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全日本女子プロレス:Best of AJW 1986の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@リーグ戦:大森ゆかりvs.ダンプ松本(3/20/86)
 ダンプが罵声を浴びせながら
 マイクで殴りつけて大森を流血させ、鎖で首を絞めます。

 ダンプの悪辣ぶりが爆発していますが、
 大森は何も出来ないままでクラッシュ・ギャルズが駆け付け。
 ダンプが長与の髪を切ろうとしてDQ。
 ダンプvs.長与の敗者髪切りマッチ決定に繋がります。

 それで終わっても良かった気がするのですが、何故か試合再開。
 ようやく大森も反撃して多少の攻防はありますが、
 そこは正直特筆すべき所はないですね。

 ただ髪切りに繋がるハサミを巡る攻防は
 単純明快に感情を揺さぶるし、
 ダンプが大森の腕にハサミを突き立てたシーンは
 デス・マッチ・レベルのクレイジーさでした。

 若い女性が熱狂するイベントでこんなシーンが生まれるとは。
 当時の熱狂を象徴する名場面でしたね。

 ただ試合としてはそんなに評価できないですね。

 せいぜい、まあまあ良い試合程度。
 (執筆日:8/?/25)

A敗者髪切りマッチ:長与千種vs.ダンプ松本(11/7/86)
 開始前にレフェリーが暴行され流血したのは謎演出。

 試合開始してもダンプがいきなりボディ・アタックでカバー。
 負けたら髪を失うのでそれだけで屈辱を与えられますから
 こういう意表のつき方は「あり」なのですが、
 それでも前回の攻防から比べると
 フォール狙いが早い段階で出て来たことでスケールが小さくなった印象は否めない。
 雰囲気が最大の武器なのにね。

 長与がいつも通り流血するので、
 それで試合としての一定のクオリティは担保されますし、
 前回の試合をフラッシュバックさせて終盤はハラハラしたものの
 もう少し上手くできなかったかな、という内容。

 まあまあ良い試合。
 (執筆日:8/?/25)