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全日本女子プロレス:Classics #29 & #30の分析


名勝負 なし
好勝負 ジャガー横田、デビル雅美vs.クラッシュ・ギャルズ(6/28/84)

1枚、約1時間50分です。
SlamBamJam製。

#29
@オール・パシフィック王座戦:西脇充子(ch)vs.ブル中野(6/18/89)
 西脇が気迫を見せやられる前にやっている、という立ち位置で仕掛けていく、面白いスタート。
 ブルもラフで盛り返し、しっかりとした一進一退の展開付けがありますがね。
 ただフィニッシュ含め終盤はブルの魅力から外れて勝負している。
 もう少しドラマチックに出来たはずですけどね。
 悪くない試合。

Aタッグ王座戦、3本勝負:岩本久美子、木村伸子vs.北斗晶、みなみ鈴香(6/18/89)
 岩本、木村のヒールっぷりは効果を発揮していません。
 それだけでなく当然北斗、鈴香の動きも制限することになります。
 ブレイク・スルーするようなムーブもなく3本目はダラダラ。
 悪い試合。


#30
Bジャガー横田、デビル雅美vs.クラッシュ・ギャルズ(6/28/84)
 トップ・シングル・レスラー対トップ・タッグ・レスラーという豪華カード。
 横田のレスラーとしての高い能力には目を見張りますね。
 打撃の打ち合いからサブミッションまで上手く使いこなして試合を先導します。
 まだ一歩足りない所のあるデビルに対し、どう動くべきかの指示を与えています。
 デビルは試合運びこそ横田に劣るものの
 意図的にスケール・アップした技は非常に魅力的です。
 クラッシュ・ギャルズはベスト・ワークではないけれど霞まされない程度にはしっかり主張していました。
 30分という長丁場でしたが終盤は同時技により絵も作り上げてダラケタ部分は無かったですね。
 一年後のシングル対決に比べると完成度は劣るが、当時としては十分良くやったと言える。
 ぎりぎり好勝負。

Cタッグ王座戦、3本勝負:ジャンボ堀、大森ゆかり(ch)vs.ダンプ松本、クレーン・ユウ(6/28/84)
 松永がレフェリーとなり、反則はしっかり取ると言明。
 それによりレフェリーの目を逸らす、という珍しい行動が見られますが
 そういう方法で煽るには全女スタイルは滅茶苦茶すぎます。
 適当に攻防をやって1本終了した所で、2本目以降はまさかの次回放送というオチ。
 2本目以降で多少修正出来たとしても悪い試合でしょう。

総評
 クラッシュ・ギャルズの重要な試合の1つです。
 (執筆日:8/7/10)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Bジャガー横田、デビル雅美vs.クラッシュ・ギャルズ
  握手を交わす。
  長与対横田。
  横田がいきなり側転からクロス・ボディ。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  長与が振り返しスピン・キックへ。
  かわされるも腹にパンチ。
  ロープに振りスピン・キックへ。
  横田がロープを掴んで止まり蹴りを放つもかわされる。
  組むと横田がロープに押し込み離れる。
  ナックル・ロック。
  長与が捻る。
  横田が脚で切り腕を取って投げる。
  交代したデビルが腕を取って投げる。
  腕を取りスナップ・メア。
  ロープに振りクロス・チョップ。
  起こそうとする。
  長与がインサイド・クレイドル。カウント2。
  交代した飛鳥が起こそうとする。
  デビルが脚を払う。 
  飛鳥が脚を払うも蹴り飛ばされる。
  デビルが転がしフロント・ヘッド・ロック。
  ボディ・シザース。
  飛鳥が頭をすり抜け両肩を押し込む。
  首を引っ張り起こす。
  スクール・ボーイ。
  横田がデビルにタッチ。
  手を組む。
  横田が蹴り。
  ロープの上にのり一回転してからアーム・ドラッグ。
  ハリケーン・ラナ。カウント1。
  殴りつける。
  飛鳥が張り手を打ち返し打ち合いに。
  横田は自陣コーナーに押し込み殴りつける。
  交代したデビルが蹴りつける。
  殴りつける。
  飛鳥が張り手を打ち返す。
  デビルが殴り返して倒す。
  ストンピング。
  起こして殴りつける。
  飛鳥がヘッド・バッドを打ち込んで行く。
  デビルがヘッド・バッドで倒す。
  交代した横田がヘッド・バッド。
  髪をつかんで捻りエルボー。
  髪をつかんでニー。
  飛鳥がドロップ・トー・ホールド。
  エルボー・ドロップ。
  エルボーを叩き込む。
  横田はものともせず起き上がると両足をつかむ。
  飛鳥がロープに逃げる。
  横田が脚を取ったまま中央に引っ張りレッグ・ロック。
  飛鳥がロープを掴む。  
  横田が変形バタフライ・ロック。
  起こして脚をかける。
  倒してヘッド・ロック。
  グラウンド・ヘッド・シザースに返そうとするのを防ぎタッチ。
  デビルはコーナーに上ると飛鳥の髪をつかみながらマットに叩きつける。
  カバー。カウント2。
  顔からマットに叩きつける。
  コーナーに振り突進。
  飛鳥は飛び越えるとバック・スライド。カウント2。
  ロープに振りチョップへ。
  デビルが避け蹴り。
  飛鳥がバックを取りバック・ドロップ。
  デビルはやられながらもタッチ。
  飛鳥は入ってきた横田を自陣に叩きつけタッチ。
  長与がロープに振り正拳突き。
  ストンピング。
  ロープに押し付けチン・ロック。
  横田が脚を取って倒しレッグ・ロック。
  飛鳥がロープ越しに髪をつかむもレフェリーが注意。
  横田が脚にストンピング。
  長与がロープを掴む。
  交代したデビルが脚に蹴り。
  長与が顔に張り手を連発。
  脚を取って倒しシャープ・シューターを狙う。
  デビルは脚を掴んで防ぐ。
  長与をエプロンで起こし張り手。
  長与も打ち返し打ち合いに。
  飛鳥が長与をロープ越しに羽交い絞め。
  横田がやってきて飛鳥の髪を引っ張る。
  デビルに張り手を連発する長与の髪を引っ張る。
  デビルと飛鳥が張り手を打ち合う。
  デビルが飛鳥を鉄柱にぶつける。
  長与も鉄柱にぶつけられる。
  横田がリングに入る。
  長与がリングに入る。
  ソバットにいくもかわされる。
  ソバットにいくもかわされる。
  横田がフルネルソン。
  スナップ・メアからヘッド・ロック。
  ストラングル・ホールド。
  飛鳥が入り蹴りつけるも横田は耐えて離さない。
  レフェリーが飛鳥を戻させる。
  横田が後ろにそらす。
  飛鳥が押して崩す。
  横田が長与をアルゼンチン・バック・ブリーカーに捕らえる。
  サモアン・ドロップを決めカバー。カウント2。
  交代したデビルがストンピング。
  エルボーを打ち下ろす。
  ニー。
  スナップ・メアからレッグ・ドロップ。
  グラウンド・ヘッド・シザース。
  長与が体勢を変えすり抜けると背中をはたく。
  ヘッド・バッドを叩き込んで行く。
  デビルが起き上がりヘッド・バッドで倒す。
  長与はやられながらもタッチ。
  飛鳥が入る。
  手を掴む。
  デビルが首裏を掴んで押し倒し手を踏みつける。
  両足で手を踏みつけジャンプ。
  タッチした横田がセカンド・ロープから殴りつける。
  ロープに振ると飛びかかりヒップ・ドロップ。
  ロープに振りもう1発狙う。
  飛鳥は後ろにそらすとクローズラインを避け延髄切りへ。
  かわされるも足を掴んで倒しシャープ・シューターを狙う。
  横田が崩してロープに逃げる。
  飛鳥が横田を連れタッチ。
  長与がコーナー上から飛びエルボーを打ち下ろす。
  ロープに振りバック・エルボー。
  横田が足を掴んで倒しボストン・クラブを決める。
  長与が腕立てで崩す。
  交代したデビルがカナディアン・バック・ブリーカー。
  横田がコーナー上からエルボーを打ち下ろす。
  デビルはエプロンに下ろすと殴りつける。
  場外から飛鳥が長与を引っ張り下ろそうとするも横田に防がれる。
  デビルがリング内へのブレーン・バスター。
  カバー。カウント2。
  15分経過。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  タッチすると髪をつかんで動けなくする。
  横田がミサイル・キックへ。
  長与が避けデビルに誤爆させる。
  長与は横田をバック・ドロップで持ち上げ飛鳥がダイビング・クローズラインで合体。
  飛鳥が横田にジャイアント・スイング。
  カバーするもカウントは2。
  ボディ・スラム。
  長与がダイビング・バック・エルボー。
  カバー。カウントは2。
  ブレーン・バスター・ブリッジ。カウント2。
  横田が足を取って倒し4の字を狙う。
  長与がもがいてロープに逃げる。
  横田は長与を蹴りだし場外へ。
  飛鳥が横田に掴みかかりテーブルに叩きつける。
  もう1回。
  観客席に叩きつける。
  デビルが長与を攻撃。
  飛鳥が助けに入るもデビルに攻撃を食らう。
  デビルがリングに戻る。
  カウント17で長与がリングに戻る。
  デビルがボディ・スラムへ。
  長与が後ろに着地し丸め込む。カウント2。
  交代した飛鳥がロープに振り髪をつかんでマットに叩きつける。
  サモアン・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  卍固め。
  デビルが振りほどく。
  飛鳥は入ってきた横田に蹴り。
  ロープに振り正拳突き。
  エルボー・ドロップ。
  起こそうとする。
  横田が脚を取って倒し4の字。
  長与が入りレッグ・ドロップを打つも耐えられる。
  デビルが入り長与に4の字。
  デビルが解く。
  飛鳥が反転させロープを掴む。
  20分経過。
  残り10分。
  横田が飛鳥の脚に蹴り。
  脚にニー・ドロップを決めレッグ・ロック。
  タッチしたデビルが飛鳥の脚に蹴り。
  もう1発。
  転がる飛鳥を押さえつけタッチさせない。
  手を押さえつけもう片方の手にアーム・ロック。
  飛鳥がロープに脚をかける。
  デビルが飛鳥を起こしニー・クラッシャー。
  脚を引っ張り、脚にヘッド・バッド・ドロップ。
  脚をマットに叩きつける。
  横田が交代し脚を蹴りつける。
  飛鳥が転がりタッチ。
  横田は敢えて許した様子。
  しがみついてきた長与にエルボーを打ち下ろす。
  ロープに振る。
  長与が蹴りを放つ。
  受け止められるも延髄切り。
  ロープに振りスピン・キックへ。
  横田が避け殴りつける。
  ロープに振る。
  長与がスピン・キック。
  ロープに振りハイ・キック。
  横田がやられながらもタッチ。
  長与がデビルにハイ・キックを連発しダウンさせる。
  デビルが長与をロープに振ろうとする。
  しかし振り返され場外転落。
  デビルが場外で長与を殴りつける。
  テーブルに叩きつける。
  横田も場外で飛鳥を殴り倒している。
  横田がリングにいる。
  デビルがカウント16で長与をリングに入れる。
  横田が長与をロープに振りヒップ・アタック。
  フィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2。
  ジャーマン。カウント2。
  カバー。カウント2。
  交代したデビルが持ち上げる。
  横田がミサイル・キックで合体させる。
  デビルがカバーするもカウント2。
  デビルが長与を起こそうとする。
  長与はぐったりしながらもタッチ。
  飛鳥が入りでビルを蹴りつける。
  デビルが飛鳥をロープに振る。
  飛鳥がバック・ドロップ。
  コーナー上にのせる。
  セカンド・ロープから雪崩式バック・ドロップ。
  カバーするもカウント2でデビルがブリッジ。
  シャープ・シューターを決める。
  長与が入り、カットしようとした横田にシャープ・シューター。
  飛鳥が横田をバック・ドロップで持ち上げコーナー上の長与と合体させようとする。
  横田は長与を蹴り落とすと同時に、飛鳥にクロス・ボディ。
  ドロップ・キック。
  デビルが飛鳥をコーナー上にのせスーパープレックス。
  同時に反対コーナーで横田が長与に雪崩式バタフライ・スープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  残り2分。
  横田が長与にバタフライ・スープレックス・ブリッジ。カウント2。
  長与がジャーマン。カウント2。
  タッチし押さえつける。
  飛鳥がミサイル・キック。
  タッチしたデビルにバタフライ・スープレックスを狙う。
  こらえられるも投げる。
  カバー。カウント2。
  デビルが飛鳥にライガー・ボム。カウント2。
  交代した横田が変形スラム。カウント2。
  交代したデビルが飛鳥をロープに押しバック・ブリーカー。
  ダブル・アーム・バック・ブリーカー。
  カバーするもカウントは2。
  ゴングが鳴る!
  30分時間切れ!

試合結果

@オール・パシフィック王座戦:西脇充子(ch)vs.ブル中野(新チャンピオン!)(6/18/89)
Aタッグ王座戦、3本勝負:岩本久美子、木村伸子vs.北斗晶、みなみ鈴香(新チャンピオン!)(2−1)(6/18/89)
Bジャガー横田、デビル雅美vs.クラッシュ・ギャルズ(30分時間切れ)(6/28/84)
Cタッグ王座戦、3本勝負:ジャンボ堀、大森ゆかり(ch)vs.ダンプ松本、クレーン・ユウ(6/28/84)