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Wrestling Observer:Worst of the Year 90's part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 なし


1995年
@ファイナル・カウントダウンBVD準決勝:スティングvs.トニー・パルモア(NJPW 1/4/95)
 スティングは異種格闘技戦への関心がないか無策。
 まあこの試合の準備よりも決勝のvs.猪木に意識は行きますよね。

 トニーもめちゃくちゃ微妙で
 キックボクサーという触れ込みなのに蹴りさえ華麗とは程遠い。

 この前座試合は必要だったのか謎。

 格闘家がプロレス下手なのはありがちですが
 ムーブ自体も切れ味感じないのは時代のせいもあるが救いようがない。

 ひどすぎる試合。
 (執筆日:8/?/25)


1996年
Aタワーズ・オブ・ドゥームズ・デイ・ケージ・マッチ:ランディ・サベージ、ハルク・ホーガンvs.リック・フレアー、アーン・アンダーソン、タスクマスター、レックス・ルガー、メング、バーバリアン、ギャングスター、アルティメット・ソリューション(WCW Uncensored 3/24/96)
 別途特設リングを用意して
 ヘル・イン・ア・セルの三段重ね。

 最上階からスタートするホーガンとサベージは
 敵がそれぞれの階に待ち受ける中、
 セルから脱出した上でフォール、サブミッションで勝利を得れるかという試合形式です。

 ジャンプ漫画に出て来そうなシチュエーションですね。

 しかし現実的には無駄な要素詰め合わせ。
 リングではない中で乱戦しかできず、やることありません。

 それなのに無駄に二元中継したりとか
 無駄に試合時間をかけたりしてなんで25分もの試合時間設定にしてしまったのか。

 このToDDケージという光景が唯一の付加価値なのに
 二段目の途中で通常リングの方に行く展開は
 本当に余計で、無駄で、冗長で、過剰で、不必要で、無用で、余分で、過多で、冗漫で、余剰で、脇道で、蛇足した。
 
 プロレス技を見せたいという意味合いも少しあったのかなと思いますが、
 そう思うと時代だな、と今は過激になったなと思いますね。
 地面がリングでなかろうとプロレス技放つ訳で。しみじみ。

 試合時間8分くらいなら楽しめたと思います。

 ネタ要素ある試合には中々この評価しないんですが、
 珍しくこの試合は、ゴミ箱行き、です。
 (執筆日:8/?/25)


1997年
BWCW王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.ロディ・パイパー(WCW Superbrawl VII 2/23/97)
 序盤パイパーが持ち前の仕草を見せながら
 ホーガンを甚振っていくのは少なくとも楽しかったですね。

 しかし一過性のものなのですぐに退屈になります。
 その上で雑なサブミッションが攻防のメインとなると尚更…。

 興味を失っているとそのまま呆気なくフィニッシュ。

 一応直後に試合再開+サベージの裏切りがありますが、
 まあとにかく自分だけがサプライズと思っている
 サプライズが好きなWCWなのでまあそうだよね、としか。

 せめて試合再開になるに当たっては
 レフェリーの死角を作って欲しかったですね。

 これで試合再開されてたらなんでもあり過ぎる。

 ごみ箱行き。
 (執筆日:8/?/25)


1998年
Cハルク・ホーガンvs.ザ・ウォーリアー(WCW alloween Havoc 10/25/98)
 1990年WWFで世代対決をしたヒーロー2人。
 WCWに舞台を変え、8年ぶりの再戦です。

 しかし当時は不器用なりに頑張っていたウォーリアーも
 情熱を失いリングからも離れていてどうしようもないですね。

 ホーガンが主導権を握り、
 ひたすらヒール・プレイを繰り返す内容で、
 そうなるとウォーリアーのギミックが持つべき強さの維持すら困難。
 
 ゴールドバーグというアップデート版も出て来ており、
 PPVの一つをこなすための繋ぎのネタ試合でしかなかったですね。

 最後もただの椅子攻撃によりフィニッシュ。
 せめて他になんかなかったのか。

 ごみ箱行き。
 (執筆日:8/?/25)


1999年
Dハードコア王座戦、ケネル・フロム・ヘル:アル・スノウ(ch)vs.ビッグ・ボス・マン(WWE Unforgiven 9/26/99)
 ケージとHIACを組み合わせ、
 ケージ外の部分に凶暴な犬が解き放たれている形式。
 その中から生きて脱出できれば勝利です。

 しかし肝心の犬に関しては別に危ない訳でもないし、
 当然スタッフがリードで抑えているので実害もなし。
 それに対して強いはずのレスラーが逃げ惑うのは微妙な光景ですね。

 HIACとケージの被りで観にくいのも重なり
 攻防にも無関心にならざるを得ません。

 その一方でセルの天井を破って出ようとするという演出もあり、
 小さいどうでも良い試合に
 何故か大きく見えるセットが用意されている状態に
 とてつもなく戸惑ってしまう謎形式でした。

 ただこれをするという前提に立てば
 滅茶苦茶ひどい訳でもない気はします。

 伝説のズンドコ形式ですが、これはお金かかるのでインディーもネタにできないでしょうね。

 悪い試合。
 (執筆日:8/?/25)