TOP女子プロレスIce Ribbon →ChocoPro:Best of ChocoPro Season Five 2021

ChocoPro:Best of ChocoPro Season Five 2021の分析


名勝負 なし
好勝負 アジア・ドリーム・タッグ王座戦:バリヤン・アッキ、駿河メイ(ch)vs.水森由奈、クリス・ブルックス(ChocoPro #85 1/29/21)

(レフェリー:志田光):朱崇花、さくらえみvs.バリヤン・アッキ、駿河めい(ChocoPro #89 2/13/21)

@駿河メイvs.新納刃(Choco Pro #80 1/11/21)
 腕をつかんで持ち上げたりと新納が淡々と体格差を見せつけます。

 一方のメイは大袈裟に反応。
 喜怒哀楽豊かに魅了しますね。

 背丈の差の処理がメイvs.クリスに比べると少し物足りないものの
 対比的な感情表現でキャラを引き立て合っており、
 そこに織り交ぜられた部位攻めも面白い。
 丁寧に攻防の起点としていましたね。

 最後の攻防もスリリングでした。

 とはいっても試合の完成度的には
 29分は長すぎで有機的につながり切っていない部分も否めない。

 中々良い試合。

Aアジア・ドリーム・タッグ王座戦:バリヤン・アッキ、駿河メイ(ch)vs.水森由奈、クリス・ブルックス(ChocoPro #85 1/29/21)
 特別版で今回は新木場リングにて。
 
 控えの介入のテンポはいつもより遅れるものの、
 場が広いのでいつもより躍動していますね。
 いつもの癖で対角ではなく水平にリングを使ってたきらいはありますが。

 サブミッションがいつもよりロープ・ブレイクし辛いのも違い。
 それを上手く攻防に落とし込んでいたのは感心しました。

 後半はリングがあるからこそのトペコンなどで盛り上げスリリングな攻防。
 クリスは強烈にキャラを立てつつ
 薄氷の勝利の演出に見事に繋げました。

 加点だけではないものの特別版にふさわしい充実の内容でした。

 ぎりぎり好勝負。

B(レフェリー:志田光):朱崇花、さくらえみvs.バリヤン・アッキ、駿河めい(ChocoPro #89 2/13/21)
 時にコミカルに時にスピーディに。
 ラフ・ファイトがあったかと思えば、
 合体サブミッションあり、はたまたハード・ヒットあり。
 プロレスの多面的側面を全てひっくるめて
 おもちゃ箱のように抱合しています。

 ChocoProならではの場(窓枠、壁)も使って
 上手く試合展開も生み出していますね。

 4人全員が得意な部分で試合に貢献。

 アッキ、めいの連携は鉄板で、
 今年もタッグ・オブ・ザ・イヤーの最有力候補ですね。

 朱崇花の丁寧なダメージ表現、カバーによるリズム付も上手かった。
 
 終盤はレフェリー気絶も混ぜて尽きないニア・フォール合戦。
 少々くどく、会場外を複数回使って変化をつけるとベターでしたが、
 非常に見応えのある激闘でした。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:2/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@駿河メイvs.新納刃(Choco Pro #80 1/11/21)
Aアジア・ドリーム・タッグ王座戦:バリヤン・アッキ、駿河メイ(ch)vs.水森由奈、クリス・ブルックス(ChocoPro #85 1/29/21)
B(レフェリー:志田光):朱崇花、さくらえみvs.バリヤン・アッキ、駿河めい(ChocoPro #89 2/13/21)