アメプロ大賞2022投票結果発表
◆MVP
1位:マイク・ベイリー 52P
2位:ジョシュ・アレキサンダー 32P
3位:ジョン・モクスリー 16P
年始から年末まであらゆる団体に出結果を残したベイリーが多くの票を得て1位に。
2位はImpactの顔として、名勝負製造機として特別な1年を過ごしたアレキサンダー。ベイリーがImpactでも定期参戦して結果を残していただけに参戦団体数が結果に響いたか。
また、昨年1位だったのもあるでしょうね。
3位はモクスリー。パンク騒動でごたついた中をしっかり整えて次にバトン・タッチする仕事っぷりを見せました。
昨年1位のブライアン・ダニエルソンは結果を残しつつも今回は票を獲得できず。如何にこの2人が抜きんでたかということですね。
◆最優秀試合
1位:タッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.FTR(ダックス・ハーウッド、キャッシュ・ウィーラー)(Supercard of Honor 4/1/22) 40P
2位:タッグ王座戦、ダブル・ドッグ・カラー・マッチ:FTR(キャッシュ・ウィーラー、ダックス・ハーウッド)(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ(Final Battle 12/10/22) 16P
3位:Impact世界王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.マイク・ベイリー(Impact Wrestling 12/8/22) 14P
FTRvs.ブリスコズの数え歌が1位、2位を独占。2022年どころか歴史に残る伝説の数え歌でした。R.I.P.ジェイ・ブリスコ。
3位は年の瀬に作り上げたフル・タイムぎりぎりの美しい試合。MVP1位2位の対決にふさわしい内容でした。
◆最優秀タッグ
1位:FTR 56P
2位:ブラッドライン(ローマン・レインズ、ウーソーズ、ソロ・シコア、サミ・ゼイン) 26p
3位:アクレイムド 12P
ブリスコズと伝説の抗争を繰り広げたFTR。世界一上手いタッグといって過言ではなく、ここ数年1位を独占していたヤング・バックスを引きずり降ろしての戴冠です。
2位はブラッドライン。試合も残しつつ、ストーリーとしても面白く、WWEらしい良い軍団ですね。2023年のWMに向けてどうなるか注目が集まります。
3位はアクレイムド。2022年は人気爆発しましたね。2023年も勢いに乗っていきたいところ。
◆敢闘賞
1位:ジョン・モクスリー 20P
1位:アレック・プライス 20P
1位:トレイ・ミゲル 20P
3者が同Pで1位に。モクスリーはMVPにもランクインしましたが、敢闘賞とで票が分かれましたね。
一本化できていればMVPももう少し食い込めたか。
アレックはLimitless Wrestlingにおいてダニエル・ガルシアの後継となる代表レスラーとして抜擢されています。
昨年の新人賞2位とあって期待値も元々高かったですが、
ここでランクインするに値する活躍を見せていますね。
2023年は大物レスラーとのマッチアップも実現するでしょうか。
Limitless以外での試合も見たいですね。
トレイも1位に。
彼の独特の魅力は一度見ると癖になりますね。
彼の独創性を発揮する機会が2023年もどんどん与えられますように。
■最優秀女性レスラー
1位:ジョダイン・グレイス 40P
2位:マーシャ・スラモヴィッチ 30P
3位:ケイシー・カーク 26P
1位はImpact Wrestlingの絶対王者ジョダイン。
26歳とは思えぬ総合力で昨年選外から一気に駆け上がりました。
2021年1位のマーシャ。2022年はTVスターとしての成長も見せ、しっかりと票数を獲得しました。
ノックアウト王座獲得も近いでしょうね。
3位はケイシー。
アメリカン・デス・マッチ王座獲得のストーリーは
誰が見てもインパクトのあるもので話題でした。
無理しない範囲で今年もデス・マッチを見せて欲しいですね。
◆個人的イチオシで大賞
1位:ダミアン・タングラ 10P
1位:オースティン・ルーク 10P
1位:クルール 10P
1位:ジゼル・ショウ 10P
1位:グリンゴ・ロコ 10P
1位:アンソニー・ヘンリー 10P
誰も被らない。
いつも通り。
それぞれ思い思いの人に。
ここから今年は他の部門で票を獲得するレスラーが現れると良いですね。
知らない名前があれば?してみてください。
◆新人賞
1位:ニック・ウェイン 32P
2位:コマンデル 20P
3位:タイタス・アレキサンダー 16P
神童ニック・ウェインが1位に。
17歳というのが信じられませんね。
vs.ウィル・オスプレイ、vs.ヴァイキンゴが実現するなど
その期待値の高さが見て取れます。
IWTV等の総合サブスクに実質加入していないDEFYが主戦場。
彼の為だけにでもDEFYは見る価値があるといって良いですね。
2023年はどんなマッチアップが組まれるでしょうか。
2位にはルチャドールであるコマンデル。
ルチャ・トリオス旋風を巻き起こしましたね。
ここら辺のレスラーは是非GLEATのトリオ勢と遭遇して欲しいな、と夢見ます。
3位はタイタス。
これからのレスラーですが、着実に力をつけてきています。
彼もオスプレイ戦を経験できましたからね。
2023年飛躍の年なるか。
◆最優秀興行
1位:Impact Wrestling Bound for Glory 10/7/22 34P
2位:AEW Full Gear 11/19/22 28P
3位:AEW Revolution 3/6/22 20P
AEWが独占傾向にある部門ですが、
Impact Wrestlingが見事1位に。
年間最大興行で大成功を収める。
まさに狙い通りですね。
そういう意味ではAEWは一番の盛り上がり所に
パンク騒動があったせいで票がやや分散したかもしれませんね。
◆最優秀団体
1位:Impact Wrestling 54P
2位:AEW 16P
3位:H2O 12P
興行に続き団体としてもImpact Wrestlingが栄冠を獲得。
昨年3位から大飛躍を遂げました。
長年団体としては微妙という票を得ていただけに感慨深いものがありますね。
2位はAEWですが、例年は1位の常連なだけに今年は得票数少なかったですね。
何度も話題に上がりますが、パンク騒動のイメージ?
そしてWWEもゼロPではありませんでしたが、今年も少な目。
ビンスが離脱するという大きな事件があり改革がありました。
それを1年通して見られる2023年、この部門に返り咲きできるでしょうか。
3位はH2O。
話題性ではICWやGCWの陰に隠れているものの
トレモントの丁寧な団体運営が光りますね。
トレモントはイアン・ロッテンのような存在になる気配がありますね。
IWA-MS末期の真似だけはしないで…(祈)
◆頑張りま賞
1位:CMパンク 50P
2位:プライベート・パーティ 10P
3位:ロデリック・ストロング 6P
3位:CZW
3位:MJF
3位:タイラー・ベイト
3位:ニック・ゲイジ
パンク再び。
パンクが悪いのかは分かりませんが、
とにかく2022年を代表するお騒がせ事件でした。
これがなかったら各部門の投票結果に影響あったんでしょうね。
2位以下は思い思いに。
それぞれ2023年挽回なるか。
2021年1位だったブレイ・ワイアットは復帰しましたが、2022年ほぼ休みだったので、
2023年どういう扱いを受けるか気になる所です。
2021年2位だったキース・リーはAEWに合流。
タッグ王座も獲得して無事この部門から卒業でしたね。
◆最優秀抗争
1位:ブリスコズvs.FTR(ROH) 36P
2位:コーディvs.セス・ローリンズ(WWE) 22P
3位:ブローリング・ブルーツ(シェーマス、ブッチ、リッジ・ホーランド)vs.インぺリウム(ギュンター、ジョヴァンニ・ヴィンチ、ルドウィッグ・カイザー)(WWE) 20P
TV放送等による細かな積み重ねによる抗争ではなかったですが、
2022年を代表する伝説の数え歌が1位に。
2位はコーディvs.セス。
最終的に負傷欠場につながってしまいましたが、
最後のHIACでコーディのWWEスターとしてのポジションは確立されましたね。
3位は軍団抗争。ギュンターvs.シェーマスがこんなにスポットが当たるとは思わなかったですね。
この2チーム当てればまず間違いないという安心感がありました。