Ice Ribbon:秋の板橋女子プロレス祭り 9/21/09の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約1時間25分です。
@みなみ飛香、聖菜vs.志田光、藤本つかさ
控えの入り交ざり方が雑。
控えが権利無視して入らなくてもタッグを成立させられるカードだと思うけれども。
とかく連続して動けば良いという考えに陥って個々の絡みもいまいち。
後半になって再び控えが入っていくも
女子の丸め方を初めとした魅力的な攻防を試合の中で魅力的に配置できなかった内容。
悪い試合です。
Aしもうま和美vs.藤野恵実
藤野はMMAを気取っているが下手の言い訳。
何も考えなしにボディ・スラムとか打ちコンセプトの浅さが見える。
退屈極まれないが両者気持ちは入っていて抗争している事だけは伝わる。
ひどい試合。
Bコマンド・ボリショイ、都宮ちいvs.星ハム子、赤城はるな
星、赤城が小さい相手とまともに攻防出来ない。
技術レベルが恐ろしく低い事に危機感を描いていないのだから恐れ入る。
ボリショイ側にそれを知らしめるような戦い方が出来ないのも問題だろうけど。
最後までグダグダでした。
ひどい試合。
Cデスワーム(♀)vs.松本都
戦っているというより戯れているだけ。
デスワームは攻撃が届かない事をネタにするぐらいですからね。
ただデスワームにキャメル・クラッチをかけている絵だけは面白かった。
ひどい試合。
DICEx60王座戦:真琴(ch)vs.市井舞
普通なら張り合う所でそのまま受けに引いてしまうのが真琴らしい。
一方でそこで捨ててはいないので王者としての一線も守っています。
市井はハード・ヒットで幅がないけれども
真琴の独特の魅力から王者としての勝利まで導いた点では褒められる。
悪くない試合。
Eインターナショナル・リボン・タッグ王座戦:高橋奈苗、牧場みのり(ch)vs.米山香織、さくらえみ
いきなり場外へのハイ・スポット連打。
みのりがベテラン勢に交じった形で上手く見せ場をやっていますね。
それで攻防のテンポが崩れている事は否めませんけど。
みのりの孤立後、続けて高橋を捕らえようとしての鬩ぎ合いは普通に面白かった。
試合が白熱するにつれ徐々にみのるの活躍する余地がなくなってくるが
相手のさくらやパートナーの高橋の配慮によって存在意義はなくなる事はなかった。
平均レベル。
@バトル・ロイヤル
番組終了に反対するレスラー参加によるボーナス・マッチ。
前半は一人に標的をつけ他で群がる形。
フォールもありなので皆で抑え込むというシーンが多数見られます。
後半は向かい合う姿が絵になる1対1で簡易な攻防で脱落を出していきます。
いきなり歌を歌いだすシーンもありましたがファン・マッチとしては良いのではないでしょうか。
少し悪い試合。
総評
凡庸。
(執筆日:12/29/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@みなみ飛香、聖菜vs.志田光、藤本つかさAしもうま和美vs.藤野恵実
Bコマンド・ボリショイ、都宮ちいvs.星ハム子、赤城はるな
Cデスワーム(♀)vs.松本都
DICEx60王座戦:真琴(ch)vs.市井舞
Eインターナショナル・リボン・タッグ王座戦:高橋奈苗、牧場みのり(ch)vs.米山香織、さくらえみ(新チャンピオン!)
@バトル・ロイヤル(勝者:藤本つかさ)