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アメプロ大賞2023投票B: ヴァルハラの怒りPART3さん


アメプロ大賞2023投票させていただきます。

MVP
1位 ウィル・オスプレイ
2位 イリヤ・ ドラグノフ
3位 MJF

日本の団体での活躍は省くという点を考慮してもオスプレイが世界のプロレスに残した実績は大きい。
rev proではジェイコブスなど若手勢とブレイクマッチを作り、impactではベイリー、ジョシュとベストマッチをし、AEWではジェリコとのドリームマッチ、オメガとの死闘。ベストインザワールドとは正にオスプレイのことを示したと言える活躍でした。
2024年からはAEWと契約したこともあり、他団体への参戦は制限されるかもしれませんがAEWで2023年以上の活躍を期待したいですね。
2位はドラグノフ。WXW時代からユーロ勢の雄として活躍した彼がNXTを新たなるステージに引き上げたのは感慨深いですね。ダイジャックとの激闘、カーメロとの数え歌など素晴らしい活躍でした。
3位はMJF。2022年はパンク騒動に巻き込まれて王者として不安がありましたが2023年ではその不安を押し退け、王道的アメプロ王者として名プロモ、名勝負を残しました。

次点を挙げるならGCW王者にもなったマーシャ・スラモヴィッチ。impact世界王座を戴冠したアレックス・シェリーですね。
この二人もMVPクラスの活躍でした。

年間最高試合

1位 タッグ王座戦:ウーソーズ(ch)vs.ケヴィン・オーウェンス、サミ・ゼイン(WrestleMania 39 Saturday 4/1/23)
2位 AEW世界王座戦、60分アイアン・マン・マッチ:MJF(ch)vs.ブライアン・ダニエルソン(Revolution 3/5/23)
3位 テキサス・デス・マッチ:スワーヴ・ストリックランドvs.アダム・ペイジ(Full Gear 11/18/23)

2023年は多くの名勝負がありました。その中で選出したいと思えたのはこの三試合。
1位はベストマッチであると思う以上に様々なことを浮かびます。
タッグマッチがレッスルマニアのメインになった事。PWGという組織がプロレス界に起こした事。同じタイミングでウィークリープログラムとして復活したROH。レッスルマニアで冷遇され続けたウーソズがメインに登った事。アメプロのドラマが詰まった試合でした。
2位は極上のアイアンマンマッチ。両者のテクニックと意地がぶつかり続けた試合でした。
3位は2023年を代表する血闘。狂気と血に塗れた試合でしたね。なによりも試合後に笑い続けるストリックランドの姿は痺れました。

最優秀タッグ

1位 FTR
2位 バレットクラブABC
3位 MJF&アダム・コール

1位はなんだかんだでFTRですね。BCGとの数え歌はcollisionの名物でしたし、ヤングバックスとの試合、マーク・ブリスコとのトリオなどAEWとROHで去年に続きナンバーワンタッグでした。
2位はABC。impactではサブカルチャーやラスカルズとの試合でタッグ戦線を盛り上げました。
3位には2023年の驚きタッグとしてMJFとアダム・コールを挙げるべきでしょう。片やNXTで黒歴史を残し、片や黄金時代を築き、両者CZWでブレイクした共通点。AEWという場所で巡り合い、タッグ結成、王座戦、そして衝撃の裏切り劇。始まりから終わりまで魅了されたタッグでした。

敢闘賞

1位 オレンジ・キャシディ
2位 スティーヴ・マクリン
3位 エル・イホ・ヴィキンゴ

1位はオレンジ。番組OPでもPPVメインでも彼が務めれば間違いなしというポテンシャルを見せたのは大活躍でした。
2位はマクリン。ジョシュが返上したimpact世界王座の格を落とす事なくPCOとの試合やシェリーとの王座戦など素晴らしい試合を見せました。
3位はヴィキンゴ。メガ王者としてGCWやAEWに参戦し、AAAの名を広める活躍は凄かった。

最優秀女性選手

1位 ベッキー・リンチ
2位 アテーナ
3位 ウィロー・ナイチンゲール

1位はベッキー。リタとタッグ王座を獲得、トリッシュとの金網戦でレジェンドを活躍させ、ティファニーやヴァルキリアなどNXT女子戦線をステップアップさせるなど素晴らしい貢献でした。
2位アテーナはROH女子王者として高い壁となり、ROHに新しい印象をつけました。
3位はナイチンゲール。パワフルなスタイルと元気になれる入場シーンでROHとAEWを盛り上げてくれました。

個人的イチオシで大賞

1位 アレックス・ケイン
2位 ラッキー・アリ
3位 イーグル・ブラン

1位はMLWで活躍のアレックス。荒くれ黒人選手として印象に残りましたね。なにより良い意味でイカついのが◎
2位はDPWで活躍のラッキー。なんとなくコフィ・キングストンやストリックランドのように黒人スターとして華開きそうな予感がありますね。
3位はヨーロッパインディで活躍するイーグル。来日も果たしており、2024年はメジャーの舞台に上がるかも?

新人賞
1位 ティファニー・ストラットン
2位 ビリー・スタークス
3位 レオン・スレーター

1位はティファニー。絶品のムーンサルト、試合スキル、プロモ能力、新人離れしたスターセンスは一級品の輝きですね。
2位はビリー。インディからROHにステップを上げ、アテーナとの試合でPPVメインを経験したのも素晴らしい成長でした。
3位はレオン。オスプレイ戦を経てレスラーとしてのスキルが大幅に上がりましたね。彼もメジャーで見る機会は増えそうですね。

最優秀大会

1位 Against All Odds 6/9/23
2位 Revolution 3/5/23
3位 WWE Survivor Series 11/25/23

1位はimpactから。セイビンがXディビジョン王座を獲得。そしてシェリーがimpact世界王座を悲願の戴冠を果たしMCMが報われたシーンは心から嬉しかった。
2位はAEWから。トリオ王座戦もモクスリーvsハングマン。アイアンマンマッチまでMOTYクラスの試合が何試合も生まれた大会でしたね。
3位はWWEから。男女ウォーゲームが激戦、そしてパンク登場とWWEの図式が変わる予感を起こしました。

最優秀団体

1位 impact Wrestling
2位 AEW
3位 MLW

1位はやっぱりimpactですね。PPVでも目が離せない試合があり、通常放送でもクオリティある試合を生み出すなど盤石でした。2024年からはTNAとして再出発しますがそこも含めて目が離せません。
2位はAEW。パンク騒動や選手の怪我、離脱は相次いだものの、PPVクオリティ、ストーリー展開はやはりナンバーワンであるなと納得出来る。
3位はMLW。エース格のファトゥの活躍、アレックス等のパワフルファイト、RSP等ハードコアファイト等バラエティ豊かなプロレスが楽しめる団体になりましたね。

次点を挙げるならROH、NXT。両団体目まぐるしい飛躍でしたが、ROHはAEWダーク感が否めず、NXTはサプライズ登場に頼りがちだった印象。それこそ2024年、期待して見ていきたいですね。

頑張りま賞

1位 CMパンク
2位 レクサス・キング
3位 アティカス・クーガー

1位はネガティブもポジティブも含めてパンク。AEWを最悪な形で去り、WWEで復帰へ。プロモ力は健在ですが試合をするのは2024年からでしょうから、どうなることやらと不安と期待が入り混じります。
2位は元ブライアン・ピルマンjrのレクサス。NXT登場、インパクトある入場シーンはスターになれる予感はあれど、試合面では印象がまだ薄い。2024年はブレイクマッチを期待したい。
3位はクーガー。circle6での活動こそあれ、凌ぎを削ったRSPやAKIRA、マーナー等インディデスマッチ出身のレスラーが活躍しているのを見るとクーガーも新たなるステージに上がって欲しいと思います。彼の秘めているカリスマ性はメジャーに通用するはずですからね。

最優秀抗争

1位 ブラッドライン抗争(WWE)
2位 カーメロ・ヘイズwithトリック・ウィリアムズVSイリヤ・ドラグノフ(NXT)
3位アダム・コープランドVSクリスチャン・ケイジ(AEW)

1位は広義的ではありますがWWEの前期を占めたブラッドラインによる内部分裂。サミのシングルブレイク、サミKOとウーソズの数え歌、ジェイのベビーターン、ソロのシングルプッシュ。様々な出来事があった抗争劇でした。
2位はカーメロとドラグノフの抗争。NXTに黄金時代を取り戻させた抗争でした。トリックのブレイクを巻き起こしたのも評価したい。
3位は元エッジことコープランドとクリスチャンの運命と時を超えた抗争。ブランクを感じさせずに両者今が全盛期だからこそ、決着がどうなるか見届けたいですね。

2024年はTNAがどんなアクションをするか、パンクは何を起こしてくれるか、AEW所属となるオスプレイ、NXTはまだ進化するか。大物が参戦するMLW。まだまだ楽しくなりそうです。