全日本女子プロレス:Classics #63 & #64の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | タッグ王座戦、3本勝負:ジャンピング・ボム・エンジェルス(ch)vs.クラッシュ・ギャルズ(3/20/86) |
1枚、約1時間50分です。
SlamBamJam製。
#63
@デビル雅美、永友香奈子、小松美加vs.チェラ・サラサ、スレイマ、ブル中野(3/20/86)
サラサ、スレイマは年をとり過ぎで、永友、小松はまるで印象に残らない。
デビル対ブルの対決もそんなにアピールしていなかったとはいえ他に足を引っ張られた格好です。
悪い試合。
クラッシュ・ギャルズが歌を披露。
Aタッグ王座戦、3本勝負:ジャンピング・ボム・エンジェルス(ch)vs.クラッシュ・ギャルズ(3/20/86)
全女80年代におけるタッグ・シーンの一番の試合でしょう。
JBAは技を食らいながらもタッチする等ペース・コントロールが素晴らしく、攻めにも一貫性がある。
クラッシュ・ギャルズはシングルとしても大成した事で一回りも二回りもスケールが大きくなっています。
完成度の高いライバル・タッグがそれぞれ張り合って、
見せ場を作りながら1本取り合い、最後は控えが入って派手に打ち上げる、という正統派の地をいく素晴らしい内容です。
文句なしに好勝負。
Bリーグ戦:大森ゆかりvs.ダンプ松本(3/20/86)
両軍平気で乱入して滅茶苦茶。
長与と松本の髪きり戦への完全なプロモでしたね。
再開後は松本が凶器を使ってダラダラ。
大森もまったく印象に残る攻撃ができません。
余りにひどい進行具合で最後はリングアウトというアンチ・クライマックス。
ハサミが腕に突き立てられたのは衝撃的だったとは思うけど・・・。
ひどい試合。
Cリーグ戦:デビル雅美、浅生恭子vs.大森ゆかり、宇野久子(8/21/86)
浅生、宇野はもう少し技でインパクトが欲しいですね。
その点、大森、デビルが入ると試合が引き締まってきますが、
タッグとしての進行優先で特にデビルと大森の対決をフューチャーするという事は無かったですね。
そこそこの内容でしたが、終盤入り乱れた所で動きがことごとく崩れ、
アドリブで引き伸ばした結果?、只のドロップ・キックでフィニッシュしたのは情けない。
少し悪い試合。
総評
これまた1マッチ・オンリーな内容ですが、一斉を風靡したスター・タッグの大一番は見ておいて損は無い。
(執筆日:8/13/10)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
Aタッグ王座戦、3本勝負:ジャンピング・ボム・エンジェルス(ch)vs.クラッシュ・ギャルズ(3/20/86)ギャルズが蹴りを入れコーナーから振ってぶつけようとする。
エンジェルスが振り返してぶつける。
ドロップ・キックで落とす。
トペ・スイシーダで追撃。
飛鳥と立野がリングに入る。
飛鳥がドロップ・トー・ホールドからヘッド・ロック。
スナップ・メアからヘッド・ロック。
腕を取ってタッチ。
長与がコーナー上から飛んで殴りつける。
立野が食らいながらもタッチ。
山崎が入る。
長与が脚を掴んでハーフ・ボストン・クラブを狙うもロープに逃げられる。
ナックル・ロック。
長与がタックルを狙う。
外されるもアーム・ロック。
バタフライ・ロックで起こす。
山崎がリバース・スープレックス。
ボディ・スラム。
立野がダイビング・ニー・ドロップ。
ロープに振りハイ・ニー。
ロープに走りハイ・ニーへ。
長与がかわし脚を掴んで倒す。
ハーフ・ボストン・クラブを狙うも山崎がロープ越しに髪をつかむ。
長与は中央に引っ張るとアキレス腱固め。
反転した立野にハーフ・ボストン・クラブ。
立野がロープを掴む。
交代した飛鳥がロープに振りチョップ。
立野が食らいながらもタッチ。
山崎が突く。
突きあう。
飛鳥がアトミック・ドロップ。
山崎が脚を掴んで倒し4の字を狙う。
飛鳥が回転して逃れハンマー・ロック。
山崎が後ろに倒れて叩きつける。
飛鳥がボディ・シザース。
山崎が後ろに押し込む。
飛鳥がアーム・ロック。
アーム・バー。
山崎がロック。
飛鳥は回転してレッグ・ロック。
インディアン・デス・ロック。
飛鳥が脚を掴んで自陣に持って行きタッチ。
長与が脚を引っ張って倒し脚にニー・ドロップ。
アキレス腱固め。
ハーフ・ボストン・クラブ。
山崎がロープに逃げる。
山崎がボディ・シザース。
押し込む。カウント1。
ロープに振りフライング・クロス・チョップ。
クロス・ボディ。カウント2。
長与が脚をかけて倒す。
自陣に連れて行きタッチ。
飛鳥が脚にニー。
山崎は痛がりながらもタッチ。
飛鳥が立野をロープに振りショルダー・スルーを狙う。
立野がサンセット・フリップ。カウント2。
ロープに振りネック・ブリーカー・ドロップ。
ネック・ブリーカー・ドロップ。
飛鳥は食らいながらも長与にタッチ。
長与がスクール・ボーイへ。
立野がアーム・バーに引きずり込む。
アーム・ロック。
腕を取りタッチ。
山崎がロープ越しに飛び腕にニー。
ハンマー・ロック。
脚をかけて倒しハンマー・ロック。
腕にニー・ドロップ。
キャメル・クラッチ。
交代した立野がボディ・スラム。
カバー。カウント2。
長与がタッチ。
飛鳥が蹴りで牽制。
立野が腕を取る。
飛鳥が取り返し蹴り倒す。
エルボー・ドロップ。
もう1発。
カバー。カウント2。
ブレーン・バスター。
カバー。カウント2。
自陣コーナーに振りタッチ。
長与がスープレックス。
カバー。カウント1。
立野がタッチ。
長与が払い蹴りで牽制。
ドロップ・トー・ホールドで山崎を倒す。
レッグ・ロック。
山崎がヘッド・ロック。
持ち上げフォール・アウェイ・スラム。
長与が山崎を起こすと、立野がセカンド・ロープからダイビング・クローズライン。
山崎が長与をロープに振る。
長与がスピン・キック。
飛鳥にタッチ。
ロープに振り持ち上げると飛鳥がロープに走りフライング・クローズライン。
ジャイアント・スイング。
山崎を起こすと千種がダイビング・クロス・ボディ。
飛鳥が歩いてツームストンを決め1,2,3!
ギャルズが先取!
飛鳥対山崎で開始。
蹴りで牽制しあう。
山崎が組み付きニーを突き上げる。
巴投げ。
タッチした立野が張り手。
飛鳥が打ち返し打ち合い。
立野がロープに振りドロップ・キック。
ドロップ・キック。
跳ね起きた飛鳥にドロップ・キック。
飛鳥は耐えるとドロップ・キック。
ロープに振る。
クロス・ボディをかわすとハイ・キックへ。
立野はかわすと丸め込む。カウント1。
飛鳥がタッチ。
立野、山崎が入ってきた長与がドロップ・キック。
立野が長与を押さえると山崎がダイビング・クロス・ボディ。
山崎が長与を押さえると立野がミサイル・キック。
立野がバタフライ・スープレックス。
ブリッジするもカウント2。
コーナーに振るとそこにいた山崎がダイビング・クロス・ボディにいくもかわされる。
立野が長与にジャーマンを決め1,2,3!
エンジェルスが追いつく!
長与対立野で試合開始。
立野がエルボーを打ち下ろす。
エルボー・ドロップ。
カバー。
長与がロープに脚をかける。
起こしてタッチ。
山崎がミサイル・キック。
長与がタッチ。
山崎が入ってきた飛鳥がツームストン。
カバー。カウント2でブリッジ。
山崎が殴りつけバック・ドロップ。
カバーするも飛鳥がロープに脚をかける。
飛鳥をロープに振り腹にヘッド・バッド。
交代した立野がコーナーに振り突進。
かわされるもコーナーを使って蹴り飛ばされる。
飛鳥は跳ね起きると蹴り。
立野をロープに振るとフライング・クロス・チョップ。
タッチするとロープに振る。
長与が正拳突き。
ツームストン。
カバー。カウント2でブリッジ。
立野を起こすとジャーマン。山崎がカット。
長与が立野にバック・スライド。カウント2。
ボディ・スラム。
交代した飛鳥がダイビング・セントーンへ。
立野はかわすとタッチ。
山崎が飛鳥をロープに振り殴りつけようとする。
飛鳥がバック・ドロップに切り返す。
カバー。カウント2。
ジャーマン。カウント2。
ジャイアント・スイング。
カバー。山崎がロープに脚をかける。
飛鳥が山崎を持ち上げスラム。カウント2。
タッチすると長与が持ち上げコーナー上にのせる。
山崎が突き飛ばす。
セカンド・ロープ上から飛ぶ。
かわされるも着地しバックを取る。
耐える長与にバック・ドロップ。
フェイマサー。
交代した立野がパイル・ドライバー。
カバー。カウント2。
山崎がジャックナイフ固め。カウント2。
長与が両脚を掴んで倒しシャープ・シューター。
離す。
山崎が長与に卍固め。
交代した立野がロープに振りタックルへ。
長与がサンセット・フリップ。
立野がカウント2で返しフロント・ヘッド・ロック。
長与が腕を絡めて後ろに逃れタイガー・スープレックス。
1,2,3!
ギャルズの勝利!
試合結果
@デビル雅美、永友香奈子、小松美加vs.チェラ・サラサ、スレイマ、ブル中野(3/20/86)Aタッグ王座戦、3本勝負:ジャンピング・ボム・エンジェルス(ch)vs.クラッシュ・ギャルズ(新チャンピオン!)(3/20/86)
Bリーグ戦:大森ゆかりvs.ダンプ松本(リングアウト)(3/20/86)
Cリーグ戦:デビル雅美、浅生恭子vs.大森ゆかり、宇野久子(8/21/86)