TOP女子プロレスIce Ribbon →ChocoPro:Best of ChocoPro Season Three 2020

ChocoPro:Best of ChocoPro Season Three 2020の分析


名勝負 なし
好勝負 さくらえみ、里歩vs.駿河メイ、水森由菜(ChocoPro #50 9/27/20)

フォールズ・カウント・エニウェア:駿河メイvs.水波綾(ChocoPro #53 10/4/20)

@さくらえみ、里歩vs.駿河メイ、水森由菜(ChocoPro #50 9/27/20)
 ヘビー級と軽量級。
 上手く切り替えてリフレッシュさせながら
 さくらとメイの新師弟対決等見所を十分量用意。

 31分とロング・マッチなので、
 前半はカメラを意識した賑やかしもありましたが、
 後半はChocoProの大ダメージ要素:壁への攻撃を
 ポイントに白熱の鬩ぎ合いを実現。
 それぞれの理解力の高さを見せつけました。

 連携力も高く、目まぐるしい攻防で締めくくりました。

 ぎりぎり好勝負。

Aフォールズ・カウント・エニウェア:駿河メイvs.水波綾(ChocoPro #53 10/4/20)
 ChocoPro自体がFCA的な部分もある中で
 どんなものに仕上がるかと思いきやとんでもないものを生み出してきましたね。

 まずはいつもの部屋で試合スタート。
 後で屋外に移ったりするのですが、
 ここではカメラを敢えて定点からほぼ動かさず、
 カメラの範囲外、トイレの中で鬩ぎ合ったり、
 すりガラス超しに屋外のかくれんぼ的攻防を演出したのは良かったですね。

 地面でなくても、直接でなくても
 肩がついていればフォールとして認められる新解釈が
 単なるネタに終わらせず試合の攻防に昇華しています。

 また大きく貢献しているはアッキの実況。
 コミカルなシーンも多い中で、
 それを大袈裟に盛り立てつつも
 あくまでシリアスに扱うアッキこそがこの世界を支えている神。
 
 事務所や屋外に場所を変えながら
 ギャグ漫画的攻防を繰り広げますが、
 全く揺るがない徹底的な世界観。

 最後マットに戻ってからの攻防が普通の試合の攻防で
 水波のスカッシュ的に終わっており、
 この部分だけがそれ自体としても全体の締めとしても残念でしたが、
 AEWのStadium Stampedeを肩を並べられるだけのどインディーらしい試合です。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@さくらえみ、里歩vs.駿河メイ、水森由菜(ChocoPro #50 9/27/20)
Aフォールズ・カウント・エニウェア:駿河メイvs.水波綾(ChocoPro #53 10/4/20)