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大仁田厚出演の映画



タイトル ジャングルクロウ!〜捜査特別報奨金稼ぎ〜サンクションズ=制裁(2009)
出演レスラー 大仁田厚
ストーリー 首都・TOKYOは犯罪都市に成り下がり、日夜凶悪犯がたむろする街となっていた。そこに伝説となった男がいる。「クロウ」(高木淳也)と呼ばれ、捜査特別報奨金の対象犯罪者のクビを狩り、地下に生きる者である。真鳥静(田丸麻紀)はジャーナリストとして、クロウを追い、そのバックに見え隠れする闇を探ろうとしていた。しかし、日本・韓国・中国それぞれの地下組織が力を拮抗しあうその場所は、あまりに多くの危険が潜んでいて…。
レスラー活躍度 ☆☆☆☆☆
映画お勧め度 ☆☆☆☆☆
レビュー ダーク・ヒーロー路線を目指しているのでしょうが
主人公のクロウがちんぴらっぽくて駄目。
アクションもスタイリッシュになりきれず
リアリティーの欠如だけが目立っています。
またクライムタウンという非現実な設定も予算がない中でリアリティーを感じさせれず。
設定自体は相当凝っているようでややこしい言葉で語られていますが、
アクションとしてそもそも魅力がない中で設定の理解に労力を惜しむ観客がどこにいるのでしょうか。
またノーマスク・ファイヤーダイビングも日本初であろうと観客からすれば何の意味もない。
駄作。 
大仁田はマフィアの中堅所で出てくるもののクロウとの戦いから逃げ帰った後、画面外で殺されてしまいます・・・。


タイトル まぼろしの邪馬台国(2008)
出演レスラー 大仁田厚
ストーリー 昭和32年、島原鉄道で働く宮崎康平は、水害による鉄道復旧の際に土器の破片を見つけたのを機に、邪馬台国の探求を始める。目の不自由な夫に、妻の和子は魏志倭人伝、日本書紀、古事記などを繰り返し読み聞かせ、立体地図を作って九州各地を二人で旅するのだった。康平の口述を和子が書き留める共同作業で、康平だけでなく、夫婦の夢となった「まぼろしの邪馬台国」を著してゆく…。
(goo映画より)
レスラー活躍度 ☆☆☆☆☆
映画お勧め度 ★★★★☆
レビュー 変人を演じさせたら日本一、竹中が盲目の文学者を魅力的に演じています。
それに対して我慢強くついていく奥さん役の吉永も素晴らしい演技で夫婦としてのバランスが取れています。
この魅力的な夫婦を中心にテンポの良くストーリーが展開し、
要所では風景を美しくカメラに収めて観客を魅了します。
破天荒の夫に妻はひたすら献身する、という昔ながらの夫婦像は
今の感覚からすると行き過ぎた感を抱いてしまうものの、 
最後の竹中の「邪馬台国はどこにあっても良い、こうしてお前と一緒に旅しているのが一番幸せなんだ」という言葉にはぐっときますね。
邦画らしい魅力に溢れた佳作です。
大仁田はどこに出ていたっけ。おそらく労働者の一人かと思いますが大仁田はどうでも良いのです。本当に良い映画だから。


タイトル Monja(2005)
出演レスラー 大仁田厚(主演)
ストーリー かつて音楽界を一世風靡したロックスターがいた。その男の名は、立花雅。しかし時は流れ、雅の事を見掛けても振り向く人は誰もいなくなっていた。下町のとある商店街取り立て屋に身をやつした雅はひとりの少女と出会う。雅は少女を通して夢を諦めない、夢は叶うということを思い出す。もう一度夢を取り戻すために走り出した雅に辛い現実や困難が立ち塞がる。その時、雅は……。
(goo映画より)
レスラー活躍度 ★★★☆☆
映画お勧め度 ★★☆☆☆
レビュー 大仁田が監督・主演を務めた作品。
自分勝手に格好つけた駄目人間という役柄は大仁田にぴったり。
真剣にやればやる程笑えてくるのは現役時代のデス・マッチを見て感じたのと同じ印象。
対するヒロインは容姿、演技力が突出している訳ではないが
大仁田の雰囲気にとてもマッチしていて映画を魅力的にしている。
またミュージック・ビデオも味がある。
本職じゃないので大仁田の演技、映画のストーリーには駄目な部分、ベタ過ぎる部分も散見されるが
そういう部分も飲み込んでトータルとして大仁田の映画として完成されている。
しかしゴールを目指す事に価値が置かれたストーリーにも関わらず、
カメオ出演した政治家の古賀が陳情を受け入れ動く形で一発解決した事には呆気に取られる。
またその問題解決後に伏線に引いて、道端で刺され死亡するエンディングに持っていったのは
ただそういうシーンをやってみたかっだたけだろ、と突っ込みたくなる。


タイトル 実録・山陽道やくざ戦争 覇道 (2003)
出演レスラー 大仁田厚、藤原喜明
ストーリー 西日本で勃発した“仁義なき戦い”の影に隠されたもうひとつの抗争“府中戦争”の真実に迫った極道アクション。打越会との抗争に苦戦していた山村組は、周辺組織と手を組んで“共政会”を結成。しかし、早くも組織には不協和音が漂い始め…。
(Amazonより)
レスラー活躍度 ★☆☆☆☆
映画お勧め度 ★☆☆☆☆
レビュー 二部作という形を取っており前編の覇道では本格的な抗争が始まる前。
そこでどう盛り上げるかという事で中心に取り上げられたのは
末端組員の組への忠義と友情の間に揺れるドラマでした。
しかし刑事役の大仁田、幹部の藤原含め的確な配役が光っていた一方で
(注:この2人のシーンはそんなに長くありません)
ヒロインの女優が大根で台無し。
脚本の見せ方もいまいちでしたね。
また実録を歌っているせいかナレーション、静止画による説明も多くテンポを殺ぐ。
全体的に俳優は良く、抗争への高まる緊張感はちゃんと表現されているので
後編は良作になりそうな予感はあるが、この作品はいまいち。