Wrestling Heart:Match of the Year 10's part1の分析
名勝負 | クリストファー・ダニエルズvs.デイビー・リチャーズ(ROH 10/16/10) ウイナー・テイクス・オール、ラダー・マッチ:エンジェル・オルシニ(All Guts,No Glory ch)vs.メルセデス・マルチネス(WSU ch)(WSU 1/27/11) IWGP王座戦:棚橋弘至(ch)vs.鈴木みのる(新日本プロレス 10/8/12) CWF-MA王座戦:エリック・ロイヤル(ch)vs.トレヴァー・リー(CWF-MA 12/28/13) G1公式戦:鈴木みのるvs.AJスタイルズ(新日本プロレス 8/1/14) |
好勝負 | なし |
◆2010年
@クリストファー・ダニエルズvs.デイビー・リチャーズ(ROH 10/16/10)
2人共スターとしては今一歩足りない所がある。
それ故、静と動のイメージで絵を作り上げる。
まずダニエルズがショルダー・タックルを耐える事で自分の世界を描く決意を表明する。
そして相手の挑発に対し安直に打ち返さず咀嚼し、次の行動の移行速度で意思を表明する。
リチャーズは煩悩を捨てた事で場に同化する事が可能となっている。
五感が一体化される。
場と言う大海に身を任せながらも意思は失われていない。
また蹴り一発ごとに刻印を施す。
序盤のレスリングには抵抗の要素があるがこの時点から疲弊要素を織り込んでいる。
中盤では気合とは違うカウント1の表現を見せるし、
一極攻めと呼ぶ程には長くない攻めには常に相手の部位への眼差しがある。
そして終盤において尚勝負はダメージという秤に集約されていない。
そこにはダメージとタフネスとスタミナ、独自のパラメーター・バランスがある。
瑣末だが6ヶ月かけて実現したため同格の要素は少しは入れるべきで、実際挿入されている。
同じくその6ヶ月のお預けの間に相手に対する期待と緊張感を育んでいる。
資格は全て内部にある。
かつてダニエルズがAJと共に見た境地。
失われし楽園がリチャーズという導き手によって再興され、
様々な経験を得た今再び旅出来たというのは大変幸せな事です。
MOTY。文句なしに名勝負。
(執筆日:1/9/11)
◆2011年
Aウイナー・テイクス・オール、ラダー・マッチ:エンジェル・オルシニ(All Guts,No Glory ch)vs.メルセデス・マルチネス(WSU ch)(WSU 1/27/11)
WSUの歴史に残る試合をメルセデスと残してきたものの
アイアン・ウーマン・マッチに敗北した事で挑戦権を失ったオルシニ。
メルセデスがすぐに王座を失えば再び挑戦できて問題ないのですが
メルセデスは何とこの試合までに33度防衛という超長期政権を築いたのでした。
業を煮やしたオルシニはタズのように自分でオール・ガッツ・ノー・グローリー王座を設立し王者を名乗り始めます。
このおかしな状況を打開すべく両者の王座を賭け、
最終決戦、ラダー・マッチで一年以上ぶりに再戦しよう、というのがこの試合。
Final Chapterの言葉に嘘偽りのない大河ドラマです。
試合はゴング開始と同時に両者がラダーを取りに行く展開で
最初からラダーの存在を認めての戦いとなります。
オルシニは攻防の妙やアイディア、ハイ・センスな試合構築こそ見られないのですが
アイアン・ウーマン・マッチのように全てを賭けて打ち込んでいます。
だからこそ全女のようなトップ・アスリートではなくとも、
基本的にラダー一段目から投げるような過激度であっても、
そして、あくまで彼女達が出来る過激度という一線を越えていなくても、
その試合は見るものの心を捉えて放ちません。
女子レスラーがラダー・マッチに挑むという過酷さを常識的な感覚で描いているため
序盤から疲労していますが全力を尽くしている故の絶妙のテンポで
時間を稼いでいると見ていて感じた事は1秒たりともありませんでした。
そこは流石アイアン・ウーマン・マッチで70分やってのけただけの事はありますね。
またアイアン・ウーマン・マッチでは影をひそめていた
ダーティ・ビッチなキャラが全開だったのも大きい。
見事に煽り立てその反応含めて動いて、よりオルシニの魅力を出していました。
メルセデスも復帰後鋭さは衰えてしまいましたが、
疲労感の見せ方の上手さは増しているし、
観客の期待に応えるだけでなく何をするのだろう?と思わせてインパクトを与える手法も使いこなすようになりました。
上述しましたが、この2人が本当に死力を尽くす。
これをもう少し掘り下げて話したい。
彼女達の世界観。
それは容易に揺らぎうるはずの世界観。
WWEのTLCを見れば彼女達がやれば事故を起こす事必死のスポットがいくつも起こっている。
それを男女の差と言い訳しようにも全女では90年にケージ上からダイビング攻撃を繰り出している始末。
余所の団体の事だから関係ない、と言うのは簡単ですが、
プロレスというのは仮装の世界だからこそ問題です。
小さな迷いが少しでもあればそれは演じる行動に出て試合に影響を与えます。
命が幾らあっても足りないぜ、と思うほど
死ぬ気で頑張る、という言葉は世界に溢れていますが、
雑念のない純度100%の心で全力を尽くす姿は一流のプロの世界でも少ない。
この試合において2人の世界は最初から最後まで揺るがず、
この世界の5スター・マッチをやってのけようという意気がある。
その意思の強さに、長与千草の姿がダブった。
一応リミッターを超えたスポットも2つある事も記しておきましょう。
エプロンと柵の上にのせたラダーへのダイビング・ボディ・プレスと
梁にぶら下がった相手へのラダー上からのスピアー。
どちらも負傷しておかしくない危険なスポットで、それだけの覚悟があった。
しかしこれは只2人の意気込みが他より強く形として現れただけの事。
こうして紙面上でその念の強さを伝えやすくするだけの事で、
これがあったから凄い、とかそういうレベルの試合ではない事はお話した通り。
この試合で2人はWSUが世界最高の団体で、
2人が世界最高のレスラーで、
世界最高の試合をやってのけた、と
100%偽りのない行動、態度、情熱で示して見せたのです。
女子版HBKvs.ラモンのラダー・マッチとして歴史に刻まれる38分の超大作です。
インディー、いや、どインディーと呼ぶ方が正確な団体で全てを含んだ試合が生まれました。
過激度が物足りないと感じる自らに現代プロレスの頸木を見ます。
それは良く考えられるべき事だけど完全に間違いだと否定すべきものでもない事を知っています。
それ故この試合が2011年に行われた事から補正をかけようとも思いましたが、
どうしても評価を下げる事が出来ないのです。
この試合には2人のレスラーとしての全てがある。
宣伝文句として大量に浪費される言葉だけれど、本当に全てがあるのです。
人のそういう瞬間が世に形として残る事は稀で
それを目にする事が出来るのがプロレスの幸せです。
見るものの不満やら何やらを傍目に
この試合は歴史的な名勝負として揺るぎなく聳えている。
(執筆日:12/20/11)
◆2012年
BIWGP王座戦:棚橋弘至(ch)vs.鈴木みのる(新日本プロレス 10/8/12)
みのるは動きを最低限に抑え、
反して棚橋はやや早急に動くことで焦りを表現しています。
事前の口合戦を上手く持ち込んでいますね。
みのるが環境を使って腕攻め。
ブライアンばりのえぐい見せ方をしますね。
観客はストーリーが功を奏して事前から期待感を抱いていますが、
みのるが観客を見ながら試合することでその熱を更に引き上げています。
棚橋が敢えて唐突気味にドラスクを挿入。
入れ方が上手いですね。
ドラスクと低空ドロップ・キックの連発は間を持たせず
今回の試合のテイストに合わせ、より感情的にしています。
みのるが粘っこい腕攻めで引き下がらず一進一退。
長時間の4の字を挟んで終盤へ。
ドラマという特殊解を多用し頼っている感はありますが
シーンの性質を上手く理解して積み上げていました。
文句なしに名勝負です。
(執筆日:?/?/12)
◆2013年
CCWF-MA王座戦:エリック・ロイヤル(ch)vs.トレヴァー・リー(CWF-MA 12/28/13)
非常に真面目にポジショニング・レスリング。
しかしスポーツ的にはなりすぎず、
ちょっとした華やかさ、美しさを加えている。
今時滅多にないプロレスのレスリングの基礎まで遡った攻防を行う一方で、
定型に拠らず自分の考えで次のシーンを選択している。
リーが張り手で挑発して逃げる軌道は
エリックを中心にして綺麗に周囲を回っている。
場外スポットに絡めてリーのセコンド介入。
ベビーフェイス/ヒールの雰囲気作り。
観客に直接的に働きかけてはいないですが、
絶妙のニュアンスが十分に移入感を引き立てている。
かなり重いダメージ設定をしながら後半戦。
リーが切り返してバック・ブリーカーを決めたのがキー・スポット。
エリックの体重が自分より重いものの
相手の動きを利用して決めている感じが出ているし、
何よりそれで自分の脚も痛めてしまう表現が最高です。
ハンデを負った中でリーは地味に落とし込みつつ選択をし続ける。
場外を上手く使っていますね。
終盤はここぞで切り返しを多用し白熱。
インパクトのある技の数々、
カウント3にならない細やかな理由付け、
そして最高の試合が必要とする美しいフィニッシュがそこにはあります。
ダニエルソンvs.ナイジェルを見た時の感動が蘇りました。
文句なしに名勝負。
試合後、元コミッショナーが現れると遺恨を捨ててエリックを称える。
(執筆日:12/?/13)
◆2014年
DG1公式戦:鈴木みのるvs.AJスタイルズ(新日本プロレス 8/1/14)
AJの代名詞であるドロップ・キック。
最近は変化させることが多いですが、
敢えて初手に持ってきてスピード感を生み出しました。
みのるは相手に行動を任せつつ意識的な制動を行ってきます。
表情作りも気合が入っており、
何をしでかすか分からない不穏なヒール・キャラを演出。
そして得意のカウンター・サブミッションから
腕に狙いをつけて反撃開始です。
それぞれ乱入し合って中盤で仕切り直し。
明確で印象的なシーンが各所に
配置、積み上げられた構成は単純明快でありながらお見事。
後半においてもここぞへのスポットの見せ方、
タイミング、動き自体のキレ、どれもが落ちず最上級を維持しています。
まさに名勝負と呼ぶにふさわしい密度がありました。
文句なしに名勝負。
(執筆日:8/?/14)
注目試合の詳細
@クリストファー・ダニエルズvs.デイビー・リチャーズ握手を交わす。
ゴングが鳴る。
組むとダニエルズが押して離れる。
組むとリチャーズがヘッド・ロック。
ロープに飛ばされショルダー・タックル。
ダニエルズは下がるも耐え切る。
組むとダニエルズがヘッド・ロック。
ロープに飛ばされショルダー・タックル。
リチャーズが耐えすぐに胸を突く。
ダニエルズが足を取って倒しレッグ・ロック。
リチャーズがアーム・バーに返そうとする。
ダニエルズはロックすると裏返しヘッド・ロック。
リチャーズがすり抜けハンマー・ロック。
ブリッジ。
反対側の腕も取り両肩をつける。
ダニエルズはカウント2で返すと起き上がる。
軽く飛び首投げ。
リチャーズがそのまま場外に出て間を置く。
リチャーズがヘッド・ロック。
ダニエルズがひざを突かせて腕を取る。
前転したリチャーズを倒す。
リチャーズが跳ね起き側転。
切ってドロップ・キック。
アーム・ドラッグで腕を取る。
アーム・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
ロープに走る。
リープ・フロッグにいったダニエルズにニール・キック。
カバー。
カウント1で返されるやアーム・ロック。
ダニエルズが起き上がりロープに振りチョップへ。
かわされるもヒップ・トスからヘッド・ロック。
ロープに振られかけるも腰を落として防ぐ。
ロープに振られるもショルダー・タックル。
ロープに走る。
側転で伏せたリチャーズを超えるとジャブ。
ロープに振りチョップへ。
かわされるもレッグ・ラリアット。
カバー。
カウント1で返されるやチン・ロック。
リチャーズが起き上がりコーナーに押し込む。
離れずショルダー・ブロック。
もう1発。
ダニエルズが不意を突いてニー。
体勢を入れ替え殴りつける。
コーナーに振り突進。
リチャーズがカウンターでショルダー・スルーを決め落とす。
エプロンに飛び出るとランニング・キック。
コーナーに立つ。
場外に下りるとダニエルズをフェンスに振ってぶつけビッグ・ブーツ。
リングに戻すと足を絡めて変形4の字。
ダニエルズがロープを掴む。
リチャーズがダニエルズの足にストンピング。
起こして蹴り倒す。
カバー。カウント2。
首4の字。
ダニエルズは後ろにそらした後ロープを掴む。
リチャーズがバック・ドロップ。
カバー。カウント2。
観客の歓声を煽ってからテキサス・クローバー・リーフ。
ロープに逃げたダニエルズにストンピング。
ダニエルズが腹にパンチ。
リチャーズがロープに走り胸を蹴り飛ばす。
ロープに振ろうとする。
ダニエルズが振り返しショルダー・スルーを狙う。
リチャーズが蹴り上げ突進しクローズラインへ。
ロープ際のダニエルズがかわすと同時に場外へのバック・ドロップ。
ロープに走りロープ間を通るドロップ・キックへ。
リチャーズがかわすと同時にリングに戻りトペを狙う。
ダニエルズがカウンターで掌底。
アラビアン・プレスに繋げる。
リングに戻すとダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
ロープに振りキッチン・シンク。
背中にニー。
蹴りつける。
カバー。カウント1。
首を掴むとターン・バックルに走り激突させる。
カバー。カウント2。
ショルダー・ロック。
起き上がってきたのでチン・ロックに変え倒す。
リチャーズが起き上がり腹にパンチ。
ロープに走る。
ダニエルズがカウンターでボディ・スラム。
アラビアン・プレス。
カウント2で返されるや腰にニーをいれカバー。カウント2。
チョップ。
コーナーに振りクローズライン。
アピール。
コーナーに振り突進。
リチャーズがカウンターでハイ・キック。
リチャーズがコーナーのダニエルズにランニング・エルボー。
スナップ・スープレックス。
叫ぶとコーナー上へ。
ダイビング・ヘッド・バッド。
カバー。カウント2。
DRドライバーを狙う。
ダニエルズがコーナーに押し込みショルダー・ブロック。
リチャーズは耐えると持ち上げてコーナー上に載せる。
ダニエルズはコーナーを上ってきたリチャーズを殴りつける。
エルボーを連打。
リチャーズは耐えるとヘッド・バッド連打。
スーパープレックス。
カバー。
カウント2で返されるやアンクル・ロック。
ダニエルズがロープを掴む。
リチャーズが胸に蹴り。
アピール。
もう1発。
アピール。
ダニエルズは胸を突くとエルボー。
打ち合い。
張り手の打ち合い。
リチャーズが頭部を蹴り上げまくる。
ダニエルズが掌底を連打。
リチャーズが頭部を蹴り上げまくる。
ダニエルズが掌底を連打。
掌底。
ロープに走る。
リチャーズが打ち上げ蹴り上げる。
ロープに走る。
ダニエルズがブルー・サンダー・ドライバー。
STOからコウジ・クラッチ。
リチャーズがもがいて逃れアンクル・ロック。
ダニエルズがアンクル・ロックに切り返す。
リチャーズが回転して場外に落とす。
トペ・コンヒーロで追撃する。
リングに戻す。
コーナーのダニエルズに突進。
ダニエルズがカウンターで蹴り。
突進。
リチャーズがカウンターで蹴り。
ダニエルズがエルボー。
リチャーズも打ち返す。
ダニエルズがチョップ。
ロープに振る。
リチャーズがハンドスプリング・キック。
カバー。カウント2。
バックを取る。
抵抗するダニエルズの背中を蹴りつける。
コーナー上に載せ背中を殴りつける。
雪崩式バック・ドロップを狙う。
頭を叩かれ落とされるもコーナーを駆け上がりトップ・ロープから雪崩式ジャーマン。
カバーするもカウントは2。
ならばとフェニックス・スプラッシュを狙うべくコーナー上へ。
ダニエルズが起き上がり殴りつける。
スーパープレックスを狙う。
リチャーズが腹にパンチを入れヘッド・バッドを連打して落とす。
シューティングスター・プレスへ。
ダニエルズがかわして自爆させると同時にコウジ・クラッチ。
リチャーズがロープに足をかける。
ダニエルズはエプロンに出たリチャーズを起こすとチョップ。
チョップ。
コーナーにもたれさせ突進。
リチャーズがカウンターで蹴り。
トルネードDDTの体勢。
ダニエルズが殴りつけ掌底。
アイコノクラズムを狙う。
抵抗されるも殴りつけるとエプロンへのデス・バレー・ドライバー。
リングに戻る。
リチャーズは何とかカウント19でリングに戻る。
ダニエルズはリチャーズの掌底を連打。
リチャーズは場外に落ちるも戻ってきてもっと打ってみろとアピール。
ダニエルズが掌底を連打。
リチャーズはかわすと張り手を連打。
ダニエルズはガードするとローリング・クローズラインをかわしエンジェルズ・ウィングまで持っていく。
カバーするもカウントは2。
起こすとチョーク・スラム。
BMEへ。
リチャーズが起き上がりアンクル・ロックに捕らえる。
起き上がり締め上げる。
ダニエルズが回転して丸め込む。カウント2。
リチャーズがソバット。
ダニエルズが延髄切り。
リチャーズがラリアット。
カバーするもカウント2。
叫ぶと張り手を連打。
ソバット。
張り手。
ソバット。
側頭部を蹴り飛ばす。
カバーするもカウントは2。
DRドライバーを決めるもカウント2。
アンクル・ロック。
ダニエルズが回転して逃れようとする。
リチャーズは引っ掛けて決めなおす。
ダニエルズが裏返して蹴り飛ばそうとする。
リチャーズが対応して変形アンクル・ロックまで持っていく。
ダニエルズがたまらずタップ!
リチャーズの勝利!
ダニエルズはリチャーズの腕を挙げ称える。
ダニエルズがマイクを取りリチャーズの力を認める。
リチャーズもROH王座をかけもう1度戦おうと応える。
Aウイナー・テイクス・オール、ラダー・マッチ:エンジェル・オルシニ(All Guts,No Glory ch)vs.メルセデス・マルチネス(WSU ch)(WSU Final Chapter 1/27/11)
同時に場外に出る。
メルセデスがリングに戻りラダーを持ったオルシニにロープ越しに蹴り。
ラダーを引き入れようとする。
オルシニが逆に押してぶつける。
リングに入るとメルセデスの上にラダーを置きストンピング。
ボディ・スラムにレッグ・ドロップ。
そのまま首4の字。
メルセデスが反転させてのがれ頭部にストンピング。
ターン・バックルにぶつけチョップ。
オルシニがチョップ連発。
コーナーにぶつけクローズライン。
背中を蹴りつける。
ラダーを立て上っていく。
メルセデスが殴りつけバック・ドロップ。
ブレーン・バスター3連発へ。
3発目は脚をかけて潰される。
別のラダーを持ってくる。
コーナーの上にのせる。
オルシニがロープで勢いをつけてクローズライン。
担ぐとコーナー上のラダーにぶつけようとする。
メルセデスが後ろに逃れて押しラダーにぶつける。
場外に下りるとリング下から椅子を数脚取り出しリングに入れる。
立ててあったラダーをコーナーに立てかける。
喉に椅子を押し当てる。
コーナー・ラダーにぶつけようとする。
オルシニは防ぐとコーナー・ラダーへのモンキー・フリップ。
キャメル・クラッチ。
場外に落とす。
縄で首を絞め観客に見せつける。
フェンスにぶつけリングに戻す。
竹刀を持ってリングに戻り叩き付ける。
竹刀で首を絞めカメラに見せつける。
金属板を上にのせストンピング。
コーナー・ラダーに振ろうとする。
メルセデスが防ぎコーナー・ラダーへのスパイン・バスター。
オルシニはたまらず場外に転げ落ちる。
ロープにラダーを立てかける。
場外に下りオルシニに竹刀を叩き付ける。
竹刀で首を絞める。
柵に振ってぶつける。
柵の外に出たオルシニを観客席にぶつけ張り手。
蹴り飛ばす。
オルシニがショルダー・ブロック連発。
クローズラインで柵の内に落とす。
金属板を背中に叩き付ける。
リングに戻すとチン・ロック。
起き上がったメルセデスにロープ・ラダーへのボディ・スラム。
そのままラダーに横にするとセカンド・ロープからムーンサルト。
ムーンサルトにいくもかわされ自爆。
両者ダウン。
メルセデスが先に起き上がり殴りつける。
コーナー・ラダーにぶつける。
エプロンと柵の上にラダーを横にする。
リングに戻りダウンしたオルシニを椅子で突く。
椅子の上へのDDT。
場外に出すと先ほど横にしたラダーにぶつける。
オルシニが振り返して柵にぶつける。
柵の外に出たメルセデスを観客席にぶつける。
キャメル・クラッチ。
リングに戻す。
エプロンと柵の上にラダーを横にする。
リングに戻りフィッシャーマンズを狙う。
メルセデスが体勢を入れ替え椅子の上へのフィッシャーマンズ・バスター。
エプロンと柵の上に横にしたラダーの上にオルシニを寝かせる。
コーナーに上りダイビング・ボディ・プレス。
リングに戻りラダーを上っていく。
オルシニがリングに戻り捕まえる。
中段で殴りつける。
脚を引っ張って落とす。
別のラダーを横に立てる。
ストンピング。
ラダーを上っていく。
メルセデスが横のラダーを上っていく。
中盤で殴り合い。
オルシニが中断からネック・ブリーカー。
ラダーを上っていく。
ベルトに手を伸ばす。
メルセデスが殴りつけていく。
下りたオルシニの腹を蹴りあげる。
ラダーを上っていく。
オルシニが捕まえ、一段目からのシットダウン・パワー・ボム。
オルシニが起き上がりダウンするメルセデスを殴りつける。
フルネルソンで起こすと投げようとする。
メルセデスが振りほどきクローズラインへ。
オルシニがかわしジャーマン。
変形アングル・スラム。
ラダーを上っていく。
ベルトに手を伸ばす。
メルセデスが横のラダーに上り2段目からのネック・ブリーカー。
横のラダーをロープ際にどかしてから中央のラダーを上っていく。
ベルトを掴む。
オルシニがラダーを突き飛ばす。
メルセデスは梁にぶら下がる形。
オルシニがロープ際のラダーを上りスピアーで撃墜する。
メルセデスはたまらず場外に転がり落ちてダウン。
オルシニは場外に下りると椅子を叩き付ける。
喉に椅子を押し付ける。
リングに戻しコーナー上にのせる。
近くのラダーの上から殴りつけていく。
セカンド・ロープに立ったメルセデスが殴り返す。
両者ラダー3段目に足をかけなぐり合う。
メルセデスがラダー4段目のオルシニにフィッシャーマンズ・スープレックス。
オルシニの上にラダーを立てると上っていく。
そしてベルトを奪取する。
メルセデスが2冠王者に!
オルシニは起き上がると握手を求める。
応じたメルセデスとハグ。
メルセデスはマイクを取るとこれまで立ち上げから戦ってきた、
レスラー同士の集大成を見せれた、と言い、いつでも王座に挑戦してきて欲しい、と言う。
エンジェルもメルセデスを称える。
メルセデスは次期挑戦者のセリーナ・ディーブにメッセージを送る。
アリシアが現れメルセデスvs.セリーナの後でキャッシュを使うと宣言し心理戦を仕掛ける。
試合結果
@クリストファー・ダニエルズvs.デイビー・リチャーズ(ROH 10/16/10)Aウイナー・テイクス・オール、ラダー・マッチ:エンジェル・オルシニ(All Guts,No Glory ch)vs.メルセデス・マルチネス(WSU ch)(新チャンピオン!)(WSU 1/27/11)
BIWGP王座戦:棚橋弘至(ch)vs.鈴木みのる(新日本プロレス 10/8/12)
CCWF-MA王座戦:エリック・ロイヤル(ch)vs.トレヴァー・リー(CWF-MA 12/28/13)
DG1公式戦:鈴木みのるvs.AJスタイルズ(新日本プロレス 8/1/14)