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WSC Stage Creator:Best of WSC 2021 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 ハードコア王座戦、アルティメットX:セス・ローリンズ(ch)vs.コフィ・キングストンvs.ドルフ・ジグラーvs.ケニー・オメガvs.サミ・ゼインvs.キース・リー(6/16/21)

ハードコア王座戦、ロイヤル・ランブル(12/5/21)

@ウィナー・テイクス・オール(ハードコア&タッグ王座戦):アンディスプューテッド・エラ(ケビン・オーウェンス(Hardcore ch)、アダム・コール、ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー、ロデリック・ストロング)vs.ザ・シールド(セス・ローリンズ、ジョン・モクスリー(Tag ch)、ローマンレインズ(Tag ch)(5/29/21)
 3対5でかなりの人数なので
 戦場はリングからバックステージまで多岐にわたります。

 それぞれの紐づけは難しく、
 試合構成としては完成しきれなかった印象。

 ただ派手なことは色々出来るのでエンタメとしては上々。
 最後の幕引きもWWEらしくて良かった。

 平均的な良試合。

Aハードコア王座戦、アルティメットX:セス・ローリンズ(ch)vs.コフィ・キングストンvs.ドルフ・ジグラーvs.ケニー・オメガvs.サミ・ゼインvs.キース・リー(6/16/21)
 前回はかなり過激な一方で単調でしたが、
 今回は序破急利いていると共に
 キース・リーというビッグ・マンを上手く活かして攻防の幅を広げています。

 リング内外とロープを使った高低、
 360度のアクションはまさにアルティメットXの魅力を見事に体現しています。

 相変わらず個性的なアクションも完璧。
 オメガがロープにぶらさがっているジグラーを追って、
 逆上がりから背後に回ってジャーマン、とか本当にしそうですからね。

 素晴らしい試合でした。

 ぎりぎり好勝負。

 試合後オメガが襲撃し、バックスと共にセスをKO。
 モクスリー、レインズがセスを助け、次回ウィナー・テイクス・オールで6人が激突することに。

Bウィナー・テイクス・オール(ハードコア&タッグ王座戦):ザ・シールド(セス・ローリンズ(Hardcore ch)、ジョン・モクスリー(Tag ch)、ローマン・レインズ(Tag ch))vs.ハート・ビジネス(ボビー・ラシュリー、シェルトン・ベンジャミン、セドリック・アレキサンダー)(9/5/21)
 アンブローズは髑髏のステージ・セットに押し潰されたせいで欠場の為、2対3からのスタート。
 お約束を外さず、激しいアクションで魅せます。

 ただこのレスラーがこのスポットするよね、というポイントは少な目。
 誰がどのアクションを担当するかでもう少し精度は高められたでしょうか。

 最後は車の屋根の上で派手にスピアーを決めフィニッシュ。

 平均的な良試合。

Cウィナー・テイクス・オール、ウォー・ゲームス:ザ・シールド(セス・ローリンズ(Hardcore ch)、ジョン・モクスリー(Tag ch)、ローマン・レインズ(Tag ch))(ch)vs.ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアット、エリック・ローワン、ルーク・ハーパー)(9/26/21)
 リングが狭くてアクションが限定されていますね。

 人数差を考慮した煽りも良いのですが、
 最後の入場順のレインズをケージから締め出しても
 すぐにケージを登って入ってきたりと今回は演出も甘めでした。

 まあまあ良い試合。

 デッドリー・ゲームスで自ら身を投げ意識不明になっていたブラックが意識を取り戻す。

Dウィナー・テイクス・オール(ハードコア&タッグ王座戦)、エクスプローディング・ウォー・ゾーン:ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアット(Hardcore ch)、エリック・ローワン(Tag ch)、ルーク・ハーパー(Tag ch))vs.ザ・シールド(セス・ローリンズ、ジョン・モクスリー、ローマン・レインズ)(10/5/21)
 様々な凶器がウォー・ゾーン内に設置されており、
 試合後敗者は爆発に巻き込まれるという形式。

 ウォー・ゾーン横から試合が始まったりと
 今回も試合の作りこみは弱めですね。

 ちゃんとチームとして動けていたりと
 基礎の部分はしっかり押さえているんですけれども…。

 終盤にブレイがレインズを銃で打ち、王座奪取かという所で暗転。
 ブラックが登場しブレイに蹴りを一戦。リベンジを果たしました。
 
 まあまあ良い試合。

Eハードコア王座戦、ロイヤル・ランブル(12/5/21)
 王者セスが1番。
 シールドを離反し王座を狙うレインズが2番手、と
 初っ端からしっかり掴んでくる展開です。

 凶器も上手くキャラ立てに使ってますね。

 エルズワースが今回も誰かに襲撃されるんじゃないかと
 後ろを振り返りつつ入場したのにはニヤリ。
 これまでのものを見ている人がより楽しめる演出良いですね。

 ゾンビ・ワイアットなる強烈過ぎるキャラも引っ張り過ぎることなく、
 終盤も有機的に盛り上げていてお見事。

 ぎりぎり好勝負です。
 
Fストリート・ファイト:ゾンビ・ブレイ・ワイアットvs.アレイスター・ブラック(12/24/21)
 蹴りで首が半回転しても元に戻したり、
 レフェリーに襲いかかろうとしたりと
 リアルにはないゾンビ・キャラが爆裂。

 スプラッター的に演出しつつも
 ちゃんとプロレスの試合としても細かな表現と共に両立させていて素晴らしいですね。

 ただ、試合時間は短く、決着もあっさり一発で決まっていて
 長い抗争の中の一試合としての位置づけのようです。

 まあまあ良い試合。
 (執筆日:4/?/22)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@ウィナー・テイクス・オール(ハードコア&タッグ王座戦):アンディスプューテッド・エラ(ケビン・オーウェンス(Hardcore ch)、アダム・コール、ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー、ロデリック・ストロング)vs.ザ・シールド(セス・ローリンズ(新チャンピオン!)、ジョン・モクスリー(Tag ch)、ローマンレインズ(Tag ch)(5/29/21)
Aハードコア王座戦、アルティメットX:セス・ローリンズ(ch)vs.コフィ・キングストンvs.ドルフ・ジグラーvs.ケニー・オメガvs.サミ・ゼインvs.キース・リー(6/16/21)
Bウィナー・テイクス・オール(ハードコア&タッグ王座戦):ザ・シールド(セス・ローリンズ(Hardcore ch)、ジョン・モクスリー(Tag ch)、ローマン・レインズ(Tag ch))vs.ハート・ビジネス(ボビー・ラシュリー、シェルトン・ベンジャミン、セドリック・アレキサンダー)(9/5/21)
Cウィナー・テイクス・オール、ウォー・ゲームス:ザ・シールド(セス・ローリンズ(Hardcore ch)、ジョン・モクスリー(Tag ch)、ローマン・レインズ(Tag ch))(ch)vs.ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアット、エリック・ローワン、ルーク・ハーパー)(新チャンピオン!)(9/26/21)
Dウィナー・テイクス・オール(ハードコア&タッグ王座戦)、エクスプローディング・ウォー・ゾーン:ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアット(Hardcore ch)、エリック・ローワン(Tag ch)、ルーク・ハーパー(Tag ch))vs.ザ・シールド(セス・ローリンズ、ジョン・モクスリー、ローマン・レインズ)(新チャンピオン!)(10/5/21)
Eハードコア王座戦、ロイヤル・ランブル(勝者:CMパンク)(12/5/21)
Fストリート・ファイト:ゾンビ・ブレイ・ワイアットvs.アレイスター・ブラック(12/24/21)