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アメプロ大賞2024投票A:古城ベニーさん


遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
アメプロ大賞に投票します。

・MVP

1位:コーディ・ローデス
2位:ウィル・オスプレイ
3位:スワーブ・ストリックランド

コーディは名実ともにWWEの顔になりましたね。
トリプルHがCCOを担う今のWWEにおいて最重要人物であることは疑いようもありません。
レッスルマニアで王座を獲得し、防衛ロードも名だたる強豪相手に堂々と渡り合って見せました。
まさにプロレス界の中心にいる男。

2位のオスプレイ。
去年も試合の高水準ぶりを評価しましたが今年はさらにその上を行く事態に。
つまらない試合を探す方が難しいという、とうとう行くところまで行ってしまった印象です。
それ故にスワーブ戦、オカダ戦の敗戦が一層目立つ結果となり2位という位置に。
1位でもおかしくないんですけどね。

そのオスプレイと双璧を並べる活躍を見せたのがスワーブ。
不遇だったWWE時代の事も語られたりしますが、あるべきポジションを確立できましたね。
すっかりAEWに欠かせない存在です。


・年間最高試合

1位:ダービー・アリン&スティングvsヤング・バックス(AEW Revolution 2024 2024/3/3)
2位:CMパンクvsドリュー・マッキンタイア(WWE Bad Blood 2024/10/5)
3位:ジョーディン・グレイスvsマーシャ・スラモヴィッチ(TNA Bound For Glory 2024/10/26)

プロレス界においてこれほど成功した引退試合がかつてあったでしょうか。
WCWの象徴でありアメリカン・プロレスを全身に浴び続けてきたスティングがアリンに、息子たちにバトンを託す。
ひたぶるにレスリングに向き合うスティングがとにかくかっこいい試合でしたね。

頑張りま賞の常連だったパンクがここに入ってくるのはいささか驚きですが、
HIACという過去の遺物を蘇らせただけでなく抗争というものの解釈、掘り起しがなされていて
マッキンともどもプロフェッショナルな仕事だなと感服せずにはいられませんでしたね。

北米の女性部門ではジョーディンvsマーシャかモネvsスタットランダーか、という実質二択な部分がありましたが
遂に、という形容が相応しいマーシャの戴冠劇に敬意を表してこちらを。
ハイスパートなレスリングという点では二人とも現代プロレスの申し子ですね。


・最優秀タッグ

1位:アクシオム&ネイサン・フレイザー
2位:シナー・アンド・セイント
3位:MxMコレクション

本命不在のタッグ部門において驚異的な相性を見せ続けたのがアクシオム&フレイザー。
離反の予兆を見せつつもNXT UKの残り香を感じさせるものたちのタッグは正にハイスピード・バトル。
一瞬たりとも目が離せない攻防が魅力です。

タッグ部門における若手筆頭。
TNAと契約しインディーでは売れっ子になりましたね。
このキャリアで売れ線ではないことをやっているのが好印象。

前年からの伸び率、という点では彼らを3位に推挙します。
WWE時代はキャラクターが先行し試合というイメージがほぼありませんでしたが、
凸凹タッグとしてツボを押さえた試合運びができるようになりましたね。
2025年はAEW/ROHのタッグベルトを巻いていてもおかしくはない。


・敢闘賞

1位:マイク・ベイリー
2位:レオン・スレーター
3位:エチセロ

ベイリーを敢闘賞に入れるのも何か違うような気がしないでもないのですが、
それでも活躍ぶりは何かしらに入れる必要があるということでここに。
どの団体でも誰とでも名勝負を繰り広げていましたね。

その若さで将来を嘱望されているスレーターですが、
今年は試合の幅が広がったように感じます。
ハイフライだけではなく、試合の中で次の展開のための種蒔きが上手くなったように見えましたね。

今年も敢闘賞は激戦で、他にも1年間AEWを支え続けてきたカスタニョーリ、アリン、フレッチャーや
充実の引退ロードを見せてくれたマカベ、シングルプレイヤーとして
一本立ちした感のあるブレイカーなど候補は沢山いましたがあえて彼を。
その卓越したテクニックは業界随一で、エチセロの試合を見ているとプロレスを見始めたころの初心に帰れますね。


・最優秀女性選手

1位:ジョーディン・グレイス
2位:マーシャ・スラモヴィッチ
3位:メルセデス・モネ

NXTNAを語るうえで外せないのがジョーディン。
NXTでノックアウトの防衛戦を行うというプロレス史における重要な転換点を担いました。
今のジョーディンは完全にゾーンに入っており、WWE移籍が噂される中下す決断にも注目です。

そのジョーディンから王座を奪取したマーシャ。
インディーでも八面六臂の活躍で、北米マットにおける替えの利かなさを証明し続けた一年でした。

モネに関してはTBS王座という部分、トニーvsマライアが白熱の抗争だったこともあり
過小評価されている部分がありますね。
しかし安定感でいえば女性レスラーの中でも随一で
自分のやりたいことがAEWで出来ているのかな、という感じがします。


・個人的イチオシで大賞

1位:クロウチェスター
2位:アウラ
3位:ライアン・ムーニー

ドイツの若手ハイフライヤー、クロウチェスター。
その佇まいと試合に入ったときの鋭い切り替えしは一見の価値あり。
怪我?をしているため下半期は活動停止していましたがそれでも選ぶ必要性を大いに感じました。

こちらもドイツから。
型にはまらないファイトスタイル、飛び技、ヒールのテクニックと
バラバラなようでいて大局的に見るとペルソナを形成している稀有な選手。
今後が楽しみですね。

ムーニーは愛くるしさと一昔前の北米インディーっぽさ、
堅実な試合運びという点で是非お勧めしたい選手。
ROH道場出身ということもあってあの頃の思いを託してみたくもありますね。


・新人賞

1位:オバ・フェミ
2位:サファイア・リード
3位:セルフア

今年ほどオバ・フェミ一択といえる年もなかったのでは?といえるほどの活躍。
規格外のパワー、希少な敏捷性、飽くなき向上心とスターになる素質を全て持っている選手。
ここまで楽しみなビッグ・マンを見たのは久しぶりですね。

UKマットにおいて盛り上がりを見せている女子部門ですが
その背景にはサファイアのような若手の台頭もあったのではと推察します。
小回りが利き、ベーシックな技術も極めて高い注目すべき選手。

2023年デビューということで実質キャリア1年のセルフア。
彼のテクニックは後々エチセロのようになっていくのではと早くも期待大。
5年後と言わず2、3年後にはスペル・エストレージャになっていそうな気配が漂っています。


・最優秀大会

1位:AEW Revolution 2024
2位:WWE WrestleMania XL - Sunday
3位:TNA Bound For Glory 2024

主要団体から安定感のあった興行を3つ選びました。
その中でもRevolutionの飛びぬけ方はとんでもなかったですね。


・最優秀団体

1位:WWE
2位:RevPro
3位:GWF

WWEはTKOの下、トリプルH体制になりプロダクトにコシが出てきましたね。
長期的なプランがあるだろう、という安心感がある。
タッグ部門の扱いなどうまく回っていない部分もありましたが世界1位の強みを発揮した形です。

RevProは躍進の年でしたね。
大会場での興行が目立ち、またルーク・ジェイコブスやJJゲイル、コナー・ミルズといった若手の抜擢も目立つ。
この辺りはRevProとPROGRESSが対立構造でなくなったというUKマット特有の事情も絡んでいますが…

中欧のプロレスシーンは活気がありますが、その中でもGWFは勢いがある。
上記の若手起用や小澤大嗣(OZAWA)の武者修行先としても名を広めました。
wXwにもいえますが、他の団体とタレントが被っているのでどう棲み分け、色分けをしていくかですね。


・頑張りま賞

1位:ジョナサン・グレシャム
2位:プリティ・デッドリー
3位:アンクル・ハウディ

グレシャムは報われませんでしたね。
TNAにおいて適切なクリエイティブが用意されず、ムタの模造品という謎ギミックを押し付けられる始末…。
契約関係の事は外から分かりませんが、2025年は他団体に活路を見出していきたい。
といってもトニー・カーンとは揉めた過去があるのでAEW/ROHに上がり辛いという部分がネック…。

思ったよりトリプルHにハマっていないPD。
下半期はほとんどTVショーで試合をしませんでしたね。
MCMG加入の余波を一番食らったのは彼らなのかも。

ハウディ(ワイアット・シックス)に関してはビッグ・プランが待っている可能性もあるので
ここに入れるのもどうかと思うのですが、
少なくとも2024年の段階では思ったより跳ねなかったというのが本音。
ワイアットのエッセンスがこれでもかと注ぎ込まれているのはキャラクターを見ても感じるし
実力者揃いなので、2025年は本筋に絡んで欲しいなという期待も込めて。


・最優秀抗争

1位:CMパンクvsドリュー・マッキンタイア
2位:アダム・ペイジvsスワーブ・ストリックランド
3位:ウェス・リーvsザッカリー・ウェンツ

リアルの感情をリング上で表現するってやっぱり難しいんですよ。
パンクvsマッキンはそれを見事に成し遂げた。
プロフェッショナルによるプロフェッショナルな抗争でした。

スワーブの生家を燃やすというプロレス史上類を見ないストーリーが注目を集めたこの抗争。
注射器攻撃は賛否両論、論争を呼びましたね。
それ故1位ではないがランキングに入れなきゃいかんだろう、ということで。

1位がリアルの不和を元にした抗争ならこちらはリアルの友情を元にした抗争。
ザッカリーが不祥事でWWEを解雇され…というのが
NXTNAによるラスカルズ再結成から一連の流れとして描かれました。
お互いの成長ぶりも伺えたのでその点は非常に良かったですね。


以上です。