ChocoPro:Best of ChocoPro Season Nineteen 2023の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | バリヤン・アッキvs.趙雲子龍(ChocoPro #334 10/5/23) アジア・ドリーム・タッグ王座戦:ベスト・ブロズ(バリヤン・アッキ、駿河メイ)vs.新納刃、米山香織(Gatoh Move Back To New 10/16/23) アジア・ドリーム・タッグ王座戦:ベスト・ブロズ(バリヤン・アッキ、駿河メイ)(ch)vs.高梨正弘、クリス・ブルックス(RIVALS 11/20/23) |
@さくらえみvs.夏実もち(4Aces 8/6/23)
高島平リング興行。
フェアウェル・ロードを突き進むさくらえみが
愛弟子のもちとデビュー年以来の一騎打ち。
もちの普段のファイト・スタイルは知りませんが、
この試合ではさくらえみフォロワー・スタイル。
適切な一進一退でもちの健闘を印象付けつつ、
さくらが胸を貸すと同時に大きな存在であり続け、
フェアウェル・マッチらしい内容に仕上がっています。
中々良い試合。
Aバリヤン・アッキvs.趙雲子龍(ChocoPro #334 10/5/23)
立体感のあるかわしあいで掴みはばっちし。
趙雲は自分のスタイルを見出していてぶれない。
この趙雲に対しバリヤンは制裁モード。
スケール感あるバック・ブリーカーは気迫が伝わってきましたね。
耐え忍ぶ趙雲に対し、攻撃的な打撃で雰囲気を作り上げました。
王座戦でもないのに、強烈な一本筋を持った展開。
素晴らしい試合でした。
ぎりぎり好勝負。
Bアジア・ドリーム・タッグ王座戦:ベスト・ブロズ(バリヤン・アッキ、駿河メイ)vs.新納刃、米山香織(Gatoh Move Back To New 10/16/23)
メイが新納の顔を荒っぽく蹴ったと思ったら次の瞬間コミカルに噛みつき。
コミカルさと真剣なファイトが両立・併存しているChocoProならではのアクション。
新納とメイ、バリヤンと米山は大成功例がある上に、
他の組み合わせもまた当然見応えがあります。
目まぐるしい攻防の中に
タッグの連携、合体技をこれまでの型に囚われずに織り交ぜ。
ノン・ストップで繰り広げられるアクションにとことん魅了されました。
文句なしに好勝負。
Cアジア・ドリーム・タッグ王座戦:ベスト・ブロズ(バリヤン・アッキ、駿河メイ)(ch)vs.高梨正弘、クリス・ブルックス(RIVALS 11/20/23)
軽快に攻防を重ねメイの孤立。
場外戦でテーブルの上に落としたり、国旗で絞めたりと煽って場を温めます。
マット・プロレス時のホンワカした雰囲気は
今回極力取り除いてシリアスにまとめていますね。
タッグとしても先月の王座戦の圧倒的な物量押しとは違って
形を整えて見せ場を提供していく形。
しかし、これはこれで独創性が際立つ形となっていますね。
先月とは別のベクトルでタッグの豊潤さを追求した内容となっており天晴。
文句なしに好勝負。
(執筆日:11/?/23)