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Wrestling Heart:Match of the Year 90's part2の分析


名勝負 三冠王座戦:川田利明(ch)vs.小橋健太(AJPW 1/19/95)

Jクラウン準決勝:ウルティモ・ドラゴンvs.大谷晋二郎(NJPW 8/4/96)

三冠王座戦:小橋健太(ch)vs.三沢光晴(AJPW 1/20/97)

田村潔司vs.阪剛(RINGS 6/27/98)

TV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン(ECW 4/15/99)
好勝負 なし

◆1995年
@三冠王座戦:川田利明(ch)vs.小橋健太(AJPW 1/19/95)
 1/15/95・・・
 阪神大震災が起こった日です。
 この4日前に起こった一大事が少なからず内容に影響していますね。
 60分と一流にも難しい長時間でありながら
 特別な工夫をこらしたり、過激なものにはせず
 只ナチュラルなものを目指しています。
 その結果として言うなれば頑張れって直接的に応援するのではなく
 見る者が自分で頑張ろうと思うような浸透力を持ちました。
 25分当たりで消耗戦の色を出したのは早過ぎるのではと思いきや
 50分までしっかり試合を作りましたね。
 そして残り10分が素晴らしかった。
 50-55分は小橋の追い込みに王座交代を予感させ、
 55-60分は小橋よ負けるな、と思わせるという
 2つのスペクタクルを一気に見せてきました。
 只小橋には後一歩上の領域に行って欲しかった。
 得意のサブミッション(小橋ではスリーパー)の使い方で
 川田に比べ消耗戦の理解度で劣るのが見えてましたからね。
 まあ95年という事を考えればそこまで求めるのは酷か。
 文句なしに名勝負です。
 (執筆日:1/1/09)


◆1996年
AJクラウン準決勝:ウルティモ・ドラゴンvs.大谷晋二郎(NJPW 8/4/96)
 新日ジュニアの中でもトップにランクされる名勝負。
 スピード・・・ウルティモのトップ・スピードへの移行速度の速さは眼を見張ります。
 感情・・・マスクマンや表情に乏しいレスラーが多いので大谷はこの面も加えられる数少ないジュニアですね。
 攻防・・・オールスター戦から2年とムーブメント収束前の最高の時期で優れた攻防が幾つも見られます。
 このように基本的要素を高いレベルで満たしているんですが
 特筆すべきはスパイスの効いた前振りで中でも素晴らしかったのはラ・マヒストラルのそれ。
 前回これで決まっているんですね。
 これを序盤で2回やり、しばらくした後の3発目で決まるんですが
 この位置のジャスト・フィットといい、その演出といい
 非常に素晴らしく3発目で決まったときにはこれで試合が終わったと思いましたからね。
 しかし実際はこれが終盤開始の鐘。
 過激な打ち合いをした訳でもないのに
 この時点でフィニッシュ時のテンションに持っていったんですから
 この後のクライマックスの盛り上がりようといったら言うまでもないでしょう。
 本当に素晴らしいの一言です。
 16分という試合時間に20分以上に値する物が入った密度の濃さで歴史的な名勝負に値する。
 (執筆日:12/17/08)


◆1997年
B三冠王座戦:小橋健太(ch)vs.三沢光晴(AJPW 1/20/97)
 今回は試合経過 と共にコメントしていきましょう。
 ・・・
 (試合開始)
 今回はいきなり危険な投げでスタートなんてせず。
 エルボー・スイシーダとタイガー・ドライバーを狙っただけに収まりましたね。
 あれって四天王プロレスの場合、ある程度の必然性を持っているのだけれど
 リアル・タイムで追っかけていない立場の私としたら
 その必然性が試合外から持ってこられるのは好きじゃないんですよ。
 良いスタートです。
 ・・・
 四天王プロレスってシステムとして
 かなりのレベルまで耐えて良いので
 より小刻みに技でリズム、流れを作れるのが強みですね。
 ・・・
 (5分過ぎ) 
 小橋が腹攻めを始めました。
 結構早めに出してきましたね。
 普通なら中盤に出る物ですけど。
 ・・・
 (10分過ぎ)
 三沢がセカンド・ロープからのドロップ・キックにツイストを加えたり
 打撃の打ち合いにビッグ・ブーツが混じっていたりと
 特別な試合になる雰囲気が漂ってきましたよ。
 ・・・
 (15分辺り)
 三沢はエプロンからのエルボー・アタックが避けられ柵に激突。
 ここから腕攻めですね。
 ・・・
 (25分経過)
 ここまでずっと腕攻めが続いていますよ。
 尋常じゃない執拗さ。
 しかも特筆すべきは三沢のエルボーの威力が落ちているという表現をしています。
 こんな事ありましたか。
 いつもなら腕攻めを食らっても痛みに耐えながら打つだけだったのに今回は違う。
 反撃において右腕を使いたくない、
 しかし使わなければ勝てないんじゃないか、という悩みまで含んでいる。
 四天王プロレスと正統派プロレスが
 最高の形で入り混じった物が見られる予感がします。
 ・・・
 (25分過ぎ)
 小橋のラリアットを放った腕に三沢がエルボーを打ち小橋の腕もウィーク・ポイントに設定されました。
 これで両者とも得意技を放つには
 自分の身を削らなければならない訳で
 必然的に死闘ムードになっていきますね。
 ・・・
 (30分経過)
 気合で解決するのではなく
 腕のダメージによりカバーにいけないという理屈で大技が飛び交う形に。
 四天王プロレスの中でも最上に位置する素晴らしい死闘になっています。
 ・・・
 (35分くらい)
 四天王プロレスなんてジャンル分けされるようなものを超えて
 97年の1月20日小橋vs.三沢という1つの独立した領域に辿り着いている。
 ・・・
 (40分経過)
 タイガー・ドライバー91がカウント2で返される。
 理屈じゃないね。
 理屈を超えたよ。
 語弊があるかもしれないが
 三沢は小橋を殺しても良いと思っている。
 そして小橋も三沢に殺されても良いと思っているんだ。
 あぁ、2人は抱き合う代わりに闘っている。
 ・・・
 (42分6秒試合終了)
 涙が出てきた。

 ここにあるのは・・・

 キリストが死を覚悟しながら処刑台へ歩み続けたように・・・

 どうしようもなく圧倒的で・・・

 どうしようもなく巨大な・・・

 業に向かって敢然と立ち向かっていく人の姿だ。

 この上なく悲しくて・・・
 そしてこの上なく崇高で・・・
 人を魅了して止まない美しい人の姿だ。
 歴史的な名勝負。
 (執筆日:1/17/09)


◆1998年
C田村潔司vs.阪剛(RINGS 6/27/98)
 阪は蹴りを抑え、レスリングを本筋に据え、
 田村と技術の真髄を競い合いました。
 田村も2年前のような華麗な変幻を捨て、
 ゆったりと体勢を整えてから
 目にも留まらない鋭さで切り込むスタイルで臨んでいます。
 一撃性に拘らずじっくりと魅せ、
 初めてロスト・ポイントとなったのは13分。
 一般的なRINGSの1試合相当の時間です。
 それだけかけて深く深く底に潜った。
 そこからはロスト・ポイントによるストーリー・テリング。
 田村が連続でロープ・ブレイクを行い2ポイント失います。
 その差を打撃ラッシュで詰め3-3の同点にする展開です。
 シュート・プロレスにおいて
 ポイントが必ずしも戦局を反映せず
 大雑把にポイント差をつけることで展開して見せるのですが
 この試合は1ポイント一つ一つで芳醇に語り上げています。
 またロープ・ブレイク(-1ポイント)とダウンの(-2ポイント)の
 ロスト・ポイント差も上手く使われていることも特筆すべきことです。
 阪が打撃を嫌い距離を詰めたところで
 田村がかつての華麗なポジショニングを見せ、
 目の前に映っていることだけが戦いの全てではないことを再認識させます。
 ロスト・ポイント通り同格として相対する中、
 疲労感を滲ませながらポイントを削りあう素晴らしい攻防。
 そしてクライマックスでは時間切れ(判定決着)が迫る中で
 ギブ・アップよりもロスト・ポイントに焦点が映り、
 ロープ・ブレイクさえ許されない更に過酷な戦いへと発展しました。
 UWFのような特殊なスタイルではなくシュートそのものをスタイルとしながらも、
 最高の構成、展開で極上の技術を最大限に輝かせた
 シュート・プロレス史上No.1に君臨する試合です。
 この試合の存在はMMAを殺し得る。
 歴史的名勝負。
 (執筆日:3/14/12)

◆1999年
DTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン(ECW 4/15/99)
 #16。
 RVDvs.リンのマスターピース。
 余りに語る事が多いので時系列順に追っていきましょう。

 最初の掴み。
 避け合いはかつてない程流暢な動きで当たり前のようにこなします。
 レスリングはテクニカル且つスピードのある物になっています。
 防ぐ形での投げ狙いも組み合わせていて豊穣です。
 そして掴みを終えるフォア・アームズ。
 アクシデントでリンの顔面に入りリンがダウンします。
 ここでRVDがKOしてやったぞと咄嗟にアピールを入れ、
 リンがモンキー・フリップを着地する1スポットを入れて仕切りなおす。
 この1スポットがあるかないかでは大きく違う。
 RVDのヒール・キャラ、決して折れないリンの気概を見せる事ができて移入すると共に
 先ほど倒れていたのが心理戦とも読み取れるようになった訳ですからね。
 一方で強烈な一撃だった事は変わりなくリンは鼻血を出します。
 図らずもこれはRVDvs.リン、絶好の形です。
 動きを直接落とさないのに絵として残り続ける”血”。
 これによって#11のような”エモーション”が早くも伴い始めました。

 仕切り直し後を「コーナーに押し込み殴りつける」で始めます。
 これも今まで無かった入り方ですね。
 仕切り直しているにもかかわらず前と繋がりを持っています。
 スリング・ショットを追加した更に複雑になったコーナーの攻防からダイブで走り始めます。

 #14で見せた”境界”。
 これはリングと場外の境界を意味していましたが、
 ”柵”を新たな境界として加えました。
 これまで柵を使ったシーンはムーブを”見せる”所で
 試合の場面としては一息つけるものだったのにこれにより緊張感が生まれ更に引き締まります。

 続いて椅子の加え方。
 アルフォンソは「椅子を投げ渡す」に加え「椅子をリングに入れる」という見せ方を習得しました。
 「アルフォンソがリンに椅子を投げ渡しRVDがヴァン・ダミネーターを狙う」より
 「アルフォンソによって置かれた椅子を見てリンに椅子攻撃をしようという考えが生まれ手にする。
 そこにRVDがヴァン・ダミネーターを狙う」の方が心理的要素も加わり素晴らしい事は明々白々でしょう。
 そういや書いていませんでしたがこれまでも
 「笛を控え喋りを出す」、「攻撃を受ける」、「椅子の振り下ろし方が上手くなる」と
 アルフォンソはこの数え歌の進歩に一役買っていましたね。
 話を戻してこれで引き起こされるヴァン・ダミネーターの攻防も
 払い蹴りが返って来る、なんていう巻き戻し技(元祖?)が追加されていて素晴らしい。

 #14でオール一進一退と書いたけれど本質的に言ってオール攻防であれば良い訳です。
 そのためリンがやや追い込まれる形へとシフトし
 序盤の血の流れと繋いで勢いづける事に成功しました。

 ここでRVDがスプリングボード式の技を踏み外します。
 いつもなら転落する所でしょうがここでは体勢を崩しながらもレッグ・ドロップを決める。
 これは優位なRVDが気の緩みを見せた、と解釈できます。
 この日はミスさえもミス足りえないようです。
  
 躍動する”動き”から来る疾走感。
 纏った”雰囲気”から来る疲労感。
 経験を全て活かした見事な構築。
 実に心技体が三位一体となって怒涛のエスカレーションを見せます。

 再びアルフォンソの椅子置きから
 2度目とは思えないほど遜色の無い攻防を見せるとここでテーブルの登場です。
 テーブルが出ざるを得ない状況にあり、試合がそれを要求していました。
 テーブルってのは出して立てなくてはいけません。
 慣れていなければ間延びし、彼らのように慣れていても通常程度の間が生まれる作業です。
 しかし彼らは通常程度の間を生まれる事も許さなかった。
 リンがテーブルを立てている間に、RVDが場外へダイブしようとコーナーにのぼろうとする同時進行です。
 異常なクライマックスにふさわしい異常な行動。
 このテーブルを巡る攻防ではテーブル葬になりませんでしたが
 この後でテーブルを割らなければという縛りを感じさせない程巧みな攻防でした。

 リングに戻ってしばらくするとサブーが現れます。
 この時のカメラ・ワークは問題あり。
 サブーが出てきたといってもちょっとリングから気を反らし過ぎです。
 RVDが軽く待ちましたね。
 これまでの極限状態のレベルから言えば不要の間でした。
 これまで余りに充実していて使わなかった
 「アルフォンソの椅子投げ渡し」とサブー介入によって
 締めも上手くいき壮絶な試合は幕を閉じました。

 過剰に見所があるにもかかわらず観ている方に全然飽きが来ません。
 これを18分と20分を切った試合時間に収めるとは
 もはや人外の領域に到達しています。
 観ている途中で歴史的な名勝負という評価は確定していました。
 (執筆日:9/24/09)

注目試合の詳細

@三冠王座戦:川田利明(ch)vs.小橋健太(1/19/95)
  組み押し合うも互角でほとんど動かない。
  川田がロープに押し込みクリーンに離れる。
  小橋がロープ際で入れ替えクリーンに離れようとする。
  川田が胸を突く。
  小橋も胸を突いて睨み合う。
  川田がヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  頭部にビッグ・ブーツ。
  もう1発狙う。
  小橋は受け止めるとローリング・チョップ。
  ラリアットを決める。
  ロープに振るとフライング・ショルダー・タックルへ。
  川田が避ける。
  ドロップ・キックも避ける。
  川田が頭部にビッグ・ブーツ。
  ロープに走り小橋がスーパー・キック。
  チョップを浴びせる。
  川田は耐えると睨み合う。
  仕切り直し。
  力比べへ。
  川田が手を捻る。
  小橋は戻すと押し込む。
  川田がロー・キックで逃れる。
  川田が脚を取ろうとする。
  小橋が防いでフロント・ヘッド・ロック。
  川田が腕を取りに行く。
  小橋がロープに脚をかける。
  小橋がバックを取る。
  川田がロックを外し仕切り直し。
  小橋がバックを取る。
  川田がドロップ・トー・ホールドで背にのると後頭部をはたきまくる。
  バタフライ・ロックを決める。
  小橋が力で前に戻そうとする。
  諦め立ち上がると反転させようとする。
  フェイクから反転させる。
  川田がロープに脚をかけるも小橋が中央に引き寄せる。
  川田は反転させるとジャーマン。
  10分経過。
  小橋の脚にドロップ・キック。
  小橋が場外に転がり落ちる。
  川田は小橋の脚を柵にかけると蹴りつける。
  リングに戻る。
  リングに戻ってきた小橋の脚を攻めハーフ・ボストン・クラブを狙う。
  耐える小橋の顔に手を押しつける。
  小橋は袈裟切りチョップを打ち込んで行き逃れる。
  川田が引き続き脚を攻めニー・クラッシャーを狙う。
  小橋はエルボーを打ち込み逃れるとスピン・キック。
  屈んだ川田にフェイマサー。
  ロープに首を押し付けもう1発。
  場外に出すと柵に振りぶつける。
  柵におしつけレッグ・ドロップ。
  リングに戻しカバー。カウント1。
  15分経過。
  ボディ・スラムからロープに走りレッグ・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ドラゴン・スリーパー。
  川田がロープに逃げる。
  ターン・バックルにぶつけ後頭部にチョップ。
  カバーするもカウント2。
  首4の字。
  川田がロープに脚をかける。
  サッカーボール・キック。
  川田がチョップ。
  小橋がロープに走り頭部へのビッグ・ブーツ。
  起こそうとする。
  川田が不意をついて蹴り上げる。
  小橋は川田を殴りつけるとヘッド・ロック。
  川田がロープに振ろうとするも小橋は離さない。
  川田がロープに逃げる。
  小橋は離れずチョップ。
  ロープに振りフライング・ショルダー・タックルを決める。
  スリーパーに捕らえる。
  川田は起き上がるとコーナーにぶつけるが小橋は離さない。
  もう1度ぶつけて逃れるとチョップ。
  チョップ。
  コーナーに振ろうとする。
  小橋が振り返しハイ・ニーへ。
  川田は受け止めると押し飛ばす。
  ターン・バックルにぶつける。
  20分経過。
  もう1発。
  ブレーン・バスターを狙う。
  小橋が耐える。
  小橋が逆にブレーン・バスター。
  カバーするもカウント1。
  タイガー・スープレックスを狙う。
  川田がロープに逃げる。
  小橋は川田をロープに振りチョップ。
  川田は耐える。
  小橋がチョップ。
  耐えた川田をターン・バックルにぶつける。
  もう1発。
  コーナーに振ろうとする。
  川田は防ぐと頭部にビッグ・ブーツ。
  ドロップ・キックも決める。
  チョップを浴びせ小橋をロープに振るとチョップ。
  小橋が耐える。
  川田がチョップ。
  耐えた小橋の喉元にチョップを叩き込みダウンさせる。
  小橋が場外に転がり落ちる。
  川田が追いボディ・スラム。
  エプロンからダブル・ストンプを決める。
  リングに戻しボディ・スラム。
  セカンド・ロープからダブル・ストンプ。
  カバーするもカウント2。
  サッカーボール・キックを決める。
  ボディ・スラムを決めるとサッカーボール・キック。
  チン・ロック。
  小橋がロープに脚をかける。
  川田は中央に戻すとスリーパー。
  25分経過。
  小橋がロープに脚をかける。
  川田がパワー・ボムを狙う。
  耐える小橋の頭部を蹴り上げる。
  パワー・ボムを決めるも疲れていて投げ捨てるだけ。
  バック・ドロップも決めるがカバーにいけない。
  小橋の頭部を蹴り上げる。
  パワー・ボムを狙う。
  小橋は耐えると場外へリバース・スープレックスで落とす。
  川田は小橋を下ろすと柵にふりぶつける。
  小橋は耐えるとショルダー・タックルを決め両者ダウン。
  川田が先にリングに戻る。
  小橋が何とかエプロンに上がってくる。
  そこに川田がラリアットを決める。
  小橋が何とかエプロンに上がってくる。
  川田がまたラリアットを狙う。
  小橋はガードすると殴りつける。
  コーナー上からダイビング・ショルダー・タックルへ。
  川田がカウンターで蹴りを入迎え撃つも脚を痛めた様子。
  小橋を起こそうとする。
  小橋が不意を突いて低空ドロップ・キックを決める。
  30分経過。
  小橋が川田の脚を攻め4の字。
  川田が反転させる。
  小橋が元に戻す。
  川田がロープの方へ移動しようとする。
  小橋が中央に戻す。
  川田が何とかロープを掴む。
  小橋は三沢を落とすとテーブルへのニー・クラッシャー。
  リングに戻すと頭部を踏みつけてのハーフ・ボストン・クラブ。
  川田が蹴り上げて逃れる。
  小橋が川田の脚にチョップ。
  川田も小橋の頭部を蹴りつける。
  35分経過。
  テキサス・クローバー・リーフを狙う。
  川田が顔をはたく。
  小橋は打ち返すとテキサス・クローバー・リーフを決める。
  川田がロープを掴む。
  小橋は中央に戻すとテキサス・クローバー・リーフ。
  川田がロープを掴む。
  アンクル・ロックを決める。
  川田が延髄切りを狙う。
  ガードされるも続けて低空ドロップ・キック。
  ロー・キックを打つ。
  小橋もロー・キックを打ち込み両者ダウン。
  小橋が川田を起こそうとする。
  川田は不意を突いてボディ・スラムを決めると
  チョップとサッカーボール・キックのコンボでカバー。カウント2。
  起こしてはチョップを決めて行きカバー。カウント2。
  パワー・ボムを狙う。
  小橋がリバース・スープレックスに返す。
  川田は起き上がると蹴りつけパワー・ボムを狙う。
  これまた小橋がリバース・スープレックスに返す。
  川田は起き上がると頭部にビッグ・ブーツ。
  もう1発。
  ロープを使って側頭部を蹴りつけようとする。
  小橋が受け止め殴りつける。
  突進。
  川田がビッグ・ブーツを決めるも小橋は耐えラリアット。
  両者ダウン。
  小橋が袈裟切りチョップを連打。
  起こしてはチョップを決める。
  パワー・ボムを決めるも疲れから投げ捨てる。
  起こそうとする。
  川田が蹴り上げ両者ダウン。
  40分経過。
  小橋がチョップ。
  ロープに振ろうとするも川田が崩れ落ちる。
  小橋がカバーするもカウント2。
  川田を起こしてバック・ドロップを決めるもカバーにいけない。
  もう1発狙う。
  川田はエルボーを落として防ぐとローリング・チョップ。
  小橋がドロップ・キックを決め両者ダウン。
  小橋がラリアットへ。
  避けられるも振り向きざまにブルドッグを決める。
  後頭部にレッグ・ドロップ。
  もう1発。
  ボディ・スラムを決めるとムーンサルトを狙うべくコーナー上へ。
  川田が転がって射程範囲から出る。
  小橋が川田にDDT。
  もう1発。
  ボディ・スラムを決めるとムーンサルトへ。
  しかし川田に避けられ自爆。
  川田は場外に転がり出る。
  川田はリングに戻ると小橋を起こす。
  小橋がチョップ。
  川田がチョップ。
  小橋がチョップ。
  川田は後頭部を押さえながらもチョップ。
  小橋は蹴り飛ばすとマシンガン・チョップ。
  川田は耐えるとチョップ。
  喉元へチョップを叩き込みダウンさせる。
  川田がロープに走りラリアットへ。
  小橋がガードし顔を殴りつける。
  川田が耐え顔面へのジャンピング・キック。
  川田は起き上がると小橋を起こし延髄切り。
  カバーするもカウントは2。
  45分経過。
  川田が小橋を起こしパワー・ボムを狙う。
  耐える小橋を持ち上げパワー・ボムを決めるもカウントは2。
  小橋の頭部を蹴りつけバック・ドロップ。
  カバーにいくもカウントは2。
  川田がストレッチ・プラグを狙う。
  小橋は腕を押さえると投げ捨てる。
  川田は起き上がるとストレッチ・プラグに捕らえる。
  カバーに移行するもカウントは2。
  再びストレッチ・プラグに捕らえる。
  カバーに移行するもカウント2。
  小橋を起こすと顔面へのジャンピング・キックへ。
  小橋がガード。
  川田はエルボーにロー・キック。
  顔面へのジャンピング・キックへ。
  小橋は避けるとふらつくよにロープにもたれかかりランニング・エルボー。
  両者ダウン。
  50分経過。
  小橋は川田を起こすと頭部にビッグ・ブーツ。
  もう1発。
  ドラゴン・スープレックスを狙う。
  川田は脚をかけて防ぐ。
  小橋が背中にジャンピング・キック。
  バック・ドロップを狙う。
  川田はヘッド・ロックで耐えるとエルボーを落としストレッチ・プラグを狙う。
  小橋は腕を掴んで防ぐとローリング・クレイドル。カウントは2。
  小橋は起き上がるとチョップ。
  ロープに振ろうとする。
  川田が防いでスピン・キックへ。
  小橋は受け止めると押し飛ばす。
  ネック・ブリーカー・ドロップを決めカバーするもカウントは2。
  パワー・ボムを狙う。
  川田が耐える。
  持ち上げパワー・ボムを決めるとブリッジ。カウントは2。
  ボディ・スラムを決めるとムーンサルト。しかしカウントは2。
  再びカバーにいくがカウント2。
  ボディ・スラムを決めるとセカンド・ロープからレッグ・ドロップへ。
  川田が避けて自爆させる。
  55分経過。
  小橋が川田を起こしドラゴン・スープレックスを狙う。
  川田がロープに逃げる。
  小橋は殴りつけて中央に戻す。
  川田は力を入れロックを腰に移動させる。
  そしてロックを解くとローリング・チョップ。
  続けてウィール・キック。
  小橋を起こすともう1発。
  カバーするもカウントは2。
  ドラゴン・スープレックスを決める。
  カバーにいくがカウントは2。
  小橋の頭部を蹴り上げバック・ドロップを狙う。
  小橋がクロス・ボディに切り返す。
  川田がロープに走りビッグ・ブーツへ。
  小橋は受け止めるとローリング・チョップへ。
  川田は避けるとジャーマンを狙う。
  小橋はバックを取り返すとジャーマン。カウント2。
  残り2分。
  川田を起こすともう1発狙う。
  川田が防いで延髄切り。
  踵落としを決める。
  投げっぱなしジャーマンを決める。
  カバーしようとする。
  小橋がロープにしがみついて逃げる。
  川田は捕まえると投げっぱなしジャーマン。
  小橋がまたもやロープにしがみついて逃げ負けを拒否する。
  川田は捕らえるとパワー・ボムを狙う。
  小橋が腰を落として耐える。
  そのまま60分時間切れ!


A準々決勝:大谷晋二郎対ウルティモ・ドラゴン
  握手して試合開始。
  ウルティモがいきなりソバットへ。
  大谷は避けるとソバットへ。
  ウルティモが避けヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  大谷は起き上がるとロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ウルティモが着地しソバット。
  場外に落ちた大谷にフェイク・ダイブの619からブランチャへ。
  大谷は避けて自爆させるとエプロンからドロップ・キック。
  続けてブランチャを決める。
  リングに戻すとスプリングボード式スピン・キック。
  ボディ・スラムからコーナーに上ろうとする。
  ウルティモが素早く起き上がりスプリングボード式ドロップ・キックで落とす。
  アサイ・ムーンサルトで追撃する。
  リングに戻すとロープに振りクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  グラウンド・ヘッド・シザース。
  大谷は反転して逃れるとヘッド・ロック。
  ウルティモは逃れると丸め込み。
  大谷はカウント2で返すとアーム・バーへ。
  ウルティモは逃れるとレッグ・ロック。
  大谷は上体を起こすとレッグ・ロック。
  レッグ・ロックから逃れるとロープに振りドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  ハンマー・ロック。
  ウルティモの行動を制しアーム・バーへ。
  ウルティモは逃れるとレッグ・ロック。
  耐える大谷を蹴りつける。
  ハーフ・ボストン・クラブを狙う。
  大谷がレッグ・ロックに切り返す。
  ウルティモがロープを掴む。
  仕切り直し。
  ウルティモがチン・ロック。
  コーナーに振りクローズライン。
  キャメル・クラッチに捕らえる。
  離すとブレーン・バスターを狙う。
  大谷が耐え逆にブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ソバット。
  ツームストンを決める。
  ウルティモが起き上がりツームストン。
  大谷が不意をついて蹴り上げる。
  ツームストン。
  ウルティモが起き上がり張り手。
  ツームストン。
  大谷が起き上がってくる。
  ウルティモは大谷を蹴りつけるとコーナーに振る。
  大谷がセカンド・ロープからクロス・ボディへ。
  ウルティモがドロップ・キックで迎え撃つ。
  カバーするもカウント2。
  雪崩式ハリケーン・ラナでカバー。カウント2。
  パワー・ボムへ。
  大谷がハリケーン・ラナに切り返す。カウント2。
  雪崩式ハリケーン・ラナを決める。
  カウント2でウルティモがサンセット・フリップに返す。カウント2。
  ウルティモがブレーン・バスターを狙う。
  大谷がロープを掴んで耐える。
  持ち上げられるもエプロンに着地しスプリングボード式ドロップ・キックへ。
  ウルティモは避けるとラ・マヒストラル。カウント2。
  コーナーに振る。
  大谷がカウンターでソバット。
  背中にスプリングボード式ドロップ・キックを決める。
  ドラゴン・スープレックスを決めるもカウントは2。
  もう1発狙う。
  ウルティモがロープに逃げる。
  大谷が引き離す。
  ウルティモがロープに逃げる。
  大谷は諦めてロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ウルティモがその動きを利用しライガー・ボム。カウントは2。
  フィッシャーマンズ・スープレックスからカバー。カウント2。
  スピン・キックへ。
  大谷も同時にスピン・キックを狙い両者空振り。
  ウルティモがダイビング・コークスクリュー・セントーンへ。
  目測を誤って外すも即座にラ・マヒストラルを決め1,2,3!


B三冠王座戦:小橋健太(ch)vs.三沢光晴(1/20/97)
  三沢のエルボーに小橋がチョップで応える。
  小橋がショルダー・タックルを決めれば三沢がドロップ・キック。
  小橋を落とすとエルボー・スイシーダ。
  リング内へのバック・ドロップにセントーンでカバー。カウント2。
  タイガー・ドライバーを狙う。
  小橋は防ぐとDDTからカバー。カウント2。
  三沢は場外で間を置く。
  小橋がローリング・チョップを叩き込みブレーン・バスターへ。
  後ろに着地されるもキッチン・シンク。
  腹を攻めて優位に立つ。
  三沢がエルボーで反撃。
  こちらは背中に狙いをつけている様子。
  小橋の反撃を防ぎツイスティング・スピン・キック。
  小橋は場外にのがれ間を置く。
  三沢がバタフライ・スープレックスを決める。
  チョップを打ってくる小橋をエルボーで黙らせるとダイビング・エルボー・ドロップ。
  続けてフロッグ・スプラッシュ。カウントは2。
  フェイス・ロックを決める。
  小橋がロープを掴む。
  打撃を打ち合う。
  三沢は打ち勝つと場外に逃れた小橋にフェイク・ダイブからダイビング・エルボーへ。
  しかし避けられ柵に激突。
  リングに戻ろうとした三沢にラリアットで柵にぶつける。
  リングに戻しカバーするもカウント2。
  三沢の腕を柵にぶつけていく。
  容赦ない腕攻めが続く。
  アーム・ロックDDTからアーム・バーを狙う。
  三沢は腕をロックするとロープに脚をかける。
  アーム・ロックDDTらカバー。カウント2。
  抵抗を退けハーフネルソン・スープレックス。  
  そしてアーム・ブリーカー。
  三沢はロープに脚をかける。
  腕を攻めジャーマン。
  三沢は気合で起き上がり突進。
  小橋は一本背負いに捕らえアーム・バー。
  三沢がロープに脚をかける。
  三沢のスピン・キックを受け止めバック・ドロップ。
  三沢はラリアットをエルボーで打ち払う。
  両者ダウン。
  小橋はたまらず場外に逃れる。
  三沢はコークスクリュー・ブランチャで追う。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  タイガー・ドライバーを狙う。
  防がれるもラリアットをガードし投げっぱなしジャーマン。
  続けてタイガー・ドライバーも腕の痛みでカバーが甘くカウント2。
  三沢がミサイル・キックへ。
  小橋はラリアットで迎撃するも
  腕の痛みからカバーが遅れカウント2。
  パワー・ボムを決めカバーするもカウント2。
  レッグ・ドロップ連発からオレンジ・ボム。
  カバーするもカウント2。
  もう1回カバーするもカウント2。
  ラリアットへ。
  三沢はガードするも、その勢いに押されダウンする。
  逃げる三沢を追いエプロンでのパワー・ボムを狙う。
  寸前で三沢がハリケーン・ラナに切り返す。
  両者何とかリングに戻る。
  三沢がエルボーからジャーマン。
  続けてローリング・エルボー。
  もう1発。
  まだ起き上がる小橋にもう1発狙う。
  小橋がカウンターのラリアット。
  両者ダウン。
  三沢がエルボーを叩き込んでいく。
  小橋がジャーマン。
  三沢が延髄ローリング・エルボー。
  小橋をロープから引き離しドラゴン・スープレックス。
  這ってカバーに行くもカウント2。
  小橋の反撃を避けタイガー・ドライバー91。
  しかしカウントはまさかの2。
  小橋がふらふらになりながら、崩れ落ちながらラリアットを決めていく。
  三沢は避けるとタイガー・スープレックス84。
  三沢がランニング・エルボーを決め1,2,3!
  三沢が新三冠チャンピオンになる!


DTV王座戦:RVD(ch)vs.ジェリー・リン
  リンがハンマー・ロック。
  RVDが脚を挟んで倒しフロント・ヘッド・ロックへ。
  リンが腕を取る。
  RVDが前転して起き上がる。
  RVDが腕を取り返す。
  リンが前転から腕を取り返し別の腕にアーム・ドラッグ。
  仕切り直し。
  組むとRVDがバックを取る。
  リンがバックを取る。
  RVDが倒して腕を取る。
  リンがグラウンド・ヘッド・シザース。
  RVDが跳ねてすり抜けヘッド・ロック。
  リンは起き上がるとロープに振る。
  伏せてリープ・フロッグでロープに走る。
  RVDが開脚で伏せてリープ・フロッグにいこうとする。
  リンがそこを蹴り飛ばす。
  ブレーン・バスターを狙う。
  RVDが逆に持ち上げようとする。
  リンが後ろに着地しバックを取る。
  バック・エルボーを避けるとバック・ドロップを狙う。
  RVDがフォア・アームズを叩き込むと顔にヒットしリンが倒れる。
  RVDがアピール。
  エプロンでダウンしているリンをリングに入れ起こすと蹴りにフォア・アームズ。
  コーナーに振りモンキー・フリップへ。
  リンが着地し構える。
  仕切り直し。
  リンは鼻血を出している。
  両者コーナーに座り休憩。
  降りて組み合う。
  RVDがコーナーに押し込むと離れず殴りつける。
  コーナーに振ろうとする。
  リンが振り返し突進。
  RVDはコーナーを使って裏に回るとドロップ・キックを狙う。
  リンは避けると両脚を取りスリング・ショットへ。
  RVDがセカンド・ロープに着地。
  リンの突進をかわすようにジャンプして着地するとリンに突進。
  カウンターでショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地。
  リンが対応してフォア・アームズ。
  三角飛びドロップ・キックで落とす。
  ダイビング・ボディ・アタックで追撃する。
  リングに戻る。
  エプロンに上がってきたRVDにドロップ・キック。
  セカンド・ロープに寝かせるとセカンド・ロープからレッグ・ドロップ。
  カバーするもカウント1。
  フェイス・バスターを決めカバー。カウント1。
  アルフォンソが入れたかリングに椅子があるのを見て手にする。
  RVDがヴァン・ダミネーターを狙ってくる。
  かわされるも続けて払い蹴りへ。
  リンは椅子を置いてかわす。
  しかしRVDの払い蹴りが戻ってくる。
  リンは椅子の上にダウン。
  RVDがスピニング・レッグ・ドロップへ。
  リンは避けるとけりかかりコーナーに振る。
  突進する。
  RVDが持ち上げロープを跨がせる。
  スピン・キックで場外に蹴り落とす。
  場外に下りるとリンを蹴りつける。
  柵に振ってぶつける。
  場外カウントをカットしてから再び柵に振ってぶつける。
  突進。
  リンがカウンターでショルダー・スルー。
  RVDが着地し柵の外へのブレーン・バスターを狙う。
  リンが後ろに着地しドロップ・キック。
  RVDが柵にぶつかって中に落ちる。
  リンが柵を乗り越えようとする。
  RVDが柵へのジョー・ブリーカー。
  リングに戻る。
  再び場外に下りる。
  リンは観客席でダウンしている。
  アルフォンソがRVDに椅子を投げ渡す。
  RVDが投げ返して柵に乗る。
  アルフォンソがキャッチしてリンに椅子を投げ渡す。
  そこにRVDが柵の上からヴァン・ダミネーター。
  リングに戻りアピール。
  リンが何とか起き上がりリングに戻ろうとする。
  RVDがそこにスライディング・キックを狙う。
  リンは避けるとフォア・アームズ。
  エプロンにぶつけ柵にぶつける。
  RVDがリンに蹴り。
  リンを持ち上げ柵に干す。
  そしてエプロンから飛んでスピニング・レッグ・ドロップ。
  リンをリングに戻す。
  エプロンに上がるとスプリングボード式の技を狙う。
  踏み外すもそのままレッグ・ドロップを決める。
  カバーするもカウント2。
  ボディ・スラムを狙う。
  リンが後ろに着地すると蹴りを入れパイル・ドライバーを狙う。
  RVDがリバース・スープレックスに返す。
  ローリング・サンダーを狙うべく前転。
  リンが上半身を起こしたのを見て止まるとドロップ・キックでダウンさせる。
  再びロープに走りローリング・サンダー。
  カバーするもカウントは2。
  リンを起こしてフォア・アームズ。
  コーナーに振る。
  リンがコーナーに座る。
  それを見たRVDが突進。
  リンはカウンターで蹴りを入れるとトルネードDDTを狙う。
  RVDが着地させてノーザン・ライト・スープレックスに返そうとする。
  リンが後ろに着地しリバースDDT。
  カバーするもカウント2。
  アルフォンソが入れたかリングにある椅子を取ろうとする。
  RVDもその椅子を掴む。
  リンはその椅子を押してRVDの腹を突く。
  サンセット・フリップへ。
  RVDは食らいながらも先ほどの椅子を手にする。
  カウント2で返す反動で叩きつけようとする。
  受け止められたので椅子越しに蹴り飛ばそうとする。
  リンはスウェーして直撃を避ける。
  先に起き上がられるもドロップ・トー・ホールドで椅子の上に倒れさせる。
  RVDの頭を踏みつける。
  頭の上に椅子を置くとセカンド・ロープからレッグ・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  リンは場外に出る。
  テーブルを出し柵とエプロンの間に橋渡しにする。
  その間に起き上がったRVDはコーナーに上っていく。
  リンは素早くリングに戻るとRVDを殴りつけ突き落とそうとする。
  RVDはこらえてエプロンに下りる。
  リンが殴りつけていくとRVDは吹っ飛び柵に激突。
  リンがコーナー上へ。
  アルフォンソがリンの脚にしがみつく。
  RVDが素早くエプロンに上がりリンを殴りつける。
  リンも殴り返すとRVDの頭を抱え込みテーブルへのトルネードDDTを狙う。
  RVDはエプロンに着地させるとクローズラインでリングに戻す。
  ダイビング・サイド・キック。
  リンはふらついていたため直撃にはならなかった様子。
  RVDはリンを蹴り倒すとコーナー上へ。
  リンがRVDの体勢を崩す。
  殴りつけるとスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  サブーが場外に現れる。
  リンは椅子を掲げて中央に置く。
  ロープに振ろうとする。
  RVDは振り返して椅子へのヒップ・トスを狙う。
  リンがDDTに切り返す。
  カバーするもカウントは2。
  アルフォンソはサブーに必要ないから帰れと指示している。
  リングではリンがRVDを殴り蹴りつけている。
  コーナーに振り突進。
  RVDがカウンターで蹴り。
  アルフォンソがエプロンに上がりリンに椅子を投げ渡す。
  そこにRVDがランニング・スピン・キックを狙う。
  リンは避けると椅子をRVDに渡してヴァン・ダミネーター。
  リングに入ってきたアルフォンソを突き飛ばす。
  RVDをカバーするもカウントは2。
  リンはコーナー上へ。
  サブーがロープを揺らし殴りつけるとリンはロープを跨ぐように落ちエプロンでダウン。
  サブーはリンを殴りつけてテーブルに寝かせる。
  サブーはリングに入ると椅子を踏み台にリンにスプリングボード式エルボー・ドロップ。
  リンをリングに戻す。
  RVDがカバーするもカウントは2。
  RVDがコーナーに乗る。
  そしてファイブ・スター・フロッグ・スプラッシュで1,2,3!
  RVDの防衛!

試合結果

@三冠王座戦:川田利明(ch)vs.小橋健太(60分時間切れ)(AJPW 1/19/95)
AJクラウン準決勝:ウルティモ・ドラゴンvs.大谷晋二郎(NJPW 8/4/96)
B三冠王座戦:小橋健太(ch)vs.三沢光晴(新チャンピオン!)(AJPW 1/20/97)
C田村潔司vs.阪剛(30分時間切れ)(RINGS 6/27/98)
DTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン(ECW 4/15/99)