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アメプロ大賞2022投票B:チャッキーさん


アメプロ大賞2022に投票させていただきます。

・MVP
@マイク・ベイリー
Aジョン・モクスリー
Bジョシュ・アレキサンダー

1位は6年ぶりのアメリカマットで躍動したベイリーに。
年間140試合近くをこなし、主戦場のImpactではX-Division王座を戴冠。
そしてインディーでも数々の名勝負・好勝負を生み出していましたね。ベストパフォーマーでしょう。

2位をどちらにするか迷いました。
去年以上にImpact王座戦線で名勝負を残したジョシュも有力候補だったのですが、
パンク問題で揺れたAEWにゲイジ不在のGCW、この両団体を「支えた」どころか
汚れ役まで買って出てくれたモクスリーの献身を個人的には評価したいかなと。


・年間最高試合
@ROHタッグ王座戦:ブリスコズ(ch) vs FTR (ROH Supercard of Honor 4/1/2022)
AKnockouts王座戦:ジョーディン・グレイス(ch) vs マーシャ・スラモビッチ (Impact Wrestling Bound for Glory 10/7/2022)
BICWアメリカン・デスマッチ王座戦:ケイシー・カタル(ch) vs ミッキー・ナックルズ (ICW-NHB Volume36 11/12/2022)

今年もっとも、最後まで絞り込めなかったのがこの部門。

ご多分に漏れず、私もブリスコズvsFTRのどの試合を選出したものか悩みに悩みました。
ただやはり正統派のタッグマッチとして異次元の完成度を見せた初戦を選びたいかな、と。

2位、好調だったImpactの中でもこの試合の内臓に響いてくるしんどさは別格でした。
プロテクトされてきたマーシャと覚醒したグレイスの化学反応は絶品でしたね。

3位、HIACのコーディvsロリンズやアメドラvsガルシアの3本勝負とも迷ったのですが、ここは女性同士のデスマッチに。
ケイシーと山下りなの王座戴冠が2022年デスマッチ・シーンのハイライトだとすれば、
そのケイシーに女子デスマッチの礎を築いたミッキーが挑むというストーリーのエモさに凱歌を。


・最優秀タッグ
@FTR(ダックス・ハーウッド、キャッシュ・ウィーラー)
ABloodline(ローマン・レインズ、ジミー・ウーソ、ジェイ・ウーソ、ソロ・シコア、サミ・ゼイン、ポール・ヘイマン)
BViolence is Forever(ドミニク・ギャリーニ、ケビン・クー)

最優秀タッグはFTR以外にないでしょう。
ブリスコズ、ウルヴズ、MCMGといった2000年代の名タッグとも遭遇し、各団体で輝きました。

Bloodlineはベルト独占など批判される要素もありますが、その危うさも含めて目を離せない魅力がありますね。
2023年は誰にベルトを落とすのか?あるいはまだまだ落とさなかったり…?と今後も気になるところ。

3位にインディーからVIFを。SUP、BLP、ACTIONの3団体のタッグ王座を2021年から引き続き保持すると、
BLPこそ落としましたがC4、DPW、IWTVのタッグ王座も獲得して5冠王として年越し。
対戦相手とのあまりの実力差にインディーでは浮いてしまうのが課題になってしまうほどでした。


・敢闘賞
@アレック・プライス
A竹下幸之介
Bマット・トレモント

1位はプライス。2021年は新人賞にノミネートされていましたが、
2022年はアメリカマット最多の150試合以上に出場する鉄人ぶりでした。
スポットフェスターとは一味違う、制動の効いたムーヴも需要は引き続き高そうですね。

2位に竹下を。日本との行き来もあって評価対象の試合は多くはないですが、
ついにそのポテンシャルが十全に発揮されたことに感慨深いものがありましたね。
AEWでのビッグプッシュの噂もあるので期待。新日本にギャフンと言わせてやれ!!!

3位も色々迷ったのですがトレモントに。リーダーとしてH2Oを率いただけでなく、
デスマッチ界の大親分として若手にも胸を貸す奮闘ぶり。
年末のIWTV王座戴冠も加味して名前を挙げさせていただきました。


・最優秀女子選手
@マーシャ・スラモビッチ
Aケイシー・カーク/カタル
Bビアンカ・ブレア


マーシャは今年も安心の仕事ぶりでしたね。最高試合にも挙げたグレイス戦をはじめ熱戦を量産。
そして2022年のトピックとしてはなんと言っても、キャンディス以来となる女子としてのPWGへの参戦でしょう!
2023年もさっそくBoLAに出場したりと大暴れですが、Knockouts王座戴冠にも期待です。

上述のとおり、デスマッチ界を山下りなとともに盛り上げたケイシーを2位に。
シンデレラから悪女へ、ICW-NHBのストーリーの中心で乱れ咲きましたね。

3位のビアンカはマッチクオリティの安定感が増した1年でしたね。
ただ長く王座を保持していたわりに、ストーリー上の主役感が伴っていたかというと難しいところ。
周りのアクの強さに負けないアピールを期待します。


個人的イチオシで大賞
@ジゼル・ショー
Aエリック・スティーブンス
BDr.リダクテッド

1位のジゼルはパワーファイターとしてKnockouts戦線に本格参入。
グレイス戦がかなり良かったので、今後もチャンスを活かして浮上していってほしいです。

2位に復活のスティーブンスを。2022年は夏以降の10試合に留まりましたが、
一回り、あるいはもっと下のレスラーにも真っ向勝負を挑む姿は意地を感じられて格好良く、
そのハードヒットには説得力を伴ってもいましたからね。

3位はICW-NHBで出会ったリダクテッドに。これぞ「トンパチ」!という自爆ぶりは楽しかった。


新人賞
@タイタス・アレキサンダー
Aニック・ウェイン
Bロバート・マーター

プライスと同様にタイタスも、制動の効いたムーヴが見事でしたね。
西海岸を中心に活躍しているということで、PWGでも爪痕を残していってもらいたい。

厳密には2021年11月のジャネラ戦がターニングポイントでしたが、今年ブレイクしたウェインを2位に。
こちらは逆にジョーダン・オリヴァーとのノンストップタッグで会場を沸かせました。
AEWでも顔見せしていましたし、順調なキャリアを歩めそうか。

3位にマーターを。需要の高いシューター枠の新世代ですね。
GSPWでのリチャーズ戦にはしびれました。


・最優秀大会
@Impact Wrestling Bound for Glory (10/7/2022)
AAEW Revolution (3/6/2022)
BScinic City Invitational Night One (8/5/2022)

4つの王座戦で見応えのある熱戦を生み出し、バトルロイヤルなどのストーリーも進行し、3時間の尺に収める。
AEWのクオリティとWWEの時間管理を見事に両立させてみせたBfGを1位に。必見ですよこれは…!

そんなクオリティ面の満足度が高いAEWでも、今年の最優秀大会はRevolutionかなあと。
ドッグカラー戦など、さまざまな試合形式があったのも印象を打ち消し合わないナイス采配でした。

3位にインディーからSCIを。インディーのトーナメントだとPWGのBoLAばかりが注目されますが、
この大会では試合ごとに色の違う印象を受けられ、非常に満足度の高い良大会でした。


・最優秀団体

@Impact Wrestling
ADeadrock Pro Wrestling
BPrestige Wrestling

20周年のアニバーサリーをレスラー、スタッフ一丸となって盛り上げたImpactを1位に。
通常放送でもX-DivisionやKnockoutsの試合で見どころを作るなど、TVプロレスを忘れなかったことも素晴らしかった。

2位と3位はインディーの中でも、日本人の招聘など工夫を凝らしていた2団体に。
特にPrestigeはウルヴズvsMCMGを組むなど、想像の斜め上をいくブッキングに唸らされました。


頑張りま賞
@CMパンク
Aタイラー・ベイト
Bパワーハウス・ホブス

パンクはその言動もさることながら、怪我が多かったのも致命的だったか。
このままAEWを去ってしまうのでしょうかね…棚橋戦観たかったなあ。

ベイトはNXT UKに最後まで残ったこともあり、マクドナやアクシオムの後塵を拝してしまったか。
ロデリッック・ストロングと同じく浮上の目が見えない実力者はキツそうですね…。

ホブスはリッキー・スタークスとのタッグ解消で一気に浮上してくると思いきや、でしたね。
同じタイプのウォードローともども、サモア・ジョーに負けたまま終わってしまったのが勿体ない…。


最優秀抗争
@CMパンクvsMJF
Aコーディ・ローデスvsセス・ロリンズ
BブリスコズvsFTR

散々文句を言いつつも、抗争として素晴らしかったのは認めざるをえないパンクvsMJF。
プロモの熱さといい試合内容といい、手のひらの上で転がされることに心地よさを感じました。

WWEならコーディとロリンズの丁々発止。コーディの怪我もストーリーに組み込んで見事に駆け抜けましたね。

マッチクオリティだけなら圧倒的にブリスコズvsFTRが1位なのですが、唐突な組まれ方には不満もあったので3位に。


投票内容は以上になります。

今年も更新楽しみにしております、頑張ってください!!!