Wrestling Observer:Worst of the Year 80'sの分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
1984年
@女性王座戦:ザ・ファビュラス・ムーラ(ch)vs.ウェンディ・リヒター(WWE 7/23/84)
他から王座移管させた形となる為、
WWFとしては実働半年ながらムーラは28年この王座を保持し続けている
リビング・レジェンドという権威性を帯びています。
そのムーラに期待の若手リヒターがチャレンジ。
シンディ・ローパーもリヒターの応援に駆けつけており、
ポップ・シーンとのクロスオーバーの先駆けとしても興味深いですね。
ただ試合的には何とも言えない内容です。
61歳になるムーラがそれだけの経験値を活かしヒールとして振舞います。
ロープに足を絡めてさかさまになるシーンもお見事。
とはいえリヒターはまだ形になっておらず、
流れができそうで特にそれが活かされず凡庸。
最後はムーラがブリッジで抑え込むも
自分の肩がついていて、逆にウェンディの方がぎりぎりで上げてカウント3。
まだまだムーラに活動してもらわないといけない中で
かなり気を使った形での王座移動となりました。
悪い試合。
(執筆日:8/?/25)
1985年
Aケージ・マッチ:フレディ・ブラッシーvs.ルー・アルバノ(WWE House Show 9/20/85)
ハウス・ショーなので映像が残っておらず。
敢えて他の人が確認できないハウス・ショーから選ぶ理由が良く分からないですね。
(執筆日:8/?/25)
1986年
Bボクシング・マッチ:ロディ・パイパーvs.ミスターT(WWE Wrestlemania II 4/7/86)
本物には敵わないもののボクシングの格好をつけて
その上でミスターTがやられて盛り返す形を3R使って大雑把な流れで作り上げます。
そして4Rはノー・ガードで打ち合い。
プロレスならではの演出性がありますが、
最後にパイパーがレフェリーを払いのけミスターTにボディ・スラムを打って反則負けになるのもまたプロレスならでは。
ボクシングが好きならちょっとだけ楽しめるかも。
悪い試合。
(執筆日:4/24/11)
1987年
CWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch) vs.アンドレ・ザ・ジャイアント(WWE Wrestlemania III 3/29/87)
ベア・ハグの膠着状態が象徴的なように
動きが致命的に足りずパワー・ファイター対巨人という素材をまるで料理できていません。
そのスローな攻防は時に馬鹿馬鹿しく見え、退屈極まりない内容です。
業界を変えた、という事実から特異性を評価しようにも
このホーガン対アンドレは初対決でもないし、
似たような内容はそこら中で見られる物ですから納得がいかないんですよね。
ホーガンがホーガンであり、アンドレがアンドレであり、
そしてこれがWMである、という以上の説明を誰か出来ますでしょうか。
ひどい試合。
状況を考慮しても少し悪い試合程度かな。
(執筆日:5/5/10)
1988年
D輪島大士vs.トム・マギー(AJPW 4/21/88)
輪島がトムの攻撃に対してノー・セル。
効かない、という耐えではなく表現皆無という意味でのノー・セル…。
人形かと思うレベルでしたね。
そして輪島が反撃したと思ったらまさかのすぐ終了。
最初あれだけマギーが身体能力やら筋肉美アピールしていたのにこれはないでしょう。
バランスが取れておらず目が点でした。
スカッシュ・マッチにも上手い下手と思うことがあるなんて新しい気づきでした…。
ひど過ぎる試合。
(執筆日:8/?/25)
1989年
EIC王座戦:ジ・アルティメット・ウォーリアー(ch)vs.アンドレ・ザ・ジャイアント(WWE 11/25/89)
アンドレがロープ際に押し込まれ
ロープがたわむのは迫力あり微かな期待感が起こったものの
静と動の接続が上手くないですね。
後半は退屈なサブミッション合戦。
ロープに絡まったアンドレに対しウォーリアーがクロス・ボディを狙うも
アンドレがカウンターで蹴りを入れた様子。
この絵面が微妙すぎて失敗シーン集に収録されそうですね。
その後ヒーナン絡みで不透明決着ですが
それはSNMEなのでまあそうだろうと別にネガティブにすらならない。
ひどすぎる試合。
(執筆日:8/?/25)





