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全日本女子プロレス:Toyota Manami Volume.3 Disc 1の分析


名勝負 なし
好勝負 WWWA王座戦:アジャ・コング(ch)vs.豊田真奈美(8/26/95)

約1時間45分です。
Highspots製。

@準決勝:豊田真奈美、ブリザードYuki vs.三田英津子、下田美馬(3/21/95)
 ラスカチョが支配し独特のアピールを見せます。
 地について安定しているもののマンネリしやすいのが難点。
 今回は豊田のスポットがそれをぶち破らないので余計その印象が強まります。
 Yukiも長谷川時より攻めていかなければならないのに消極的で良くない。
 平均レベル。

A決勝:豊田真奈美、ブリザードYuki vs.井上京子、井上貴子(3/21/95)
 まずはYukiを京子が物理的に、貴子が精神的に追い込みます。
 豊田はその流れを引き継ぎながらもいきなりカウンターを決め場外へのミサイル・キック。
 流れとしてはアリですがその結果終盤への過程はすっ飛ばされています。
 カウント2で着実に盛り上げ、鉄板の京子X豊田を中心に見せました。
 良い試合ながら同日2試合目?だからと単独としては物足りない内容。
 まあまあ良い試合です。

BWWWA王座戦:アジャ・コング(ch)vs.豊田真奈美(8/26/95)
 いきなり飛ばしながらも絶妙なカウンターで全体で見れば序盤の抑制が利いています。
 特別な絡みである事の証明になっていますね。
 この序盤で多彩な前提、要素が作り上げられました。
 中盤はアジャが支配。
 アジャはクレバー且つパワフルで
 完全に芯の通った世界観が作られました。
 ただその一方で豊田の反撃がことどとく防がれるので
 ワン・パターンに見えがちという欠点もありますね。
 またアジャ自体の引き出しも尽きてくる。
 もう少し大きく手綱を緩めても良かったし、
 そうしないのなら最後を超必殺技で媚なんて売らず丸め込みで終えればよかった。
 ぎりぎり好勝負。

C豊田真奈美、長谷川咲恵vs.井上京子、アジャ・コング(4/16/95)
 豊田、長谷川が同時ダイビング・ヘッド・バッドをトライしミス。
 何故いきなりこんなスポットに手を出すのか。
 京子、アジャが時間帯に合った状態に戻し、バランスよくドミネイトします。
 Greatest 4と銘打たれた試合ですが、後半になると危惧した通り長谷川が脱落。
 肩車をしようとして崩れたりする等豊田X京子、豊田Xアジャの鉄板の攻防が前面に出ざるを得ない戦いでしたね。
 思ったように伸びず平均的な良試合。

D北斗晶、ブル中野vs.豊田真奈美、吉田万里子(新日本プロレス 北朝鮮 4/28/95)
 北朝鮮興行における提供試合でいつもと比べ時間がありません。
 そのため絡む相手と何が出来るかよりも自分が今何がしたいのかに重きを置いて対応しています。
 ハイ・ペースな進行の中吉田が軽く出遅れましたが、
 北斗が気遣い、豊田が連携で抜擢する事で全員が一線で活躍していきました。
 ストレートに盛り上がれる内容で中々良い試合でした。

 (執筆日:3/12/11)  
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

BWWWA王座戦:アジャ・コング(ch)vs.豊田真奈美
 アジャは握手を拒否。
 豊田が蹴りをいれバックを取る。
 アジャがバックを取り返しバック・ドロップ。
 コーナー上に載せる。
 豊田が突き落としミサイル・キック。
 ロープに走る。
 アジャが蹴りをいれて担ぎコーナーに干す。
 ボディ・アタック。
 コーナーに振りクローズライン。
 ブレーン・バスターでカバー。カウント2。
 チン・ロック。
 蹴り上げてきた豊田にヘッド・バッド。
 蹴りを叩き込み倒す。
 スリーパー。
 蹴りを叩き込む。
 担ぎロープの上に落とす。 
 ブレーン・バスター。カウント2でブリッジ。
 ロープへのスリング・ショット。
 豊田を殴りあいで倒す。
 パイル・ドライバー。
 ボストン・クラブ。
 ブレーン・バスター。カウント2。
 ロープへのスリング・ショットから腰にひざを立てる。
 ハーフ・ボストン・クラブ。
 バタフライ・スープレックス。カウント2。
 変形ボストン・クラブ。
 パワー・ボム。
 パワー・ボム。
 ボディ・プレス。
 持ち上げロープの上に落として干す。
 ドロップ・キック。
 パイル・ドライバー。カウント2。
 レッグ・ロック・パイル・ドライバー。カウント2。
 ロープに振る。
 豊田が回転してのサンセット・フリップ。
 アジャが蹴りつけ逃れる。
 フェイス・バスター。
 セカンド・ロープからボディ・プレス。カウント2でブリッジ。
 ロープに振りクローズラインへ。
 豊田がかわしローリング・クレイドルを狙う。
 アジャがヒップ・トスで振り払う。
 コーナー上にのせる。
 豊田が突き飛ばしダイビング・クロス・ボディへ。
 アジャが受け止めスラム。カウント2。
 北斗に良く見てろ、と言う。
 ブレーン・バスターを狙う。
 豊田が後ろに着地しローリング・クレイドル。カウント2。
 ムーンサルトにいくもかわされ自爆。  
 アジャがバック・ドロップへ。
 豊田が後ろに着地しジャーマン。カウント2。
 ムーンサルトへ。
 アジャが両膝を立てて迎撃。
 ボディ・スラム。
 セカンド・ロープにのる。
 豊田が蹴り飛ばして落とす。
 場外のアジャにミサイル・キック。
 机の上にのせダイビング・ボディ・プレスへ。
 アジャが両膝を立てて迎撃。
 机の上でパイル・ドライバー。
 リングに戻すとバック・ドロップ。カウント2。
 バック・ドロップ。カウント2。
 バック・ドロップ。カウント2。
 セカンド・ロープからボディ・プレスへ。
 豊田が両足を上げて迎撃。
 だるま式ジャーマンを狙う。
 アジャが振りほどき裏拳へ。 
 豊田が受け止めジャパニーズ・オーシャン。カウント2。
 だるま式ジャーマンを狙う。
 コーナーに押し込んで防がれたので回転してのサンセット・フリップを狙う。
 アジャがパワー・ボム。カウント2。
 ロープに振る。
 豊田がトップ・ロープにのりクロス・ボディを狙うもアジャがかわす。
 豊田をコーナー上に載せ雪崩式水車落としを狙う。
 豊田が雪崩式サンセット・フリップ・パワー・ボムを狙う。
 アジャはロープを掴んで自爆させるとそこからヒップ・ドロップ。カウント2。
 コーナー上へ。
 豊田が捕まえボディ・シザース・ボム。
 カバー。アジャがロープに脚をかける。
 ロープに走る。
 アジャがカウンターで裏拳。カウントは2。
 アジャはふらつきながらも起き上がる。
 バック・ドロップへ。
 豊田が体重を浴びせる。カウント2。
 コーナー上へ。
 アジャが殴りつけ捕まえる。
 雪崩式パワー・スラム。カウント2。
 持ち上げエレクトリック・チェアー。カウント2。
 雪崩式水車落としを狙う。
 押し飛ばしてきた豊田に裏拳。
 豊田はジャンプして逃れると雪崩式ジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを狙う。
 防がれるも雪崩式エレクトリック・チェアーを決める。
 雪崩式ジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを決めカウント3!
 豊田が新チャンピオンに!

試合結果

@準決勝:豊田真奈美、ブリザードYuki vs.三田英津子、下田美馬(3/21/95)
A決勝:豊田真奈美、ブリザードYuki vs.井上京子、井上貴子(3/21/95)
BWWWA王座戦:アジャ・コング(ch)vs.豊田真奈美(新チャンピオン!)(8/26/95)
C豊田真奈美、長谷川咲恵vs.井上京子、アジャ・コング(4/16/95)
D北斗晶、ブル中野vs.豊田真奈美、吉田万里子(新日本プロレス 北朝鮮 4/28/95)