WWE:TV Matches Special Edition:Do you want Reviews? part.15の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@クリスチャンvs.ダニエル・ブライアン(SD 7/12/13)
テキパキとそれぞれが行うべきことをやって
相互提案により一進一退が生み出されています。
齟齬なく綺麗に実現できるので、
当然に自分がやりたいこと、やるべきことも出来ています。
どちらも等価で相手から無暗に視線を奪っていません。
短すぎるがクオリティは高い。
まあまあ良い試合。
Aケージ・マッチ:ダニエル・ブライアンvs.ウェイド・バレット(SD 8/23/13)
バレットが拳を上手く使い打撃戦。
ケージも早い段階で使いながら一進一退でスタートです。
バレットは最近、一線から下がっていますが
状態・モチベーションは良くハード・ヒッティングな戦いぶり。
ケージをあくまでそのハード・ヒッティングの小道具に据えていることを納得させる程です。
ダニエルの流れの作り方は局所的で
ケージ・マッチの勝利方法との兼ね合いは課題あり。
脱出を狙う行為は逃げているような錯覚を時として生み出し、
ハード・ヒッティング・マッチとの齟齬を生み出しています。
まあまあ良い試合。
Bランディ・オートンvs.ロブ・ヴァン・ダム(SD 8/9/13)
スマートなオートンに比べ
RVDはちょっともっさりしていますが、
技を決める感覚は飛びぬけています。
オートンが主導権を取り返すシーンはCMでカットされているものの
その瞬間瞬間で惹きつけるものが目の前で展開されていましたね。
オートンは数年前も間を前面に押し出して一級品のレスラーでしたが
今ではそこに情感も込めてきている。
特にDDT後のアピールは飛びっきりでした。
中々良い試合。
Cクリスチャンvsアルベルト・デル・リオ(SD 8/23/13)
激しさを見せつつもデル・リオは引くべきところで引いてますね。
CM後は荒々しい攻めと鋭いカウンターで封殺していきます。
一方のクリスチャンは反撃が余りに小さい。
カウンター戦はスリリングで一級品ながら
それを盛り込まず、あっさりと決着してしまいます。
平均より少し上。
Dクリス・ジェリコvs.アルベルト・デル・リオ(6/24/13)
派手なアピールからショートカットで試合を展開。
早いテンポで激しい攻撃を繰り広げます。
かといって息切れにはならず
ショルダー・タックル・シークエンスで変化をつけるユニークな上手さも見せています。
シリアスに取り組んでいる様は観客にも伝わっていて
展開数は少ないにも関わらず惹きつけていましたね。
今回のように手広く行うならば定番の得意技、必殺技を
終盤の早い段階で繰り出して混ぜ込んだならば
より1つ1つの意味合いを高めれたと思います。
最後の終わり方が勿体ないものの充実の一戦。
平均的な良試合。
Eダニエル・ブライアンvs.シェーマス(7/8/13)
シェーマスが力強い見せ方を行うのは自分の強みを発揮しているだけですが
そのシェーマス相手にブライアンがクローズラインを決めたのは違和感あり。
韻を踏んでの変化付で分かりやすく展開。
完全に一致していないが強引に推し進め、
観客のノリに訴えかけていきました。
ただ単純故にズレるとそのままクオリティの低下に直結しています。
中途半端なシチュエーションも目立ちましたね。
ブライアンの切り返しで幾つか面白いものも見られたが、
不完全さが目立つ内容でした。
平均レベル。
FCMパンクvs.ランディ・オートン(7/8/13)
相手の意思と自分の意思を交錯させる目的で打撃を交しています。
パンクが激しいトペを見せれば
オートンも自由発想でエクスプロイダーを混ぜてくる。
それぞれ動きつつもテンポはコントロールできていて
後半にかけても大きく間を開けて観客にアピールしている。
終盤もパワー・スラムを面白い使い方で織り込む等
オートンの発想は面白かったが、
そういう工夫を色々見られるかと思いきや、
あっさりまとめあげていて自分で発展を追求できていなかったイメージ。
まあまあ良い試合。
(執筆日:9/?/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
@クリスチャンvs.ダニエル・ブライアン(SD 7/12/13)Aケージ・マッチ:ダニエル・ブライアンvs.ウェイド・バレット(SD 8/23/13)
Bランディ・オートンvs.ロブ・ヴァン・ダム(SD 8/9/13)
Cクリスチャンvsアルベルト・デル・リオ(SD 8/23/13)
Dクリス・ジェリコvs.アルベルト・デル・リオ(DQ)(6/24/13)
Eダニエル・ブライアンvs.シェーマス(7/8/13)
FCMパンクvs.ランディ・オートン(7/8/13)