TOP女子プロレス全日本女子プロレス:1993年〜1995年 →全日本女子プロレス:Best of AJW 1994

全日本女子プロレス:Best of AJW 1994の分析


名勝負 なし
好勝負 北斗晶、神取忍vs.ブル中野、アジャ・コング(3/27/94)

V☆TOP準決勝:アジャ・コングvs.ダイナマイト関西(11/20/94)

@北斗晶、神取忍vs.ブル中野、アジャ・コング(3/27/94)
 序盤はタッグ内含め4人の間に不協和音が響き渡る様を。
 この4人なだけに人一倍激しいやり取りとなっています。
 ある程度時間が経過したところで
 北斗がアジャに実況席上でのパイル・ドライバー
 神取がブルを入口付近まで連れ飛ばします。
 ここから本格的に試合、勝敗が焦点になっていきます。
 それぞれの個性を活かした攻防を繰り広げ、
 タッグ・スポット、戦略性といった色合いを加えました。
 日頃活動しているタッグと比べると密度は小さく、
 36分が長ったらしく感じられる部分もあるが、このカードらしい内容でした。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:1/?/15)

Aタッグ王座戦、3本勝負:豊田真奈美、山田敏代(ch)vs.伊藤薫、長谷川咲恵(6/10/94)
 キャリア差のあるマッチ・アップですが、
 その差を埋めるべくタッグ・ワークを存分に活用していますね。
 連携技や控えのアシスト、誤爆etc...。

 また個での攻めも同技の連発で絵が作れているし、
 豊田、山田が上手く挑戦者に花を持たせて守勢に回っていて
 バランスの取れた攻防比率で盛り上げれていますね。

 長谷川と豊田との良質な切り返しあいは
 クライマックスとしてしっかり仕事をしていました。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:5/?/20)

BV☆TOP準決勝:アジャ・コングvs.ダイナマイト関西(11/20/94)
 アジャが速攻裏拳。
 一方でラリアット相打ち、という見せ場もあり
 出だしはリアルなのかプロレスの形を作るのかどっちつかず。
 
 それでも試合を安定化させ
 適切に試合進行に合わせた変化をつけながら一進一退を繰り広げていくと
 後半に大きく跳ねましたね。

 アジャがバック・ドロップ3連打を打てば
 関西も頭部への蹴りで再び失神か!?という
 以前の試合を活用して盛り上げます。
  
 アジャのダメージ感調整が素晴らしく、
 お互い相手をKOさせてやるという打撃戦が
 最後までエスカレートしていくクライマックスは最高でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:5/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@北斗晶、神取忍vs.ブル中野、アジャ・コング(3/27/94)
Aタッグ王座戦、3本勝負:豊田真奈美、山田敏代(ch)vs.伊藤薫、長谷川咲恵(2-1)(6/10/94)
BV☆TOP準決勝:アジャ・コングvs.ダイナマイト関西(11/20/94)