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Alexi Smirnoff出演の映画



タイトル 恋のボディ・スラム(原題:Bodyslam)(1986)
出演スパスタ ロディ・パイパー、サム・ファトゥー、キャプテン・ルー・アルバノ、リック・フレアー、フレッド・ブラッシー、ブルーノ・サンマルチノ、アレクシ・スミノフ、ジェイSヨーク
ストーリー 凶暴無比のあらくれプロレス界に、ひょんなことから首を突っ込んでしまった元ロックバンドマネージャー。後悔先立たず、まるで勝手の違うギョーカイで散々な目にあう彼が、単なる思い付きで売れないロック・バンドをリングに上げたら、客日バカウケ!勢いノリノリの"ロック・プロレス"、これってリング界の脳天逆落とし!?
スパスタ活躍度 ★★☆☆☆
映画お勧め度 ★☆☆☆☆
レビュー 主人公はどんぞこに落ちそこから再生していく訳だけど
その転機は不明瞭で、あまり力を入れて描かれていません。
コメディーとしても微妙で、意図してかプロレスが前面に出る結果となってしまっている。

主人公がマネージメントするのはレスラー役そのままのパイパーとファトゥー。
わざわざ役名にしなくても良かったのにねぇ。
ストーリーはメンフィス・レスリング・テイストな仕掛けだし、
リング外のやり取りは良い意味でリアルではなくスキットみたい。
そしてリング内のアクションは意外と編集されずプロレスの試合そのままの見せ方をしています。
だからプロレス・ファンとしては楽しめると言えば楽しめるのです。
しかし敵役がパワー&グローリーみたいな相手で魅力に欠けるし、
(ウォーリアーズだと強いばかりで間抜けな事出来ないだろうけど・・・)
当時NWA王者のフレアーが出演というから期待してみれば只観客として招待されただけ・・・。
がっかりしますね。

結局このコンテンツが映画である必要性を持てていません。
プロレスが既に提供しているもの以上のものがここにはないのです。


タイトル アメリカン☆ヒーローズ 爆進!!プロレス野郎(原題:Bad Guys)(1986)
出演スパスタ サージェント・スローター、プロフェッサー・タナカ、ピーター・メイビア、カート・ヘニング、アレクシ・スミノフ、ジェイSヨーク
ストーリー 白バイ野郎の2人、顔も度胸もいいのだが、ケンカ早いのが玉にキズ。
胸のバッチを放り出しプロレス修行、リングネームは「バッド・ガイズ」対する相手は「クリムゾン・クラッシャーズ」。
全米スマッシュ・ヒットのアクションコメディ。
スパスタ活躍度 ★★★★☆
映画お勧め度 ★★★★☆
レビュー プロレスを題材にするに当たっては筋書きをどう扱うかが問題になるけど
この映画では記者の「良い演技ね」、って言葉に「本気だよ」って返して終了。
この2語でそんな興のない議論は終わらせて本道のプロレスで楽しませてくれる。
酒場での乱闘、ヒールを本当に嫌うファンの反応は80年代の雰囲気が見事に出ているし、
試合に勝つために老レスラーから必殺技のアイアン・クローを教えてもらう展開も良い。
しかし何より驚いたのは試合自体が面白かったって事。
タッグのエッセンスをテンポ良く見せているし、
86年製作とは思えない程独創的な動きが幾つも見られます。
後にWGTTのタッグ技として認知される馬飛びの合体技とかね。
トペも打つしある意味、これは最先端のプロレスですよ。
クラッシャーズを演じる本物のレスラー、スミノフ、ヨークも良い味出していました。
警察とのやり取りは若干まどろっこしいが
ロッキー4のプロレス版っていうニューヨークタイムス評は嘘じゃない。
プロレスを題材にプロレスを楽しませた映画、という点である意味金字塔といえる作品。
プロレス・ファンにお勧めの映画です。
他出演スパスタのタナカとサージは最後の試合の乱入要員として活躍。