Wrestling Heart アメプロ大賞2014結果発表
◆MVP
1 位 ディーン・アンブローズ 46P
2 位 セス・ローリンズ 30P
3 位 サミ・ゼイン 20P
寸評:WWE王者優位の賞ですが、レスナーは登場回数が限られ、
ブライアンはWMで王座取りするものの怪我で後半欠場していたため、
一年を通して活躍した元シールドの2人が上位を。
意外に差がついた形ですが、
アンブローズの破天荒キャラにはアティテュード時代のPG仕様での再来が見えるからか。
3位はWWE本隊と負けない面白さを見せるNXTでネヴィルやセザーロと数え歌を放ったサミがランク・イン。
3年間2位以内に入り続けていたパンクは、
WWE離脱、UFC入りしたため得票はなしですが、
2014年のアメプロ界におけるビッグ・ニュースということでここに記しておきます。
◆年間最高試合
1 位 ザ・シールド(ディーン・アンブローズ、セス・ローリンズ、ローマン・レインズ)vs.ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアット、ルーク・ハーパー、エリック・ローワン)(WWE Elimination Chamber 2/23/14) 52P
2 位 CZW王座戦:ドリュー・グラック(ch)vs.ビフ・ビューシック(CZW 4/27/14) 32P
3 位 NXT王座戦:エイドリアン・ネヴィル(ch)vs.サミ・ゼイン(Takeover:R Evolution 12/11/14) 24P
寸評:前半に行われた試合は不利な傾向がありますが、
人気チームの対決が堂々の1位に。
それぞれチームが解散しても輝きを放ち続けているだけに
内容だけでなくマッチ・メイク的にも意味、価値を増した一戦ですね。
いつかシングルでのしあがった彼らが再び
チームを組んで激突してくれないか、と夢が広がりますね。
また、元シールド、元ワイアット・ファミリーの間で
タッグなりチームが結成されても面白い。
2位はWWE優位の中でインディーで最多得票を得たピュア・レスリング。
今の時代だからこその希少性も後押ししたことでしょう。
CZWがデス・マッチ団体(最近は控えめですが)ということで
食わず嫌いせずに見て欲しい一戦ですね。
3位はインディーでの数え歌をWWEで再現させ、
一つの完成形に持っていった一戦から。
WWE本隊で同じことができるか、といったら首を傾げる部分も残りますが、
それでもNXTの輝かしい成功事例というべき試合。
◆最優秀タッグ
1 位 ヤング・バックス 52P
2 位 レッドラゴン 44P
3 位 ウーソーズ 24P
次点:ザ・シールド 18P
寸評:ヤング・バックス強いですね。昨年2位でしたが1位を奪還。
マンネリ化しない名人芸がROHタッグ王者のレッドラゴンを振り切りました。
レッドラゴンは確実に評価されていますが、活躍する団体数の違いも響いたか。
3位はWWEからウーソーズ。
シールドやワイアット・ファミリー、ダスト・ブラザーズなどが得票していましたが、
その中で抜きんでてきたのは他と違って1年を通じて地道に活躍してきたからか。
昨年1位のシールドは次点に落ちましたが、
活動期間を考えると逆に結構票を取っているともいえます。
◆敢闘賞
1 位 ディーン・アンブローズ 18P
1 位 ドルフ・ジグラー 18P
2 位 キャンディス・ラレー 16P
2 位 ドリュー・グラック 16P
2 位 ブレイ・ワイアット 16P
次点:セス・ローリンズ 14P
寸評:
MVPのアンブローズ、セスがこちらも一定数票が入っていますね。
他にはSvSの唯一の生き残りになりつつも
IC王座戦線からランク・アップしそうにないジグラー、
画鋲受けを披露したキャンディス、
レスリング・ロードを突っ走るグラック、と
各団体の敢闘賞にふさわしい選手が横並び。
また、ブレイ・ワイアットもランク・インしていますね。
昨年アンブローズが敢闘賞2位からMVP1位に輝いたように
ブレイも2015年はMVPにつながる躍進を見せたいところ。
昨年3位のヤンガーはWWE入りしたもののレフェリーに転向。
残念ですが、頑張ってほしいですね。
彼なら戦えるレフェリー役もあり。
◆新人賞
1 位 トレヴァー・リー 32P
2 位 サミ・ゼイン 26P
3 位 エイドリアン・ネヴィル 20P
次点 セドリック・アレキサンダー 16P
寸評:
リーはPWGという注目される場所に参戦しただけに当然の結果か。
中々そう簡単に機会は与えられないでしょうが、
CWF-MAでの激戦をCWF-MA外でも見せて欲しいところ。
MVP3位のサミがここにもランク・イン。
MVPと新人賞と一見相反する賞2つに食い込む所が凄いですね。
マスクを脱いでもファンに愛されるキャラは健在。
NXT、WWEを2015年も面白くしてほしいですね。
3位は同じくNXTからネヴィル。
サミと比べるとWWEらしい華やかさに欠けるのがネヴィルとの僅差に現れたか。
WWE昇格が噂される今年は良くも悪くも試練の一年になりそう。
セドリックは次点ですが、敢闘賞にも一部票が流れており、
上記3人にまったく引けを取らない活躍をしたことは確か。
2015年はROHでの王座取りが目標か。
◆最優秀 大会
1 位 WWE:Elimination Chamber 2/23/14 70P
2 位 WWE:Survivor Series 11/23/14 14P
3 位 WWE:Wrestlemania XXX 4/6/14 12P
寸評:
ECが圧倒的な票を獲得する一方で、
他の大会は全然票が伸びず。
今年は飛びぬけた大会がほとんどなかったことは否定できないでしょう。
ただ私含めNXTの大会を見落としていたな、と思いますね。
投票しなおしたら2位、3位がNXTの大会が締めることもありえそうです。
◆最優秀団体
1 位 WWE 68P
2 位 PWG 32P
3 位 ROH 30P
寸評:
AAWが抜けただけで昨年と変わらず。
話題性、内容を考えると順当なポイントかな、という印象。
◆頑張りま賞
1 位 セザーロ 26P
2 位 トマッソ・チャンパ 16P
2 位 TNA 16P
次点 クリスチャン 14P
寸評:
昨年敢闘賞1位のセザーロが頑張りましょう1位に。
vs.シナ、vs.サミなど良い仕事を続けているものの
それに見合ったポジションが与えられていないというのがファンの総意でしょう。
インディー引き抜きで層が厚くなってきていますから
クリスチャン的ポジションに落ち着く恐れも?。
2位はチャンパ。今年は王者としてのチャンパも見てみたいですね。
今の激しさに王者としての風格を加えるチャレンジは
チャンパにとって決して無理なものではないように思えます。
3位は定番のTNA。ラシュリーvs.ルードの数え歌は面白かったものの
One Night OnlyのせいでWWEと話題性で大きく差が開いてしまった感が否めない。
ただ放送局がDestination Americaに変わったので、変化、再生を少しは期待できる?
次点はもう引退扱いと噂されるクリスチャン。
WWE本編は難しいとしてもNXTでリーガルみたいに試合をするのはどうかな。
◆最優秀抗争
1 位 WWE正規軍vs.オーソリティ 54P
2 位 セス・ローリンズvs.ディーン・アンブローズ 40P
3 位 ザ・シールドvs.ワイアット・ファミリー 34P
1位は昨年に続きオーソリティが話題性で抜群。
ただvs.シナとvs.ブライアンの票をまとめて計上したので
セスvs.アンブロも1位と実質の反響は変わらないのでしょう。
3位のシールドvs.ワイアッツもストーリーの期間を考えると
この票数は1位、2位と同等、もしくはそれ以上かもしれませんね。