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WWE:TV Matches Special Edition:Do you want Reviews? part.25の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@アンドレ・ザ・ジャイアントvs.チェック・ウェプナー(6/25/76)
 ボクサーvs.レスラーの異種格闘技戦。
 こんなカードが組まれていたんですね。

 アンドレが圧力をかけ、
 ウェプナーはパンチで牽制しながら好機を狙う形。

 アンドレは俊敏な動きの出来る時期ですから
 リアリスティックな間合いの勝負を演出できていますね。

 グラウンドに持ち込んだり
 ボディ・スラムの体勢になったりと
 上手く異種格闘技戦の見せ場が演出されています。

 後はウェプナーのパンチで
 アンドレが軽くダウンするポイントがあれば
 よりバランスも取れて見栄えする形でしたね。

 まあまあ良い試合。

Aミスター・フジvs.チーフ・ジェイ・ストロウングボウ(6/30/73)
 フジがコテコテの日系ヒールとして塩まきアピール。
 一方のストロングボウは腕組みして動かず対比的で絵になりますね。

 体格ロープ走りからエプロンのフジにストロングボウが
 リング内へのフライング・ヘッド・シザースを連打したりと
 外側にフジ、内側にストロングボウが位置した攻防で始めてから、
 今度はスタンディングからダウンさせる縦方向の攻防にシフト、と
 綺麗な構築論が堪能できますね。

 ただ終盤の攻防のキーとなったフジのチェスト・ロック。
 この技がいけない。
 ストロングボウが抜け出せるか
 細やかに演出している意図は分かるし、
 評価すべきレベルで実行できているのだけれども
 ただ胸をつねっているだけの技。

 これでストロウングボウがぐったりなってしまったり、
 何とか気持ちを奮起して最初から自由になっている手で
 殴りつけて逃れたりする様は
 現代人の感覚からするとコメディー以外の何物でもなくて・・・。

 アイアン・クローは受け入れられるのだけど
 これは受け入れられなくて只々笑ってしまった。

 中々良い試合。
 
 (執筆日:8/?/20)

Bランディ・オートンvs.レイ・ミステリオ(House Show 8/23/19)
 ミステリオの背の低さをおちょくるだけでなく攻防にも繋げているのは良いですね。

 構成はまったり定番の掛け合わせで特筆すべきものはないものの
 オートンの芸を見られるだけでハウス・ショーとしては満足感高い。

 尚且つ最後はエプロンからコーナーを使って回転した619に
 フライを空中キャッチしてのRKOですから2倍増し。

 良い意味でハウス・ショーとしてサボりつつ
 満足感を最大化させた内容です。

 平均レベル。

CノーDQ:ランディ・オートンvs.ブロック・レスナー(House Show 9/24/16)
 流石にこのカードでノーDQまでつけたので
 瞬殺では終わらなかったですが、
 オートンがリングに入るなり椅子攻撃でスタート。
 大味に大局観を作った内容になりましたね。
 せめてRKOもF5と同じく一撃必殺の技として扱い
 緊張感を作ってくれたなら、と思いますね。

 悪くない試合。
 (執筆日:10/?/20)

DNXT UKタッグ王座戦:ギャラス(マーク・コフィ、ウルフギャング)(ch)vs.インペリウム(ファビアン・アイクナー、マルセル・バーテル)(ノー・コンテスト)(NXT UK 12/12/19)
 ギャラスは力任せなところありますが、
 連携技をコンスタントに出すので良いですね。

 インぺリウムが主導権を取り返す同時ドロップ・キック。
 リングの動きに合わせるアイクナーをカメラ外に置く
 カメラワークがインパクトを増していて
 こういう所は何だかんだWWE上手いな、と思いますね。

 マーセルの打撃連打でコフィがKO寸前からの
 タッチまでの流れは素晴らしく、終盤もスリリング。

 インペリウムのセコンドの動きがよく、
 ギャラスのヘビー級ならではの重厚感も良かった。

 最後はPPVで戦う他のタッグも入り乱れる不透明決着ですが満足感高かったですね。

 中々良い試合。

Eテクノ・チーム2000vs.ヘブンリー・ボディーズ(House Show 6/17/95)
 軽快にアクション。
 テクノは若くアイディアがありますが、
 少し動きが固くて心配になるし、
 タッグとしての緩急が微妙ですね。

 ヘブンリーが後半主導権を取り返しますが、
 そのシーンの作り方はテクノのそれと確度が全然違いましたね。

 テクノは本隊で使うには弱いものの
 華やかな見た目のある試合になるので
 ハウスショーでは使える印象。

 平均レベル。

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アンドレ・ザ・ジャイアントvs.チェック・ウェプナー(6/25/76)
Aミスター・フジvs.チーフ・ジェイ・ストロウングボウ(6/30/73)
Bランディ・オートンvs.レイ・ミステリオ(House Show 8/23/19)
CノーDQ:ランディ・オートンvs.ブロック・レスナー(House Show 9/24/16)
DNXT UKタッグ王座戦:ギャラス(マーク・コフィ、ウルフギャング)(ch)vs.インペリウム(ファビアン・アイクナー、マルセル・バーテル)(ノー・コンテスト)(NXT UK 12/12/19)
Eテクノ・チーム2000vs.ヘブンリー・ボディーズ(House Show 6/17/95)