WWE:TV Matches Special Edition:Do you want Reviews? part.24の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ベイダーvs.ブレット・ハート(House Show 1/4/97)
ベイダーが舐めた行為を見せ、
ブレットが馬鹿にするな、と攻め込む序盤。
ベイダーが只の巨漢ではないからこその掴みとも言えますが
その割に攻防の息は合わずズレが見られます。
そのことを意識してかブレットは場外を使って一人で出来る試合構成へ。
ベイダーはエプロンからのテーズ・プレスをキャッチした所から反撃開始。
リングに戻しドミネイトしていきますがその試合運びは基本に則っている。
終盤は分かりやすく攻防。
なんだかんだ言って立て直し形を作ったのは流石ですが
ベイダーの強さも余り活かされていないし、最後はオースチンの乱入から決着。
ただのレアなマッチ・アップでしかないですね。
平均より少し上。
(執筆日:7/20/12)
ATAKAみちのくvs.タジリ(Raw 10/20/97)
ライト・ヘビー級のレスリングからTAKAが一気にダイブに持っていきます。
タジリもまた強烈なムーブからダイブをやり返し魅せました。
スポットだけではなくタジリのベースに織り交ぜた蹴りも良し。
構築もお互いエプロンを効果的に使っている。
ペースに関しては速いの一辺倒なのでもう少しコントロールすべきですが、
それは試合時間が4分しかないせいでしょう。
PPVでやらせたらTAKA対サスケみたいに素晴らしい試合をやってくれそうだな、と思わせる内容。
まあまあ良い試合です。
(執筆日:3/21/11)
Bカクタス・ジャックvs.チェインソウ・チャーリー(Raw 2/2/98)
持ってきたごみBOX含めて粗野な乱戦。
やはり思い入れがある両者のぶつかり合いとあって
一つ一つのハードコアな攻撃に思いが込められている。
それは単純にハードに打ち込むとは別のものです。
チャーリーのダウンがやや多いものの年齢上仕方ないか。
最後はタイタントロンからごみBOXへのダイビング・エルボー・ドロップなどで盛り上げた後、
突然現れたニュー・エイジ・アウトロウズが両方の入ったごみBOXに入れステージから落としてエンド。
フォーリーvs.ファンクほどではないにしろ充実の一戦。
平均的な良試合。
(執筆日:3/13/13)
CWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ベイダー(House Show 10/25/96)
試合前の煽りたっぷりでいかにもハウスショー仕様ですね。
序盤は心理戦でベイダーが小馬鹿にされ道化になる展開。
マンガインドとかならそれで良いんですが、
ベイダーの個性とは相反する形で、
ベイダーを当時のWWFは上手く活かせていなかったという印象を改めて持ってしまいます。
とはいえ彼らのベストな形でないというだけで見せ場自体は多いですね。
HBKがクロス・ボディをかわされ場外転落したシーンから
後半はベイダーのハードさも出て
HBKが如何にピンチを跳ねのけるかという
フェイス/ヒールのダイナミズムに綺麗に乗せていました。
平均的な良試合。
Dハルク・ホーガンvs.カマラ(12/26/86)
カマラがリングに入ってきたホーガンを奇襲。
ホーガンのベルトを奪って叩きつければ
ホーガンも即座にやり返して、とワイルドな出だしになっています。
その後も無駄なキャラ・アピールで時間を費やすことなく、
"戦い"をあくまで中心に据え一進一退。
両者どのように受けるか適切な選択をこなし、
TVに毒される前の善悪プロレスをしっかりとこなしました。
ただホーガンが能動的にパウダーをかけて、キムチーを攻撃するには
カマラ側が十分にあくどいことをやっていない印象で、
フェイスが勝つ為なら何でもやって良いんだ感覚はしっくりこない。
まあまあ良い試合。
Eザ・ミズvs.ドルフ・ジグラー(RAW 7/21/14)
ヘタレるミズを追いかける形から
その勢いそのままに攻守一致チェーンさせていきます。
続くミズの主導権を握るシーンはあっさり目。
ここでシフトチェンジして、より煽ることができればメリハリつきましたね。
ただ相互理解のレベルは落ちず、
終盤になってもポイントとなる技でしっかり盛り上げました。
短めながら充実の内容。
平均的な良試合。
(執筆日:8/?/20)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ベイダーvs.ブレット・ハート(DQ)(House Show 1/4/97)ATAKAみちのくvs.タジリ(Raw 10/20/97)
Bカクタス・ジャックvs.チェインソウ・チャーリー(ノー・コンテスト)(Raw 2/2/98)
CWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ベイダー(DQ)(House Show 10/25/96)
Dハルク・ホーガンvs.カマラ(12/26/86)
Eザ・ミズvs.ドルフ・ジグラー(RAW 7/21/14)