TOPコラム他 →Wrestling Observer:Match of the Year 00's part2

Wrestling Observer:Match of the Year 00's part2の分析


名勝負 サモア・ジョーvs.小橋建太(ROH 10/1/05)

CIMA、土井成樹、吉野正人(BG)vs.斉藤了、堀口元気、ドラゴン・キッド(DF)(ROH 3/31/06)

ROH王座戦:森嶋猛(ch)vs.ブライアン・ダニエルソン(ROH 8/25/07)

アンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ(WWE Wrestlemania 25 4/5/09)
好勝負 世界ヘビー級王座戦、ラダー・マッチ:クリス・ジェリコ(ch)vs.ショーン・マイケルズ(WWE No Mercy 10/5/08)

2005年
@サモア・ジョーvs.小橋建太(ROH 10/1/05)
 これはレスラー、団体、ファンの
 3者があってこその試合ですよ。
 雰囲気はザ・ロック対ホーガンみたいな感じ。
 ハード・ヒッティングな打撃を中心の素晴らしい試合。
 小橋はチョップだけで試合を作っています。
 文句なしに名勝負ですが、
 試合内容面でもっと良くできるのでは?と言う感じも受けます。


2006年
ACIMA、土井成樹、吉野正人(BG)vs.斉藤了、堀口元気、ドラゴン・キッド(DF)(ROH 3/31/06)
 まずはレスラーとしての能力が十分にある事を示してアピールします。
 そして当たり前を当たり前とせず丁寧に、
 それでいて要所ではがむしゃらの全速力で度肝をぬきます。
 中盤はまだドラゲー・スタイルに特化できていない落としがあり、若干披露会になっています。
 しかし1つかと思いきやどんどん連鎖する連携技に
 トップ・クラスのCIMAが生み出す予想のつかぬ攻防にどんどん盛り上がっていきます。
 最後は観客の雰囲気も最高で総立ちの熱狂の中、独創性の極みで打ち合います。
 枠の制御が利いているのも好感触です。
 ECWがみちのくプロレスを輸入したように
 ROHがドラゲーを輸入しインディー・シーンに新たな風を吹き込みました。
 文句なしに名勝負。
 (執筆日:5/26/10)


2007年
BROH王座戦:森嶋猛(ch)vs.ブライアン・ダニエルソン(ROH 8/25/07)
 圧倒的な怪物森嶋に対し
 アメドラがロー・キック中心の脚攻めで対抗していくというもの。
 それだけで試合を構築していって
 高い完成度にまとめていったのは流石ながら
 何より特筆すべき点は
 そのスペクタクル性でありましょう。
 森嶋が敵なしで快進撃を続け
 アメドラが最後にして最大の挑戦者であった事、
 その上序盤にアメドラが目を負傷したことにより
 怪物に立ち向かう悲壮感が出て、より感情移入しやすくなった事。
 質はぎりぎり名勝負程度なのに
 Wrestling Observer AwardとROH Fan Awardで
 年間最高試合賞に輝いた理由はまさしくこの点にあるのでしょう。
 バティスタvs.テイカーがWWEのそれを獲得したのと同じ原理でありますね。
 素晴らしい試合でした。

2008年
C世界ヘビー級王座戦、ラダー・マッチ:クリス・ジェリコ(ch)vs.ショーン・マイケルズ(WWE No Mercy 10/5/08)
 WWEのラダー・マッチの創始者HBKが
 実質13年ぶりにこの形式に挑むとなると
 見る方の期待値も大いに上がるという物ですが
 見事期待に応えてくれましたね。
 時代の流れと衰えから無茶をする場面も見られましたが
 根本的には基本を大事にしており
 その上で新しいムーブ、フィニッシュを幾つか開発しています。
 只あらゆる要素においてレベルは高かったものの
 抗争表現が弱かったですね。
 例えば前回見せた表情、仕草は凶器越しの触れ合いとなった事で見れませんでしたし
 憎しみから相手を痛めつけるのか、
 それとも王座を取る・守るために痛めつけるのかが曖昧模糊としていますね。
 そのため名品にはならなかったものの文句なしに好勝負。
 素晴らしい試合でした。


2009年
Dアンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ(WWE Wrestlemania 25 4/5/09)
 入場。
 ショーン・マイケルズは白い装束に身を包んで中空のリフトから降り
 テイカーはいつもの黒い装束に身を包んでステージの下から上がってくる。
 この対比。
 表情も他ならぬテイカーが気持ちを前面に出し
 ショーン・マイケルズが気持ちを抑えて対比となっています。

 さて試合が始まります。
 最初はパンチを避けてのチョップという堅実ながら単純な入り。
 しかし早々に切ってテイカーのスケール・アップに持っていく。
 テイカーがボディ・リフトを決めた時点でもうできあがっていましたね。
 素晴らしいです。

 次にテイカーの腕攻め、ショーン・マイケルズの脚攻めと続きます。
 ここでも対比が見られます。
 前半の締めにチョーク・スラム狙いから
 クロス・フェイスを決められたままでのサイド・スラムというスケール・アップのハイ・スポットを挟みます。
 次の後半の始めにはパンチを避けてのチョップという試合当初のシーンを復活させる。
 ここら辺の各要素のバランス感覚は天晴れですね。

 またショーン・マイケルズが跳び起きた後ダイビング・エルボー・ドロップにいくまでの運び方。
 このシーンに代表されるショーン・マイケルズの倦怠感と躍動感が入り混じった肉体的表現力といったらないね。
 40代ぐらいで稀に見られる奇跡ですが
 超一流とはいえ1度引退し、2年前にも引退の危機にあったショーン・マイケルズに見られるとは思わなかった。
 ここまでは5スター・マッチの勢いですよ。

 しかしクライマックスで失速しました。
 まずクライマックスの開始を飾ったのが
 ショーン・マイケルズの場外へのムーンサルト自爆と
 テイカーの場外ダイブの自爆です。
 このハードなスポットはまず試合をノー・コンテストにしかねない点で取るべきではなかった。
 テイカーなんて頭から落ちかけていましたからね。
 アクシデントなどによる肉体的ダメージが試合にスペクタクルを与える事は
 名勝負に良く見られますがこの試合は余りにも伝統的でエピックでありました。
 無用の長物であったというしかありません。

 これを経てクライマックスにいくのですがクライマックスは必殺技の攻防/返し合いです。
 フィニッシュのムーンサルトをキャッチしてのツームストンなど
 新たな入り方を開発して深みを与えてきましたがそれに頼っている事は否めません。
 必殺技を何度も返す内容にして良いレベルには達していましたがもう一捻り欲しい所ですね。
 表情の対比の逆転、対比となる絵か、
 もしくは単純に新しく開発したその入りを
 上手いと感じさせる以上の物に仕立て上げて欲しかった。

 評価としてはクライマックスとその前の差に悩む所ですが
 両者これで引退しても良い、と思ってしまう程持てる力を出しましたからね。
 ぎりぎり名勝負として良いでしょう。
 MOTY候補です。
 (執筆日:4/8/09)

注目試合の詳細

@サモア・ジョーvs.小橋建太
  観客は全員立ち上がりジョーとコバシを迎える。
  ゴング前に握手を交わす。
  ジョーはロー・キックに平手打ちで挑発。
  コバシもこれには黙っておらず
  ロープ・ブレイク際にチョップ。
  力比べで押されたジョーは投げとばしショルダー・タックルにトペ・スイシーダ。
  ジョーが攻め込むチョップを浴びせるもコバシは耐える。
  コバシがお返しのチョップを浴びせていく。
  ジョーは蹴りを入れ延髄切り。
  お互いの気合がぶつかりチョップと蹴りで張り合いになる。
  打ち勝ったジョーは
  コンビネーション・ニー・ドロップにオレ・キックを決める。
  再びオレ・キックを狙う。
  コバシは防ぐとオレ・キックならぬオレ・チョップ。その衝撃にジョーはフェンスを越える。
  コバシはDDTを決めリングに戻す。
  チョップを中心にせめて行きブレーン・バスターを狙うも持ち上がらない。
  逆にジョーがブレーン・バスターを決める。
  チョップ合戦になるもコバシが押し勝つ。
  コバシはサブミッションでジョーを弱らせていく。
  ジョーはチョップを受け止めるとSTOにセントーン。
  チョップとパンチでコバシを弱らせターン・バックルにパワー・ボム!
  コバシにフェイス・ウォッシュ。そしてマッスル・バスター!
  カバーし1,2,2!カウントは2!
  ジョーはスリーパーを狙う!
  逃れられるもビッグ・ブーツにパワー・ボム、STFと攻撃の手を緩めない!
  コバシは何とか這ってロープを掴もうとする。
  もうすぐ手が届くかと思われたがジョーがアーム・バーに切り返しロープ・ブレイクを防ぐ。
  コバシはそれでも脚をロープにかけ逃れる。 
  コバシは突進してきたジョーにチョップを浴びせるとハーフ・ネルソン・ジャーマン!
  コバシは吼えるとチョップを浴びせて浴びせて浴びせまくる!
  そしてハーフ・ネルソン・ジャーマン!
  カバーするもジョーがロープを掴む。
  反撃しようとするジョーをスリーパーに捕らえ、
  そこからハーフネルソン・ジャーマン!
  カバーし1,2,2!またもやカウント3ならず!
  ジョーも最後の力を振り絞り反撃。
  しかしコバシはそれを受け止めバック・ハンド・チョップからクローズライン!1,2,3!
  コバシはジョーを抱え起こし握手!
  観客からはアリガトウ・コール!
  コバシもお辞儀をして応える!更にMatch of the Yearコール!


ACIMA、土井成樹、吉野正人(BG)vs.斉藤了、堀口元気、ドラゴン・キッド(DF)(ROH 3/31/06)
  堀口にはHAGEコール。
  堀口対吉野の素早い攻防の後は土井対キッド。
  キッドは体格差を圧倒的スピードで圧倒すると
  ヘッド・シザースで落とし619のフェイク・ムーブ。
  吉野と斉藤の早すぎる攻防。斉藤はヘッド・シザースをバック・ドロップに返す。
  吉野に連携技を決めていく。
  吉野は力技で強引にキッドを自陣まで持っていく。  
  CIMAがキッドを軽々と投げ飛ばしていく。
  斉藤は土井との張り手の打ち合いに勝つと合体技を決めていく。
  BGは堀口の数少ない髪を掴んで投げ飛ばす。
  吉野が堀口に卍固め。
  土井、CIMAが入ってキッド、斉藤にカットさせない。
  吉野はカバーに持ち込む。カウント2。
  堀口を孤立させ痛めつけていく。
  連携技、合体技を次々と繰り出していく。
  堀口はHAGEコールの力を借りて交代に成功。
  キッドが吉野に回りまわってのヘッド・シザース。
  堀口がトペ・コンヒーロ。キッドがアサイ・ムーンサルト。
  リングではCIMAと斉藤が対峙。
  斉藤はヘッド・シザースをパワー・ボムに返すと
  3連続フィッシャーマンズ・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  CIMAは丸め込みからダブル・ストンプ。
  キッドを斉藤の上に乗せコーナー上から2人まとめてブルドッグ。
  カバーするもカウント2。
  吉野がキッドにミサイル・キックを決めカバーするもカウント2。
  土井がキッドのヘッド・シザースの入りからのサブミッションをフェイス・バスターに返す。
  堀口のムーンサルトを膝を立てて防ぎ抱え上げる。
  堀口はリバースDDTに返しカバー。カウント2。
  土井は堀口のスパイン・バスターを防ぐと抱え上げてフェイス・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  斉藤はコーナー上の土井を捕らえ肩車する形に。
  そこにキッドがハリケーン・ラナ!
  斉藤がダイビング・ボディ・プレスとつなげ1,2,2!カウントは2!
  キッドが土井にドラゴン・ラナを狙うも防がれる。
  堀口が吉野にミサイル・キック。CIMAが堀口にスーパー・キック。
  堀口がCIMAにDDT。土井が堀口にスパイン・バスター。
  斉藤が土井にハリケーン・ラナ。吉野が斉藤にヘッド・シザースを狙う。
  斉藤は逃れてジャーマン。カウントは2!
  キッドが吉野にスプリングボード式ドラゴン・ラナ!
  しかしぎりぎりでカットが入る!
  キッドはコーナー上へ。
  CIMAがキッドにヴィーナス。
  斉藤がCIMAにジャーマンの体勢に捕らえる。
  キッドが斉藤にサンセット・フリップ・パワー・ボムを決めての合体技でCIMAを投げ飛ばす!
  堀口がビーチブレイクにつなげカバーするがカウントはまさかの2!
  堀口がコーナー上へ。
  土井、吉野が斉藤を橋渡しに抱え上げ、そこにCIMAがダブル・ストンプ!
  CIMAはそのまま堀口にバック・クラッカー!
  キッドがCIMAにスプリングボード式ドラゴン・ラナを狙う!
  CIMAは耐えるとパーフェクト・ドライバー!
  カバーするもカウントは2!
  観客からはPlease Don't Stop!
  土井はキッドを抱え上げコーナー上へ!
  キッドは雪崩式エース・クラッシャーに返すとコーナー上から飛びついてのドラゴン・ラナで1,2,3!
  

BROH王座戦:森嶋猛(ch)対ブライアン・ダニエルソン

  森嶋がコーナーに押し込もうとする。
  アメドラは体勢を入れ替えロー・キック。
  森嶋が苛立つ。
  森嶋は捕まえて殴りつけたい狙い。
  しかしアメドラが軽快なフット・ワークでそうさせない。
  アメドラがロー・キック連発で押している。
  森嶋はロー・キックを恐れず距離をつめると
  コーナーに押し込みハンマーを連発。
  アメドラが崩れ落ちる。
  顔を蹴りまくる。
  ヒップ・アタック。
  アメドラを落とすとフェンスにぶつける。
  オレ・キック。
  オレ・ヒップ・アタック。
  もう1発狙う。
  アメドラは避けると観客席に投げ入れダイビング・クロス・ボディ。
  ロー・キックを打ち脚に椅子を叩きつける。
  リングに戻すとミサイル・キック。
  森嶋は倒れない。
  アメドラがロー・キックを打ちロープに走る。
  そこに森嶋のカウンター・ラリアット。
  バック・ドロップを狙う。
  アメドラがクロス・ボディに切り返す。カウント2。
  アメドラが張っていくるもフォア・アームズ1発にダウン。
  それでも起き上がり張っていく。
  森嶋がヒップ・アタックへ。
  アメドラは避けると同時にロー・キック。
  レッグ・ロックに捕らえる。
  森嶋が無理矢理体を起こしジャーマン。
  イワナギ・スープレックスからカバー。カウント2。
  コーナー上へ。
  アメドラが森嶋を捕らえスーパープレックスを狙う。
  森嶋がアメドラを殴り落としミサイル・キックへ。
  アメドラは避けインバート・ハーフ・ボストン・クラブ。
  森嶋がロープを掴む。
  ジャーマンを狙う。
  森嶋は防ぐとテーズ・プレスから殴りつけていく。
  アメドラはすり抜けるとハーフ・ボストン・クラブ。
  森嶋が蹴飛ばして逃れる。
  両者ダウン。
  森嶋がビッグ・ブーツからバック・ドロップを狙う!
  アメドラが後ろに着地しスモール・パッケージ。カウント2。
  ローリング・エルボー。
  背中にももう1発。
  スクール・ボーイもカウント2。
  サンセット・フリップへ。
  森嶋がヒップ・ドロップに切り返す。カウント2。
  森嶋がロープに走る。
  アメドラはバックを取りジャーマン。
  カウント2で返されるやエルボー連打!
  森嶋は耐えてアメドラを抱え挙げようとする。
  アメドラが逃れてロー・キック連打。
  森嶋が崩れ落ちる!
  両腕を取り頭部を踏みまくる!
  カバーするもカウント2!
  キャトル・ミューティレーション!
  レフェリー・チェックが入る!
  腕が落ちる!
  腕が落ちる!
  腕が・・・落ちない!
  森嶋が何とか脚をロープの外に出す!
  雪崩式バック・ドロップを狙う。
  森嶋がクロス・ボディに切り返す。
  森嶋がフォア・アームズ。
  アメドラが張り返すも崩れ落ちる。
  森嶋がニ・ストライク。
  気合で起き上がってきたアメドラにフォア・アームズにエルボー。
  そしてラリアット!
  カバーするもカウントは2!
  ならばとバック・ドロップ・ドライバーで1,2,3!
  森嶋の防衛!
  森嶋は握手せず退場。 


C世界ヘビー級王座戦、ラダー・マッチ:クリス・ジェリコ(ch)vs.ショーン・マイケルズ
  HBKがショルダー・タックルを決めロープに走る。
  担ぎ上げられかけるも後ろに逃れスイート・チン・ミュージックへ。
  ジェリコが慌てて逃げる。
  それを見てHBKはラダーを取りに行こうとエプロンへ。
  邪魔しに来たジェリコを殴りつけリングに戻す。
  コーナーに振り突進。
  ジェリコは避けHBKを肩から鉄柱に激突させるとノーザンライト。
  HBKはそのまま起き上がるとバック・スライドを狙う。
  防がれクローズラインへ。
  ジェリコは避けると殴りつける。
  クローズラインでエプロンに出すとスプリングボード式ショルダー・タックル。
  エプロンにぶつけラダーに振る。  
  HBKはラダーに飛び乗るとそこからクロス・ボディ。
  鉄柱に振ろうとする。
  ジェリコは振り返してぶつけるとラダーを手にしてぶつけようとする。
  HBKがドロップ・トー・ホールドに返し自爆させる。
  もう1脚のラダーを手にする。
  ジェリコはHBKの両脚を取って倒すとウォールズ・オブ・ジェリコ。
  しばらくして離すとラダーをリングに入れようとする。
  HBKはシーソー式にラダーをぶつけるとリングに戻りラダーを登っていく。
  ジェリコは殴りつけて捕らえるとパワー・ボムの体勢に。
  HBKがサンセット・フリップに切り返そうとする。
  ジェリコは流れに任せて逃れるとウォールズ・オブ・ジェリコを狙う。
  抵抗されラダーへのスリング・ショットに切り返す。
  HBKはラダーに着地すると登っていく。
  ジェリコが慌ててラダーを倒すとHBKは落下しロープに激突。
  ジェリコはHBKの腹にラダーで突き、背中にラダーを叩きつける。
  もう1脚をリングに入れコーナーに立てかける。
  そのコーナーに振ろうとする。
  振り返されかけるも反対側のコーナーに振り返す。
  一回転して戻ってきたHBKにコーナー・ラダーへのブルドッグを狙う。
  HBKが押し飛ばすとジェリコは脚をラダーに引っかける。
  HBKはラダーを倒す。
  サード・ロープにラダーを橋渡しにするとそこへのニー・クラッシャー。
  4の字に捕らえる。
  ジェリコはロープを掴んで逃れると先ほどのラダーを蹴りつける。
  するとラダーはシーソー式にHBKにぶつかる。
  更にスリング・ショットでそのラダーにぶつける。
  HBKを挟むようにラダーを叩きつける。
  ラダーを立てると登っていく。
  HBKが揺らして倒すもジェリコは着地。
  コーナーに乗せたラダーにHBKをぶつけようとする。
  HBKが体勢を入れ替えるとジェリコはコーナー上に乗り上げ落下。
  リングからラダーを投げつけジェリコにぶつける。
  リングを降りると実況席前にラダーを立てる。
  ジェリコにラダーを叩きつけた後実況席にのせる。
  ラダーを登っていく。
  ジェリコが起き上がりHBKを捕まえると中段からのバック・ドロップへ。
  HBKが寸前でクロス・ボディに切り返す。
  両者何とかリングに戻る。
  HBKはラダーを持ってコーナー上に登る。
  気づいていたジェリコはラダー越しにドロップ・キックを決め体勢を崩す。
  コーナーに立てかけられたラダーを登っていきHBKにスーパープレックスを狙う。
  HBKは殴りつけて防ぐとラダーを押しジェリコを潰す。
  そしてラダーの下敷きになったジェリコにダイビング・エルボー・ドロップ。
  何とか起き上がるとスイート・チン・ミュージックへ。
  ジェリコがカウンターでラダーをぶつける。
  HBKの上にラダーをのせるとライオン・サルト。
  HBKの上にラダーを立たせると登っていく。
  ベルトに手を伸ばすもHBKがラダーを持ち上げ倒す。
  ジェリコは場外に落下。
  着地するも脚を痛めてしまう。
  HBKはラダーを立てると登っていく。
  ジェリコが這いながら戻ってくる。
  HBKがベルトに手をかけ固定具から外そうとする。
  外れる前にジェリコがラダーを倒す。
  HBKはロープをまたぐように落下する。
  ジェリコがラダーを登っていく。
  HBKも反対側からラダーを登っていく。
  天辺に辿り着くとジェリコを殴りつける。
  ジェリコの頭部をラダーにぶつけると
  ジェリコは脚をラダーに引っかけてしまい逆さ吊りに。
  王座移動かと思われたがケイドが乱入してHBKの邪魔をする。
  HBKはケイドを蹴り飛ばすと中段からクロス・ボディ。
  ケイドのクローズラインを避けスイート・チン・ミュージック。
  ジェリコが体勢を建て直しベルトに手をかける。
  HBKもラダーを登っていき追いつく。
  両者ベルトに手をかける。
  固定具から外れそれぞれ両側を引っ張る形に。
  ジェリコが体重を後ろにかける。
  HBKが必死に引き戻そうとする。
  ジェリコは戻されるもそれを利用しヘッド・バッド。
  HBKは落下。
  ジェリコはベルトを奪取すると力尽きたようにラダーか落下する。
  ジェリコの防衛!
  ジェリコは凶悪な笑みを浮かべながらケイドと共に去っていく。


Dアンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ
  ショーン・マイケルズは白いテイカーの装束を着て中空から登場。
  リフトから降りるといつもの入場曲がなる。
  テイカーは逆にステージ下から上がってくる形で登場する。
  テイカーが気持ちを強く表情に出しているのに対しショーン・マイケルズはすました顔。
  テイカーが殴りかかる。
  ショーン・マイケルズは避けるとチョップを打ち離れる。
  テイカーが殴りかかる。
  ショーン・マイケルズは避けるとチョップを2発打ち離れる。
  テイカーが殴りかかる。
  ショーン・マイケルズは避けると殴りかかりマウント・パンチ。
  レフェリーが引き離す。
  ショーン・マイケルズはチョップを打つとロープに振ろうとする。
  テイカーは振り返すとクローズラインを狙う。
  避けられるもパンチを受け止める。
  喉を掴むとコーナーの上に投げ飛ばす。
  ショーン・マイケルズはエプロンに降りるとロープ越しに殴りつける。
  セカンド・ロープにのるとDXポーズ。
  怒って突進してきたテイカーを飛び越える。
  着地した際脚を押さえる。
  痛めたと勘違いし一瞬動きの止まったテイカーにテーズ・プレス。
  マウントで殴りつけていく。
  テイカーは跳ね除けるとコーナーに投げ飛ばし殴りつけていく。
  殴りつけて倒す。
  別のコーナーで殴りつけヘッド・バッド。
  ロープに絡めた腕を引っ張る。
  ショーン・マイケルズは蹴りつけるとチョップをいれコーナーに振ろうとする。
  テイカーが振り返すとショーン・マイケルズは一回転。
  テイカーがショルダー・スルーを決める。
  ボディ・リフトから落とすとエルボー・ドロップでカバー。カウント2。
  腕を取るとショルダー・アタックを決めていく。
  オールド・スクールを決める。  
  コーナーへのハイ・ニーへ。
  ショーン・マイケルズは避けるとニー・クラッシャー。
  脚にエルボー。
  顔に蹴りを入れる。
  4の字を狙う。
  耐えるテイカーを蹴りつけ4の字を決める。
  上体を起こしたテイカーを殴りつける。
  ショーン・マイケルズが上体を起こしたショーン・マイケルズを殴りつけ逃れる。
  ショーン・マイケルズが低空ドロップ・キック。
  ロープに走る。
  テイカーは持ち上げるとコーナーに叩きつける。
  蹴り殴りつける。
  コーナーに振ってぶるける。
  クローズライン。
  もう1発。
  ふらついたところを担ぎ上げるとスネーク・アイズ。
  ロープに走ってビッグ・ブーツを決める。
  ロープに走りレッグ・ドロップでカバー。カウント2。
  チョーク・スラムを狙う。
  ショーン・マイケルズがクロス・フェイスに切り返す。
  テイカーが後ろにそらす。
  ショーン・マイケルズはカウント2で返しロックも離さない。
  テイカーは決められたまま起き上がるとサイド・スラム。
  カバーするもカウントは2。
  殴りつける。
  ショーン・マイケルズがチョップ。
  テイカーは殴りつけるとロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ショーン・マイケルズが蹴り上げるもテイカーには利いていない。
  テイカーが殴りかかる。
  ショーン・マイケルズは避けるとチョップ。
  テイカーが殴りかかる。
  ショーン・マイケルズは避けるとチョップを叩き込んで行きロープに振ろうとする。
  振り返されるもフライング・フォア・アームズを決める。
  跳びおきる。
  アトミック・ドロップからチョップ。
  アトミック・ドロップからチョップ。
  ロープに走りクローズライン。
  コーナー上へ。
  テイカーがむくっと起き上がる。
  飛びかかって来たショーン・マイケルズの喉を掴むとチョーク・スラムへ。
  ショーン・マイケルズは後ろに着地するとスイート・チン・ミュージックのフェイク。
  引っかかって倒れたテイカーに4の字を狙う。
  テイカーが防いでトライアングル・チョーク。
  ショーン・マイケルズがロープに脚をかける。
  ショーン・マイケルズは場外に転がり出る。
  テイカーは後を追うと鉄階段にぶつける。
  エプロンに横にすると蹴りつける。
  エプロンに上がるとレッグ・ドロップへ。
  しかし避けられ自爆。
  ショーン・マイケルズはリングに戻ろうとしたテイカーにスライディング・キックを決める。
  コーナーに上りムーンサルトへ。
  テイカーが避けて自爆させる。
  テイカーがリングに転がりはいる。
  レフェリーはショーン・マイケルズに救護班を呼ぼうかと聞いている。
  テイカーがむくっと起き上がる。
  ショーン・マイケルズも起き上がる。
  テイカーがダイブにいくもショーン・マイケルズはカメラマンを身代わりにする。
  テイカーは顔から地面に墜落する。
  ショーン・マイケルズがリングに転がりはいる。
  場外に出るとレフェリーを中に戻す。
  カウントを数えろと迫る。
  レフェリーがカウントを始める。
  カウント9でテイカーがリングに入る。
  ショーン・マイケルズは悔しそうに顔をうずめる。
  ならばと足を踏み鳴らす。
  スイート・チン・ミュージックへ。
  テイカーは避けるとチョーク・スラム。
  カバーするもカウントは2。
  担ぎ上げようとする。
  ショーン・マイケルズは後ろに逃れるとスイート・チン・ミュージックを狙う。
  テイカーは受け止めるとチョーク・スラムを狙う。
  ショーン・マイケルズは腕を払うとスイート・チン・ミュージックを叩き込む。
  這ってカバーにいくもカウントは2。
  ショーン・マイケルズが跳びおきる。
  テイカーを起こそうとする。
  テイカーは喉元を掴み起き上がる。
  蹴りを入れるとラスト・ライドへ。
  ショーン・マイケルズがサンセット・フリップに切り返そうとする。
  テイカーは耐えてショーン・マイケルズを引き起こす。
  蹴りを入れるとラスト・ライド。
  カバーするもカウントは2。
  駄々を打つような動き。
  ダイビング・エルボー・ドロップへ。
  しかし避けられ自爆。
  両者ダウン。
  ショーン・マイケルズが突進。
  避けられ落ちそうになるもロープを掴んで耐えると
  逆上がり式に体を起こして近づいてきたテイカーに場外へのハリケーン・ラナを狙う。
  テイカーが逆にリングへと戻しそこからのツームストン。
  カバーするもカウントは2。
  テイカーも信じられない表情を見せる。
  肩ひもを外すと首をかっきる。
  ツームストンを狙う。
  ショーン・マイケルズがDDTに切り返す。
  ショーン・マイケルズが這ってコーナー上へ。
  ダイビング・エルボー・ドロップを決める。
  足を踏み鳴らす。
  ロープを掴んで起き上がったテイカーにスイート・チン・ミュージックを叩き込む。
  カバーしに行くがカウントは2。
  両者相手の体を押さえて起き上がる。
  ショーン・マイケルズがチョップ。
  テイカーはロープにもたれるも返ってきて殴りつける。
  ショーン・マイケルズはふらつくもチョップ。
  テイカーもふらつくがパンチ。
  ショーン・マイケルズがパンチ。
  テイカーがパンチ。パンチ。
  ショーン・マイケルズがチョップ。チョップ。チョップ。
  テイカーがビッグ・ブーツで倒す。
  ツームストンを狙う。
  ショーン・マイケルズは後ろに逃れるとチョップを連打。
  コーナーに振ろうとする。
  テイカーは振り返すと突進。
  ショーン・マイケルズがカウンターで蹴りを入れる。
  コーナーに上っていきムーンサルトへ。
  テイカーはキャッチするとそのままツームストン。
  カバーし1,2,3!
  テイカーがWM17連勝!

試合結果

@サモア・ジョーvs.小橋建太(ROH 10/1/05)
ACIMA、土井成樹、吉野正人(BG)vs.斉藤了、堀口元気、ドラゴン・キッド(DF)(ROH 3/31/06)
BROH王座戦:森嶋猛(ch)vs.ブライアン・ダニエルソン(ROH 8/25/07)
C世界ヘビー級王座戦、ラダー・マッチ:クリス・ジェリコ(ch)vs.ショーン・マイケルズ(WWE No Mercy 10/5/08)
Dアンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ(WWE Wrestlemania 25 4/5/09)