Chickfight:Chickfight VI 9/1/06の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
Collection GoldrushとしてIV、V、VIの3大会が セットになっています。
1枚3時間です。
今回開会式は無かったのか収録されず。
@1回戦:ミスチーフvs.ヘイリー・ヘイトリッド
ヘイリーを怪物に仕立て上げようとするも
やはり限界があって悪い試合。
A1回戦:KAORUvs.ティアナ・リンガー
この頃のティアナは完全にディーバですから
KAORUのお披露目が目的でしょう。
どんなレスラーかなと見ていましたが
柔軟性の高いヒールを演じておりこれは良いレスラーですね。
準決勝以降が楽しみになってきました。
悪い試合。
B1回戦:フランキーvs.アリソン・デンジャー
フランキーはPinkを髣髴とさせるロック系の風貌。
っで、このフランキー。
実力はないのは予想していたけれど
驚くほど演技力が無くて笑いがこみ上げてくる。
これも消化試合でしたね。
ひどい試合。
C1回戦:チアリーダー・メリッサvs.デイジー・ヘイズ
この好カードは しっかりやるだろ、と思っていたけれども
まさか30分引き分け+延長5分引き分けにも及ぶ大熱戦になるとはね。
密度が薄くなる可能性もあったはずですが
この2人は見事に期待に応えてくれました。
執拗なヘッド・ロック戦法から始まり
意図の詰まった重厚なグラウンド、
直接的なダメージを与えようとするメリッサに
クイックを多用し幻惑するデイジーという戦法の対比。
感情的な死闘・・・etc。
再開後の5分の使い方に課題が残り
30分引き分けで終わった方が完成度は上だったのだけが残念。
この点を考慮し好勝負に少し届かないが素晴らしい試合でした。
D準決勝:KAORUvs.ミスチーフ
握手から噛み突きを見せると
椅子攻撃がロープに跳ね返って自爆まで
定番ヒール・スポットのオンパレードを見せたKAORU。
素晴らしいですね。
彼女は十分アメリカでも通用しますよ。
試合はほとんどKAORUの一人舞台なので
平均より少し上程度ですが
これは面白かった。
E準決勝:チアリーダー・メリッサvs.デイジー・ヘイズvs.アリソン・デンジャー
今度はデンジャーを加え3ウェイというお題目に挑みます。
会場中、そして外を使う乱闘とIVの特典と同じスタイル。
こう書くとまたかと思うかもしれませんが今回は失敗に非ず。
ライバルのメリッサとヘイズにヒールのデンジャーが加わった
関係性から3人共が積極的に攻めに出て
ぐだぐだなシーンは一切無し。
しかも前の試合のおかげで
デイジーとメリッサは死闘モードに入っているめ
その気持ちを全面に出したぶつかり合いが
ストレートに見ている方に届き思わず感情移入してしまうような
素敵なアンサンプルが奏でられました。
平均的な良試合です。
試合後マフィアがメリッサを襲撃。
スコッティが助け出します。
F決勝:KAORUvs.デイジー・ヘイズ
ここまでのデイジーの負担が重く
短めの9分と言う試合時間でしたが
椅子を取り出してきたKAORUへのスライディング・キックからトペで
一気にブーストするなどその時間内で決勝にふさわしい
内容に仕上げてきたのは流石というしかありません。
良い攻防も数多く見られましたね。
平均的な良試合。
@チアリーダー・メリッサ、スコッティ・アボートvs.ザ・マフィア
メリッサ以外の3人は男。
ファン要素も含めた定番の試合作りで
それなりに楽しめるファン・マッチになっていますね。
只女性”レスラー”は男女混合タッグで得する事はほとんど無い気がします。
悪くない試合。
A4ウェイ・エリミネーション・マッチ:アリソン・デンジャーvs.ミスチーフvs.ヘイリー・ヘイトリッドvs.ティアナ・リンガー
この面子でこんな形式出来る訳がない。
中心に据えるべきミスチーフを椅子攻撃食らった振りから最初に脱落させてるし・・・。
ハイライトはミスチーフとティアナが同時に見せたハンドスプリングが中々のシンクロ具合を見せていた事か。
悪い試合。
Bフランキーvs.ジョニー・ラロッカ
ラロッカはザ・イゴのマネージャー。
調子に乗ったラロッカがサミングを決めると
(これに対するフランキーのリアクションがひどい。)
他の女性レスラーがリングに上がりリンチし終了。
ひどい茶番です。
総評
これはShimmerと並んで要注目の団体ですね。
早速別の大会もチェックせねば。
3作品全て単品でも買う価値があるので
Gold Collectionとしては星5つ。
DVD Rating:★★★★☆
注目試合の詳細
C1回戦:チアリーダー・メリッサvs.デイジー・ヘイズ客を煽る。
メリッサはコーナーに押し込むもクリーンに離れる。
デイジーがグラウンド・ヘッド・ロック。
メリッサがグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
デイジーは後転してカバーへ。
カウント2で返されるとグラウンド・ヘッド・ロック。
起きた所を首投げでグラウンドに戻す。
メリッサが起き上がりロープに振ろうとする。
デイジーは離さない。
メリッサは続いて持ち上げる。
デイジーが首投げに返す。
メリッサは起き上がるとエルボーをいれロープに振る。
デイジーは伏せたメリッサにヘッド・ロック。
メリッサはリスト・ロックに返す。
デイジーはリスト・ロックに返すとヘッド・ロックに移行。
リスト・ロックに戻る。
メリッサはリスト・ロックを取り返すと腕をマットに叩きつける。
腕を絡めて締め上げる。
デイジーは噛みついて逃れると丸め込み。カウント2。
フロント・ヘッド・ロックへ。
メリッサはハンマー・ロックに返すと腕にニーを落とす。
デイジーはハンマー・ロックに返すと丸め込み。カウント2。
フロント・ヘッド・ロック。
メリッサは脚を取って倒すと脚をマットに叩きつける。
脚に狙いをつける。
メリッサが丸め込み。カウント1。
グラウンドに倒しカバー。
デイジーがブリッジで返す。
メリッサがフロント・ヘッド・ロック。
デイジーがハンマー・ロックに返す。
バタフライ・ロックから丸め込みへ。
メリッサはカウント2で返すとグラウンド・ヘッド・シザースに捕らえる。
デイジーが倒立からヘッド・ロックに返す。
メリッサが変形バタフライ・ロックに切り返す。
デイジーが脚を取りジャックナイフ固め。カウント2。
メリッサをロープに振るとクローズライン。
アーム・ドラッグにドロップ・キックを決める。
ロープに振ろうとする。
メリッサがロープを掴んで耐える。
デイジーはメリッサにフォア・アームズを浴びせてからロープに振るとヘッド・シザース。
メリッサは場外に出て体力回復を図る。
メリッサは中々リングに上がらない。
デイジーが痺れを切らして場外に下り追い掛け回す。
メリッサはリングに入ると追ってきたデイジーを捕まえクラブ・ストンプ。
カバーするもカウント2。
デイジーの頭部に足を押し付ける。
チン・ロック。
カバーするもカウント2。
場外に落とすと柵に振りぶつける。
もう1回狙う。
デイジーが柵を掴んで耐える。
フォア・アームズを浴びせていきロープに振ろうとする。
デイジーはニーを叩き込むとハリケーン・ラナ。
柵に振りぶつける。
ダイビング・クロス・ボディで追撃。
メリッサがアッパーカートにフォア・アームズ。
デイジーを柵の下に入れると柵を利用してのバタフライ・ロック。
戻れと言うレフェリーに対しメリッサはリングに体を入れて出る。
デイジーがメリッサを蹴りつける。
張り手。
メリッサがチョップを打っていく。
柵の外に出すとジャーマンを狙う。
デイジーが脚をかけて防ぐ。
メリッサはそれを利用して前に抱えると椅子にぶつけていく。
デイジーの顔の上に椅子を置きこすりつける。
椅子に振ろうとする。
デイジーが振り返し椅子をぶつける。
雛壇を登っていく。
デイジーが押し飛ばしメリッサをドアにぶつける。
雛壇を降り柵に振ろうとする。
メリッサが振り返し柵にぶつける。
柵の内に戻る。
メリッサがデイジーにフォア・アームズを浴びせリングに戻す。
デイジーが不意をついて丸め込み。カウント2。
メリッサがコップ・キラーを狙う。
デイジーは着地するとフォア・アームズ。
メリッサも打ち返しコーナーに振る。
デイジーはコーナー上の座ると向かってきたメリッサに蹴り。
ミサイル・キックを決める。
カバーするもカウントは2。
ハート・パンチへ。
メリッサは受け止めるとバック・ドロップ。
カバーするもカウント2。
クラブ・ストンプを狙う。
デイジーが丸め込みに切り返す。
メリッサはカウント2で返すとコップ・キラーを狙う。
デイジーが腰を落として耐える。
メリッサはデイジーにフォア・アームズを浴びせるとアイリッシュ・ウィップ。
ランニング・フォア・アームズへ。
デイジーは避けて自爆させるとコーナー上に載せ殴りつける。
殴り返されるも雪崩式ハリケーン・ラナを決める。
ビッグ・ブーツへ。
メリッサは避けると同時に肩車する。
デイジーが反転してハリケーン・ラナに返そうとする。
メリッサは耐えると持ち上げ直しコーナーへのパワー・ボムを決める。
フォア・アームズ相打ちで両者ダウン。
再びフォア・アームズ相打ちで両者ダウン。
両膝をついた状態でフォア・アームズを打ち合う。
デイジーがチョップを打っていく。
メリッサも打ち返していく。
デイジーがフォア・アームズ連打。
メリッサがフォア・アームズ連打。
デイジーが更なる激しさでフォア・アームズ連打。
メリッサがたまらず押し倒そうとする。
デイジーが反転させマウント・パンチ。
メリッサが体勢を入れ替えマウント・パンチ。
デイジーが上になり殴りつける。
メリッサが蹴り飛ばす。
デイジーがマインド・トラップを決める。
カバーにいく体力は残されていない。
30分時間切れとなる。
5分延長コールが起きる。
2人も合意し延長となる。
デイジーが不意をついてスクール・ボーイ。カウント2。
メリッサがインサイド・クレイドル。カウント2。
ボディ・シザースで飛びついての丸め込みを狙うも失敗。
メリッサがカバーするもカウント2。
デイジーをロープに振りクローズラインへ。
デイジーは避けるとクルーシーフィックスを狙う。
メリッサが耐えサモアン・ドロップに切り返す。
カバーするもカウント2。
ブレーン・バスターを狙う。
デイジーは後ろに着地するとリバースDDT。
カバーするもカウント2。
ボディ・シザースに捕らえる。
そこからローリング・クレイドルへ。
メリッサはカウント2で返すとテキサス・クローバー・ホールドに捕らえる。
デイジーがロープに這っていくも中央に戻す。
デイジーが丸め込みに返すと両脚を取る。
メリッサがロープを掴む。
ロープから引き離すとジャックナイフ固め。カウント2。
丸め込むもカウント2。
キャメル・クラッチに捕らえる。
メリッサは起き上がると背中に抱えたデイジーをコーナーにぶつける。
アイリッシュ・ウィップからランニング・フォア・アームズ。
カバーするもカウント2。
5分時間切れとなる。
デンジャーが現れ2人も敗退でしょ、と言う。
主催者が準決勝は3ウェイでやってもらうと言う。
試合結果
@1回戦:ミスチーフvs.ヘイリー・ヘイトリッドA1回戦:KAORUvs.ティアナ・リンガー
B1回戦:フランキーvs.アリソン・デンジャー
C1回戦:チアリーダー・メリッサvs.デイジー・ヘイズ(30分時間切れ→延長→5分時間切れ)
D準決勝:KAORUvs.ミスチーフ
E準決勝:チアリーダー・メリッサvs.デイジー・ヘイズvs.アリソン・デンジャー
F決勝:KAORUvs.デイジー・ヘイズ(優勝!)
@チアリーダー・メリッサ、スコッティ・アボートvs.ザ・マフィア
A4ウェイ・エリミネーション・マッチ:アリソン・デンジャーvs.ミスチーフvs.ヘイリー・ヘイトリッドvs.ティアナ・リンガー
Bフランキーvs.ジョニー・ラロッカ