TOP女子プロレスIce Ribbon →Ice Ribbon:アイスリボン19 ICEx60王座決定トーナメント 11/15/08

Ice Ribbon:アイスリボン19 ICEx60王座決定トーナメント 11/15/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間30分です。

@1回戦:安藤あいかvs.古賀祥子
 両者ストンピングもエルボーもまともに打てていません。
 打撃がこんなんですから投げもサブミッションも言わずもがな。
 ただ随分下手で感情で暴走する事もないプロレスではあったものの
 同じルックス押しの選手のためか生々しい相手への意識が垣間見えたりする。
 悪い試合。

A1回戦:星ハム子vs.藤本つかさ
 藤本が速攻を仕掛け18秒。
 藤本はアイスリボンの中でまともにプロレス出来る数少ない選手なのにこれでよいのか?

B1回戦:真悠いちこvs.都宮ちい
 真悠が相当にひどくて笑える。
 ただカナディアン・バック・ブリーカーを決めたり、
 ドロップ・キックがジャスト・ヒットしていたりと独特のギャップは見せれている。
 都宮は試合をリードする事もなく存在感なし。
 悪い試合。

C1回戦:志田光vs.松本都
 試合にまったく関係ないダンス・ムーブで有名な松本だが時々はベテランの壁として機能する事がある。
 志田が押し込まれながらもスポーツ選手としての力強さを見せて最後は上回り、
 ちゃんとした見所を持った試合として完成させました。
 とはいっても5分の試合ですけどね。
 少し悪い試合。

Dインターナショナル・リボン・タッグ王座戦:佐藤悠己、りほ(ch)vs.リボン高梨、さくらえみ
 佐藤、高梨は打撃を会場に響かせているものの
 アイスリボンのほんわかした部分は残している。
 さくらも高梨とカラーを合わせているし、
 りほも相手に合わせてもらってはいるが魅力的なムーブを放っている。
 全体を通して良いまとめ方をしている内容。
 平均レベル。

◆マッスル・ヴィーナスが歌を披露。

E1回戦:聖菜vs.赤城はるな
 赤城が体重の乗った攻めを見せていて、
 聖菜の消極的ではあるものの要所で良いカウンターを見せる戦い方が映えた内容となりました。
 少し悪い試合。

F2回戦:真琴vs.安藤あいか
 決して白熱はしていないが、
 それぞれがそれぞれのやり口で8分間の間戦い続けたので
 安藤の試合からイメージする緩さはなく、トーナメントの中の1試合としてちゃんと通用する。
 悪い試合。

G希月あおい復帰戦:田村欣子、市来貴代子、松本浩代vs.希月あおい、しもうま和美、牧場みのり
 松本がみのりをしごき、
 市来はしもうまの頭部を蹴ったり、サブミッションに対して利かねぇよ、と言ったりする。
 そんな火花散る状況に他ならぬ希月が乗り遅れるも
 田村に張り手をかましていって全員がその舞台に立つ事が出来ました。
 どの絡みをどこで見せるとかもっと考えなければならない部分はあるけれども
 全員が熱を持ってぶつかった内容で復帰戦という看板に関係なく盛り上げた立派なメイン・イベント。
 まあまあ良い試合。
 
@ダーク・マッチ:希月あおい、真悠いちこvs.志田光、藤本つかさ(NEO 11/12/08)
 他団体という事で本人達が楽しんでれば良いよ、という雰囲気がありません。
 そういう状況において、何も考えずに言葉を発して只動くだけの女子の1つのスタイルで試合を行っている。
 厳しいですね。
 志田、藤本はそれなりにこの状況に対応していたが、希月は地が楽しむファイトなのでいまいち。
 そして真悠はこの状況で決してやってはならない、動きの緩さ、相手を無視した動きを見せてしまっている。
 悪い試合。
 
総評
 飛びぬけた試合はないが全体的に悪くない大会です。
 (執筆日:12/29/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@1回戦:安藤あいかvs.古賀祥子
A1回戦:星ハム子vs.藤本つかさ
B1回戦:真悠いちこvs.都宮ちい
C1回戦:志田光vs.松本都
Dインターナショナル・リボン・タッグ王座戦:佐藤悠己、りほ(ch)vs.リボン高梨、さくらえみ
E1回戦:聖菜vs.赤城はるな
F2回戦:真琴vs.安藤あいか
G希月あおい復帰戦:田村欣子、市来貴代子、松本浩代vs.希月あおい、しもうま和美、牧場みのり
@ダーク・マッチ:希月あおい、真悠いちこvs.志田光、藤本つかさ(NEO 11/12/08)