TOPコラム他 →WSC Stage Creator:Best of WSC 2020 part.2

WSC Stage Creator:Best of WSC 2020 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 ロイヤル・ランブル・グレーテスト・オブ・オールタイム(7/29/20)

@ハードコア王座戦、デッドリー・ゲームス:ザ・フィーンド(ch)vs.ダニエル・ブライアンvs.ジョン・モクスリーvs.AJスタイルズvs.セス・ローリンズvs.リコシェ(7/16/20)
 今回はフィーンドのみ入場シーン。
 リアルと同じく特殊演出しているのは良いですね。

 WSC世界の中ではフィーンドが最強キャラになっていますが、
 サンセット・フリップ・パワー・ボムなど
 複数人スポットがあるので前回の課題が解決されていますね。

 またカメラ・ワークや、
 観客の声援にチャントが混ざったりと
 細かな所での作りこみ、進化が散りばめられていましたね。

 新しい取り組みが光った試合です。

 平均的な良試合。

Aロイヤル・ランブル・グレーテスト・オブ・オールタイム(7/29/20)
 その名の通りアメプロの歴史からオールスター参戦です。
 
 エディvs.HBKから開始とか最高過ぎませんか。

 賑やかし役なんて一人もおらず、
 30人全てがトップ・クラスのレスラー。
 その中でHBKとブレットの遺恨などの史実に基づいた演出や
 同時にリアルでは実現しなかった夢の演出もあり、
 この人分かってるな、と最高の時間でした。

 フィギュア・プロレスならではの一つの解ですね。

 最後の一騎打ちの攻防も濃厚で良かった。

 ぎりぎり好勝負。

Bハードコア王座戦、アイ・クイット・マッチ:ジョン・モクスリー(ch)vs.セス・ローリンズ(8/6/20)
 マーフィー参加の1対2の序盤、
 デス・マッチ凶器による中盤、と
 描き分けが出来ているのは好感が持てますね。
 
 流血表現、表情、マイクと
 細かな所まで行き届いた演出で魅せました。

 もう少し部分部分でテンポを落とした方が
 シーンが印象付けられてより良かったでしょうね。

 中々良い試合。

Cハードコア王座戦、ファイヤー・フライ・ファンハウス・マッチ:ジョンモクスリー(ch)vs.ブレイワイアット(9/12/20)
 リアルもかなりスキットめいているので
 当然フィギュアになれば尚更顕著ですね。

 顔が変わらない中でカメラワークなどで表情を感じさせたり、
 リアルと同じようなワイアットの世界観を表現している点ではレベルが高かった。

Dハードコア王座戦、ロイヤル・ランブル(12/20/20)
 時世を考慮してサンダードームの観客席になっています。芸が細かい。
 
 一人がリングを制圧する展開を活かし
 過去ストーリー・ラインから演出。
 ポイントをついています。

 リング外にテーブルとか配置されていますが、
 それがリングに持ち込まれることはなく、
 リングから場外に落とされる場所として。
 これもフィギュア・プロレスならではの盛り上げですね。

 ハードコア・スポットとプロレス技のバランスが良く、
 後半にかけても失速することなく走り切りました。

 かなり質の高い内容です。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:4/?/22)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@ハードコア王座戦、デッドリー・ゲームス:ザ・フィーンド(ch)vs.ダニエル・ブライアンvs.ジョン・モクスリー(新チャンピオン!)vs.AJスタイルズvs.セス・ローリンズvs.リコシェ(7/16/20)
Aロイヤル・ランブル・グレーテスト・オブ・オールタイム(勝者:ジョン・シナ)(7/29/20)
Bハードコア王座戦、アイ・クイット・マッチ:ジョン・モクスリー(ch)vs.セス・ローリンズ(8/6/20)
Cハードコア王座戦、ファイヤー・フライ・ファンハウス・マッチ:ジョンモクスリー(ch)vs.ブレイワイアット(9/12/20)
Dハードコア王座戦、ロイヤル・ランブル(勝者:トリプルH)(12/20/20)