉄柱への蹴り誤爆からジュリアは脚攻めへ。
 少し拙さはありますが、
 それが返ってその後の雪妃の倍返しの腕攻めの完成度を際立たせている。
 ハード・ヒットで追い込むも
 折れない気持ちを見せたジュリアと
 終盤は派手な大技も交えながら鬩ぎあい。

 ジュリアがキャリア2年経っていないので
 完成された試合ではなく、
 その未完成を一つの売りにしている試合ではありますが、
 それがなくてもこの2人のマッチアップは面白そう。

 お互いを伸ばしあう存在になって
 数え歌になることを期待します。

 好勝負に少し届かず。

AICE×∞王座戦:雪妃真矢(ch)vs.藤本つかさ(8/3/19)
 レスリングの入り、ポジションの保持で魅了できるのは流石。
 ハードヒットの打撃、サブミッション適切に使いこなし、
 上げて、抑えてのコントロールが利いています。

 最初に対抗するリアクションを抑えめにして
 技のスケール感を調整しながら上げて行っており、
 それにより上手く30分という難題をこなしている。

 ただ王座交代劇に比べると2人の呼吸合わせには課題があるし、
 他団体と違いドローが王座剥奪扱いになる中で
 雪妃に切迫感、失う物がある者ならではの表現が欲しいが、
 それはあまりに高望みでしょうか。

 好勝負に少し届かず。

B藤本つかさvs.Sareee(9/14/19)
 まずはサッカー・ボール・キックを受け合い。
 藤本はスタンスを表現できており、
 そこはベテランの技ですね。
 一方で身体能力は決して高くないので、
 こういう団体を超えた対決においては強制力が足りない。

 サリーは長所/短所まったく逆で、
 試合運びの幅が少し狭いですね。

 自分に足りないものを相手が持っているという面では
 試合としてははまれば自分だけではいけない領域に行ける可能性はあった。

 ただイデオロギー対決というテーマ、
 相手への刺々しさを出さないといけない中で
 相手をどう立てるかまで頭が回らなかった感がある。

 その点では日本人が好きなイデオロギー対決を
 女子プロレス大賞という妙にリアルな題材にして料理したのは正解ながら
 それで2人を縛ってしまったのも事実でしょう。

 中途半端な内容でクオリティ上がりきらず。
 平均的な良試合。
 (執筆日:9/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ICE×∞王座戦:雪妃真矢(ch)vs.ジュリア(5/25/19)
AICE×∞王座戦:雪妃真矢(ch)(王座剥奪)vs.藤本つかさ(30分時間切れ)(8/3/19)
B藤本つかさvs.Sareee(9/14/19)