TOPアメリカン・プロレスWWE TV Matches →WWE:Best of TV Matches 1994

WWE:Best of TV Matches 1994の分析


名勝負 タッグ王座戦:ショーン・マイケルズ、ディーゼル(ch)vs.レイザー・ラモン、1-2-3-キッド(Action Zone 10/30/94)
好勝負 IC王座戦、ラダー・マッチ:レイザー・ ラモン(ch)vs.ショーン・マイケルズ(House Show 1/14/94)

WWF王座戦、アイアン・マン・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.オーエン・ハート(House Show 7/9/94)

WWE王座戦:ブレット・ハート(ch)vs.1-2-3キッド(Raw 7/11/94)

ショーン・マイケルズvs.レイザー・ラモン(Raw 8/1/94)

@IC王座戦、ラダー・マッチ:レイザー・ ラモン(ch)vs.ショーン・マイケルズ(House Show 1/14/94)
 ラモンが勢いよくHBKを場外に落とすと
 マットを剥いでのレイザーズ・エッジを狙います。
 HBKが防いで逆にボディ・スラム、そこから腰攻め。

 序盤から飛ばしたハードな展開で
 ラダー・マッチがまとうべき雰囲気を作り出していますね。

 中盤は一進一退が少な目で基本HBK優勢ですが、
 戦略的に作り上げていて上手かった。

 ただ終盤はWMに向けてビッグ・スポット温存ということもあるのか
 はたまた試行錯誤でまだ見えていない所があるのか、
 それまでの完成度と比べると落ちましたね。

 WMの伝説の一戦に向けたプロトタイプとして興味深い一戦でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:3/?/22)

AWWF王座戦、アイアン・マン・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.オーエン・ハート(House Show 7/9/94)
 フレアーと初の60分アイアン・マン・マッチを行い凡戦に終わってしまったブレットが再びこの形式に挑みます。
 試合開始時はほぼ接触なしでオーエンのヒール・キャラ・アピール。
 髪を掴まれたと偽りの抗議を行ったのをきっかけに
 ブレットがしつこくアーム・ロックをかける際に本当に髪を掴んだりします。
 続いてはオーエンが髪を掴んで主導権を徐々に奪い返していきます。
 大変オーソドックスなやり口で退屈とはいわないが特に面白いといえる程ではありません。
 しかしこの10分間が土台となって
 その後の韻を踏みつつ交える細かい小技が面白いテイストを醸す結果になっています。
 18分経過してオーエンがキッチン・シンクを決めると
 それまでの韻を踏む密着レスリングから打って変わって打撃による腰攻めになります。
 しかしそこにある上手さは同じものです。
 試合を抽象的に捉えて、
 技が生み出す音のリズムに気を払い、その大小の組み合わせによってハーモニーを生み出し、
 ロープ・ワークなどの移動が生み出す流れで加速・減速を行うという事です。
 ブレットが中々反撃できない攻防をじっくりと描き40分弱で1本目を終えます。 
 2本目はオーエンが脚攻めで追い込みます。
 脚攻めをはじめてからそれで仕留めるまで6分間かかっていますが、
 それでも面白いのはやはり脚の攻め方に
 戦略とは無関係のリズムがあるからです。
 ここまで素晴らしいと文字通り脚攻めオンリーだけで魅せられる。
 ぎりぎりで凌いだブレットが脚を引きずりながらも
 いつも通りの上質な攻めのコンビネーションで盛り上げていきます。
 残り5分になれば終盤の攻防ですが
 技自体のレベルではなくそれを実行するテンポによって終盤らしい攻防に仕上げているのは流石です。
 これは手に汗握るものがありました。
 サドンデスになり最後は良い意味で予想通りのフィニッシュで幕を閉じました。
 彼らのプロレスは基本的に70年代のプロレスからリアルな要素を抜いて韻の要素を加えたような格好で
 80年代のキャラや90年代の過激さを持ち合わせていません。
 WMで見せたような自由なレスリングを封印し、60分地道にやる事でどこまで成果を生めるか、
 その点に関して少し懐疑的な態度でもって見始めたのですが
 予想の一歩上をいく内容に仕上がっていて改めて94年のブレットに感嘆させられたのでした。
 文句なしに好勝負です。
 (執筆日:7/?/10)

BWWE王座戦:ブレット・ハート(ch)vs.1-2-3キッド(Raw 7/11/94)
 顔つきも精悍になり動きの精度も上がってきたキッド。
 WWE王座挑戦というビッグ・チャンスを得ます。

 当時のキッドはそのハイ・フライングで心に訴えかける物を持っていましたからね。
 ゴールデン・ボーイとしての資質に溢れていた。

 切れ味鋭いニール・キックを冒頭で見せつけました。

 一方でCM後は完全劣勢でブレットがほぼ攻め手に回る形。
 しかしそこは流石94年のブレット。
 精密な試合運びで偏った攻守バランスのまま成立させます。

 キッドは丸め込み系のカウンターしかない形。
 ロープ・ブレイクをレフェリーが見逃し、再開する演出を経ても
 その状態が変わらないので少し間延び感はあります。

 攻めでほとんど組み立てたブレットですが、
 キッドが最大の武器である蹴りを放つシーンの受け身も素晴らしい。
 セカンド・ロープから飛んだところを
 足を上げてカウンターされるなんていう
 リアル・ダメージ・ゼロのムーブでさえ見応えがあります。
 それにより一気に形成を変える切り替えが可能。
 
 攻守のバランス歪なのに
 本格派の王座戦の様相を呈したブレットの本領発揮の一戦。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/21)

Cショーン・マイケルズvs.レイザー・ラモン(Raw 8/1/94)
 受けの技術でリングを広く使い
 攻防に奥行きを持たせたり、
 カウンターを織り交ぜて攻防を積み重ねたりと
 数え歌ならではの安心感と積極性で見応えのあるものに仕上げています。

 ディーゼルの介入をポイントに置いた
 天丼の試合構築も素晴らしかった。

 ラモンの少し不格好な部分を
 HBKが受け身で見事に合わせているのがポイント。
 派手であれば良いというものでもなく、このアジャストが評価に値する。

 ラモンも細かなリズム付からのダイナミックな変転は魅力的。

 期待通りの内容でPPVクラス。

 ぎりぎり好勝負です。
 (執筆日:4/?/21)

Dオーウェン・ハートvs.1-2-3キッド(Raw 8/15/94)
 時の人であるキッドを相手に
 前の月にブレットが好勝負をした。
 当然オーウェンはそれを意識しない訳はないでしょう。
 レスラーとしてのアンサーを示さないといけない。

 地位、立場(フェイス/ヒール)が違うのもあり、
 まずはキッドに形を作らせ受けの妙技で盛り立てます。
 
 CM後エプロンのオーウェンがリング内のキッドを持ち上げると場外に投げ捨て。
 その際に自分も場外に倒れこむ断崖式に近い形で放っており、
 オーウェンの気持ちの入れ込みようが伝わってきますね。

 主導権を掴んでからも人為的に相手を動かす試合運び、
 フィニッシュへの流れ作りはオーウェンの個性に立脚していて尚且つ高クオリティ。

 ネイドハート乱入とう結末、と試合時間設定で
 試合の評価としてはわずかにブレットvs.キッドに劣るものの見事なアンサーでした。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:4/?/21)


注目試合の詳細

@WWF王座戦、アイアン・マン・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.オーエン・ハート(House Show 7/9/94)
 オーエンは組もうとせず周りを回る。
 組み離れると俺のパワーはどうだ、とオーエンがアピール。
 組むとブレットがロープに押し込みクリーンに離れる。
 オーエンは髪を掴まれたとアピール。
 組むとブレットがロープに押し込むと実際に髪を掴んで離れる。
 オーエンが抗議。
 場外に下りて間を置く。
 マイクを取り警告。
 リングに戻ってくる。
 ブレットが腕を取る。
 髪を掴んで倒す。
 オーエンは髪を掴んだぞ、と抗議。
 ブレットがロープに押し込む。
 体勢を入れ替えあう。
 ブレットがコーナーに押し込む形。
 レフェリーが何とか引き離す。
 組むとオーエンがロープに押し込む。
 ブレットが体勢を入れ替え無理やり離れる。
 オーエンが胸をつく。
 つき返され平手打ち。
 怒ったブレットに対し、ロープから半身を出して離れさせる。
 組むとブレットがロープに押し込む。
 またオーエンが平手打ちを打った様子。
 すかそうとするオーエンにブレットが腹に拳を一発。
 オーエンは場外に出て逃げようとするそぶりを見せる。
 オーエンがハンマー・ロック。
 体勢を入れ替えあう。
 ブレットがドロップ・トー・ホールドで倒しハンマー・ロック。
 ロープに逃げるオーエンを中央に引き戻す。
 腕を殴りつけていく。
 ロープに逃げようとするオーエンを引っ張って倒す。
 ボディ・スラムを食らうも離さず倒す。
 腕にニー。
 オーエンがロープに振りクローズラインへ。
 ブレットがかわしクルーシーフィックス。
 カウント2で返されるなりエルボーを落としアーム・ロック。
 アーム・ドラッグで倒す。
 腕にレッグ・ドロップを決め極めなおす。
 リスト・ロック。
 オーエンがすぐに前転して髪を掴んで倒す。
 腕にニー。
 アーム・ロック。
 ブレットがハンマー・ロックに返す。
 オーエンが起き上がりハンマー・ロックに返すと髪を掴んで倒す。 
 ブレットが跳ね起き取り返して倒す。
 腕にレッグ・ドロップを落としアーム・ロック。
 ファイヤーマンズ・キャリーに返されるもすぐグラウンド・ヘッド・シザース。
 倒立からグラウンド・ヘッド・ロックにいこうとしたオーエンを再びグラウンド・ヘッド・シザースに捕らえる。
 倒立からグラウンド・ヘッド・ロックにいこうとしたオーエンを再びグラウンド・ヘッド・シザースに捕らえる。
 オーエンは跳ね起きるとロープに走りエルボー・ドロップへ。
 ブレットがかわしレッグ・ドロップ。
 アーム・ロック。
 約15分経過。
 オーエンが髪を掴んでロープに振る。
 ブレットが体勢を入れ替えヒップ・トス。
 オーエンは場外に出ると髪を掴まれたとアピール。
 リングに戻ろうとしないオーエンをブレットが臆病者とからかう。
 怒って入ってきてオーエンにドロップ・トー・ホールドを決めアーム・ロック。
 アーム・ドラッグで倒し腕にニー。
 オーエンは起き上がるとモンキー・フリップ。
 ブレットは食らいつつも腕を放さない。
 ロープに振られショルダー・タックル。
 ロープに走る。
 オーエンがカウンターでキッチン・シンク。
 腹にストンピング。
 もう1発。
 ターン・バックルにぶつけロープにこすりつける。
 ロープにこすりつける。
 ヘッド・バッドを打ち込みターン・バックルにぶつける。
 レフェリーに見えないように拳を打ち込む。
 アイリッシュ・ウィップ。
 ロープに喉を押し付ける。
 アイリッシュ・ウィップ。
 ロープに喉を押し付ける。
 ロープに走りヒップ・ドロップ。
 カバー。カウント2。
 ロープに脚をかけてカバーしなおすもカウント2。
 スナップ・メアからキャメル・クラッチ。
 起き上がられるもチン・ロックを決め続け崩れさせる。
 起き上がられるもヘッド・ロックを極め続ける。
 腕を押し上げられるも髪を掴んで倒す。
 ロープに振られかけるも離さない。
 ロープに振られかけるも髪を掴んで離さない。
 グラウンドに倒す。
 両肩をマットにつけられるも戻して締め続ける。
 腕を押し上げられるも髪を掴んで倒す。
 ブレットは起き上がると腹にエルボー。
 ロープに走る。
 オーエンがカウンターでフライング・バック・エルボー。カウントは2。
 チン・ロック。
 起き上がられるも倒す。
 ブレットは起き上がると殴りつけロープに走る。
 オーエンがカウンターでベリー・トゥー・ベリー。カウント2。
 カウント3だろと抗議。
 30分経過。
 チン・ロック。
 ブレットが起き上がり腹にパンチ。
 ロープに走る。
 キッチン・シンクを狙ったオーエンを丸め込む。
 オーエンはカウント2で返すとすぐにエルボーを打ち込む。
 ネック・ブリーカー。カウント2。
 レッグ・ドロップ。カウント2。
 ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
 ブレットがバック・スライド。
 オーエンはカウント2で返すとすぐエルボーを打ち下ろす。
 キャメル・クラッチ。
 ブレットが起き上がり殴りつける。
 ロープに走りサンセット・フリップ。カウント2。
 近づいてきたオーエンに蹴り。
 ターン・バックルにぶつけエルボー・スマッシュ。
 コーナーに振ろうとする。
 オーエンが振り返しコーナーに激突させる。
 コーナーに上りミサイル・キック。カウント2。
 レッグ・ドロップ。
 ロープに振り持ち上げようとする。
 ブレットが後ろに回りオコーナー・ロールを狙う。 
 オーエンが体勢を下げて場外に落とす。
 エプロンからとびエルボーを打ち下ろす。
 腰からエプロンに叩きつける。
 もう1回。
 リングに戻る。
 髪を掴んでエプロンに引き上げると殴り落とす。
 エプロンに上げリング内へのブレーン・バスターを狙う。
 ブレットが後ろに着地しオコーナー・ロールを狙う。
 ロープをつかまれ防がれるもすぐにロープに走りエルボー。
 ロープに絡まって動けなくなったオーエンに突進。
 オーエンがかわしロープに激突させる。
 ロープに振ろうとする。
 振り返されるもサンセット・フリップへ。
 ブレットが潰してカウント3。
 ブレットが先取(37分)!
 オーエンが抗議するもカウント3。

 オーエンがコーナーから離れない。
 押し込もうとしてきたブレットを殴りつける。
 殴り返されまた半身をロープの外に出す。
 ブレットがコーナーに押し込み殴りつける。
 殴り合い。
 ブレットがヘッド・バッドにエルボー・スマッシュ。
 やしのみ割り。
 ヘッド・ロック。
 40分経過。
 オーエンがニー・クラッシャー。
 場外に出るとブレットの脚を鉄柱に叩きつける。
 レフェリーの警告を受けるもレフェリーを戻している隙にもう1発。
 リングに戻るとブレットの脚をロープに絡め締め上げる。
 ロープに絡まった脚を蹴り上げる。
 ドラゴン・スクリュー。
 脚を引っ張る。
 脚にストンピング。
 脚にエルボー・ドロップを決めレッグ・ロック。
 脚を引っ張りストンピング。
 ドラゴン・スクリュー。
 脚にレッグ・ドロップを決めレッグ・ロック。
 脚を引っ張る。
 ロープの上に脚をのせヒップ・ドロップ。
 もう1発。
 4の字を決める。
 45分経過。
 ロープ・ブレイク。
 中央に戻して再び4の字。
 ブレットがたまらずギブ・アップする。
 これで1−1(46分)!

 ゴングが鳴るなりオーエンが襲い掛かりブレットの脚にストンピング。
 鉄柱に脚を叩きつける。
 もう1回。
 リングに戻り脚を引っ張る。
 4の字。
 再びギブ・アップを奪う。
 2−1でオーエンがリード(48分)!
 まだゴングが鳴っていないのに4の字。
 ロープを掴んで締め上げる。
 
 ゴングが鳴る。
 脚を引っ張る。
 何とか起き上がるブレットの脚にストンピング。
 ロープに脚を絡め締め上げる。
 ドラゴン・スクリュー。
 4の字を狙う。
 ブレットがインサイド・クレイドル。カウント2。
 50分経過。
 オーエンが脚を引っ張る。
 脚をマットに叩きつける。
 何とか起き上がったブレットの脚をロープに絡め蹴り上げる。
 コーナーに振る。
 突進。
 ブレットがカウンターで蹴り。
 セカンド・ロープからダイビング・クローズライン。
 しかし着地の衝撃が脚にくる。
 オーエンが先に起き上がりブレットを起こそうとする。
 ブレットがアトミック・ドロップ。
 ロープに走りクローズライン。カウント2。
 ヘッド・バッド。
 ロープに振り腹にパンチ。
 ロシアン・レッグ・スイープ。カウント2。
 インサイド・クレイドル。カウント2。
 バック・ブリーカー。
 セカンド・ロープからエルボー・ドロップ。カウント2。
 オーエンが隙をついてオコーナー・ロールを狙う。
 ブレットがロープを掴んで自爆させる。
 シャープ・シューターを狙う。
 オーエンがサミングで防ぐ。
 ヘッド・バッド。
 投げようとする。
 ブレットが逆に持ち上げコーナー上にのせる。
 スーパープレックス。
 起き上がるとシャープ・シューター。
 オーエンがギブ・アップする。
 これで2−2(55分)!
 
 タイムを要求するオーエンを殴りつける。
 殴り合い。
 ブレットが殴り倒す。
 腹にヘッド・バッド。
 両足を持つ。
 ロープに逃げるオーエンを起こすとパイル・ドライバー。カウント2。
 DDT。カウント2。
 残り3分。
 殴り合い。
 オーエンが蹴りを放つ。
 受け止められるも延髄切り。カウント2。
 コーナーに振ろうとする。
 ブレットが振り返してコーナーにぶつける。カウント2。
 ボディ・スラムを狙う。
 オーエンがインサイド・クレイドル。カウント2。
 コーナーに振る。
 ブレットがコーナーを使って裏に回りオコーナー・ロール。カウント2。
 ボディ・スラムを狙う。
 オーエンが潰す。カウント2。
 ロープに振りドロップ・キックを狙う。
 ブレットはかわして自爆させるとコーナーへのスリング・ショット。カウント2。
 ロープに振り持ち上げようとする。
 残り1分。
 オーエンが着地しツームストン。
 ダイビング・ヘッド・バッドにつなげるもカウント2。
 シャープ・シューターを決める。
 ブレットが耐え続け60分時間切れ!

 サドンデスとなる。
 オーエンが何とか起き上がったブレットの腰を殴りつける。
 バック・ブリーカー。
 腰にニー。
 弓矢固め。
 ブレットが外して上にかぶさる。
 オーエンはカウント2で返すとストンピング。
 ロープに振るとアブナミドル・ストレッチ。
 ブレットが体勢を入れ替える。
 オーエンがヒップ・トスで逃れる。
 場外にけりだす。
 抱えると腰から鉄柱にぶつける。
 レフェリーがリングに戻らせ場外カウントを数え始める。
 戻ってきたブレットにアイリッシュ・ウィップ。
 ヘッド・ロック。
 ロープに振られ両者激突。
 両者ダウン。
 両者起き上がり殴り合い。
 ブレットが拳をかわしスリーパー。
 オーエンがロープを掴む。
 レフェリーが引き離そうとする隙をついて後ろのブレットにロー・ブロー。
 シャープ・シューターを決める。
 ブレットが押し上げて潰す。
 そしてそのまま逆にシャープ・シューター。
 オーエンがたまらずギブ・アップ!
 ブレットの勝利(5分)!



試合結果

@
AWWF王座戦、アイアン・マン・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.オーエン・ハート(2-2→サドンデス)(House Show 7/9/94)
BWWE王座戦:ブレット・ハート(ch)vs.1-2-3キッド(Raw 7/11/94)
Cショーン・マイケルズvs.レイザー・ラモン(Raw 8/1/94)
Dオーウェン・ハートvs.1-2-3キッド(DQ)(Raw 8/15/94)