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WWE:Best of TV Matches 1980の分析


名勝負 WWF王座戦、テキサス・デス・マッチ:ボブ・バックランド(ch)vs.ケン・パテラ(5/19/80)
好勝負 なし

@IC王座戦:パット・パターソン(ch)vs.ケン・パテラ(4/21/80)
 パテラのセコンド:グランド・ウィザードが煽った挙句に
 間抜けな姿を見せて沸かせ良い雰囲気で試合ををスタート。

 パターソンのアーム・ロック・ベースの堅実な試合運びから
 パテラがパターソンを場外転落させて一発逆転。
 
 パテラの腰攻めに対して、
 パターソンが耐え凌いだ後、気持ちのこもった拳を放ち、
 4の字で制裁モードで熱狂を生み出していきます。

 当時の勧善懲悪プロレスの王道を真っすぐ行った内容でしたね。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:6/?/21)
 
AWWF王座戦、テキサス・デス・マッチ:ボブ・バックランド(ch)vs.ケン・パテラ(5/19/80)
 時期的におそらく初のWWF王者対IC王者になるのでしょう。
 テキサス・デス・マッチ(ノーDQ、ノーカウントアウトというルール)も相まって
 会場は実体化しそうな程の熱気に包まれています。
 その圧倒的で巨大な波をこの2人は乗りこなし切りました。
 それはとにかく真摯にこのビッグ・マッチに向き合った結果です。
 ・打撃1つ1つで着実な効果を上げ、その間の間で応援を引き出し増幅させる、というループ機構。
 ・カバーされても可能な限りすぐ返す姿勢。
 ・リング⇔場外の移動とアピールのコンビネーション。
 ・大切に扱われた鉄柱、ベルト、ロー・ブロー、椅子攻撃。
 ・ボブの素晴らしい疲労表現
 真っ向勝負の構築で、どうやったら決着がつくんだ、と思わせるようなハード・ファイトを作りあげました。
 最後に決着が決まった瞬間の盛り上がりは信じられません。
 蜂の巣をつついたような、という表現がこれ程までに当てはまる事があったろうか、というぐらいです。
 ボブがバックボーンであるレスリング・テクニックを一切使用しなかったにも関わらず
 キャリア史上最高の試合になったという点でも驚きの内容でしたね。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:10/?/09)

注目試合の詳細

AWWF王座戦、テキサス・デス・マッチ:ボブ・バックランド(ch)vs.ケン・パテラ(5/19/80)
  ケンが蹴り。
  場外に落とそうとする。
  エプロンに留まったボブを蹴りだす。
  場外に下りるとエプロンに叩きつける。
  リングに戻るとロープ越しに蹴り。
  エプロンに出て蹴り。
  リングに戻りアピール。
  エプロンに出るとボブの頭部をエプロンに叩きつける。
  リングに戻る。
  ボブはロープ際に来たケンを場外に引きずり出しエプロンに叩きつける。
  蹴り飛ばす。
  リングに戻る。
  ロープ越しに髪を掴んでエプロンに叩きつける。
  髪を掴んでエプロンに引き上げると殴りつける。
  ケンが腹にヘッド・バッド。
  殴りつける。
  ボブが打ち返す。
  ケンが腹にパンチ。
  ボブがニー。
  コーナーにもたれて崩れたケンの頭部にエルボー。
  ロープに喉を押し付ける。
  額に拳を叩きつける。
  起こそうとする。
  ケンがサミング。
  ターン・バックルにぶつけエルボーを打ちおろす。
  フロント・ヘッド・ロック。
  ボブが回転して投げる。
  ケンが先に体勢を立て直しボブの頭部にパンチ。
  チン・ロック。
  ボブは起き上がるとスナップ・メア。
  ロープに走るとショルダー・タックル。
  ケンがふらつく。
  ボブがロープに走る。
  ケンは受け流す形で鉄柱にぶつける。
  フルネルソン。
  ボブは背負うとターン・バックルにぶつける。
  ケンの頭部を蹴りつける。
  ケンが殴りつけていく。
  殴り合いに。
  ボブがふらついたケンをロープに振ろうとする。
  ケンがショルダー・スルーでボブを落とす。
  場外に下りるとボディ・スラム。
  リングに戻る。
  場外に下りるとボブをリングに戻す。
  コーナー上から飛びダブル。アックス。
  エルボー・ドロップ。
  カバー。カウント1。
  ボブがケンの腹にヘッド・バッド。
  ケンがニー。
  バック・ブリーカーからカバー。カウント1。
  殴りつけベア・ハグ。
  ボブはケンの顔に手を当てると拳を叩きつける。
  ケンは離さない。
  ボブが顔に手をかけ拳を叩きつける。
  サミングで逃れる。
  ケンが近づいてきたボブに蹴りを放つ。
  ボブは受け止めるとパンチ。
  アトミック・ドロップ。
  ケンはロープを超える形でエプロンにダウン。
  カバーするもロープ・ブレイクになるので無効。
  中央に戻してパイル・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  ボディ・スラムを狙う。
  ケンがインサイド・クレイドル。カウント1。
  ボブがケンにブレーン・バスター。
  両者の腕がのっている様子。カウント2。
  ボブがケンを起こそうとする。
  ケンが持ち上げコーナーに叩きつける。
  そのまま逆さ吊り。
  チョークを決め続ける。
  カバーするもカウント1。
  ロープに振りラリアット。
  起こすと持ち上げロープの上に落とす。
  カバー。カウント1。
  チョークし続ける。
  ボブがサミング。
  ケンがボブをロープに振りラリアットへ。
  ボブが避けスクール・ボーイ。カウント2。
  ケンがカバー。カウント1。
  ボブを蹴りつけグラウンドに倒すとカバー。カウント2。
  ブレーン・バスター。
  何とかカバー。カウント1。
  ボブにフォア・アームズ。
  コーナーに振ろうとする。
  ボブは振り返すとアブナミドル・ストレッチ。
  レフェリーが確認している。
  まだ何とか意識はある様子。
  ケンがロープを掴む。
  そして場外へのヒップ・トスへ。
  もつれて自分もエプロンに落ちる。
  ケンはICベルトをボブの頭部に叩きつけ柵に叩きつける。
  リングに戻りアピール。
  ボブは流血している。
  場外に下りると傷口を殴りつける。
  リングに戻る。
  注意するレフェリーに殴ってやろうか、と挑発。
  場外に下りるとボブをリングに戻す。
  リングに入ると観客を煽る。
  ボブを殴りつける。
  起こすとボディ・スラム。
  ストンピング。
  ボブが場外に転がり落ちる。
  ケンがリングでアピール。
  ケンはエプロンに出るとボブの頭部を蹴り。
  リングに戻る。
  ボブを引き入れるとニー。
  ボブは拳を振るも当たっていない。
  ケンがパンチ。
  ボブが拳を振るも当たらない。
  ケンが殴り倒しカバー。カウント1。
  ボブをロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ボブが蹴り上げる。
  ケンを起こすと場外に落とす。
  場外に下りると柵に叩きつける。
  ケンがボブにヘッド・バッド。
  ボブは押し飛ばして鉄柱にぶつける。
  リングに戻る。
  エプロンに出るとそこから下りて頭部にパンチ。
  リングに投げ入れる。
  リングに入るとパンチ。
  ケンも流血している。
  ケンの傷口にパンチ。
  ケンが崩れ落ちる。
  ボブは両膝をついた状態で拳を振り下ろしたたきつけていく。
  ケンが苦し紛れにロー・ブロー。
  ケンは起き上がるとボブに蹴り。
  頭部を殴りつける。
  コーナー上へ。
  ボブが捕まえデッドリー・ドライブ。
  セカンド・ロープにのると飛び拳を打ち付ける。
  カバーするもカウント1でケンの脚がロープにかかる。
  起こそうとする。
  ケンがニー。
  場外に落とす。
  場外に下りたケンにボブが腹へのパンチ。
  タイム・キーパーらが座っていた椅子に叩きつける。
  リングに戻ろうとする。
  ケンが背後から椅子を持って叩きつける。
  椅子をリングに投げ入れ、リングに入る。
  椅子を手にすると突進。
  しかしかわされコーナーに激突。
  それでも椅子を振りかぶる。
  ボブは蹴りを入れて取り上げると頭部に叩きつける。
  もう1発。
  カバーするもカウント2。
  コーナー上へ。
  ダイビング・クロス・ボディで1,2,3!
  ボブの防衛!
  ケンが負け惜しみを言って拳を構える。
  ボブもやるならやってやると相対。
  ケンが突進。
  ボブはカウンターでショルダー・スルー。
  ドロップ・キック。
  ケンは場外に逃れる。
  リングに戻って再び構えるも場外に下りる。


試合結果

@IC王座戦:パット・パターソン(ch)vs.ケン・パテラ(新チャンピオン!)(4/21/80)
AWWF王座戦、テキサス・デス・マッチ:ボブ・バックランド(ch)vs.ケン・パテラ(5/19/80)