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WWE:Best of TV Matches 2007の分析


名勝負 なし
好勝負 エッジvs.クリス・ベノワ(SD 6/8/07)

@ハンディキャップ・マッチ:ショーン・マイケルズvs.レイテッドRKO(ランディ・オートン、エッジ)(Raw 1/15/07)
 まずはHBKが1対2で相手を蹴散らし盛り上げます。
 とはいえタッグ側もシングルでも実績ある強力タッグなのですぐに劣勢に。

 レイテッドRKOがセコンドの介入から攻守を入れ替え、
 打撃ベースの煽り度高めの攻めで追い込みます。
 HBKも流血してかなりドラマチックになりましたね。 
 
 HBKは流血・疲労感MAXの状態に合った適切な反撃。
  
 抗争の中間点としてストーリー重視なので終盤はボリューム余りなし。
 レイテッドRKOがコンチェアトを狙うもHBKが逃れてスレッジハンマーでエンドです。

 後はオートンが少し影に隠れ過ぎた感はありました。

 中々良い試合。
 (執筆日:7/?/21)

Aエッジvs.クリス・ベノワ(SD 6/8/07)
 ECWに移籍が決まったベノワの送別試合。
 1年前のカートの送別試合とは違って相手への激しい敵対心を前面に出した内容になっています。
 試合構築も良かったけれど驚くべきは試合全体を通して保たれていた高い集中力です。
 情熱に身を焦がした若手ならいざ知らず、
 ベテラン同士の戦いでここまでのインテンシティーは他に例を見ません。
 ただひたすら素晴らしい戦いです。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:7/?/10)

B(フレアーは負けたら引退):トリプルH vs.リック・フレアー(12/31/07)
 勝ってしまえばフレアーを引退させることになる
 そのストーリーにのっかってHHHは感傷的な間の取り方をしています。
 上手いですね。
 まずはオーソドックスなレスリングの攻防を楽しむ形。
 そこからHHHがベビーフェイスであることを維持したまま、
 離れようとしたフレアーを殴り倒す。
 それまでの間含め下手にやっていたら単なるヒール表現に取られかねないことです。
 フレアーのチョップを良い武器に仕上げると
 打撃による繊細なディティールを加えた一進一退。
 同時にHHHの得意技を要所に散りばめてステップ・アップしています。
 4の字が成功して爆発的な盛り上がりを生んだところで
 リーガルが現れフレアーを攻撃、DQエンドとなりましたが、
 舞台が違うだけでドラマはHBK戦に引けをとらないものを作っていました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:5/?/13)

注目試合の詳細

Aエッジvs.クリス・ベノワ(6/8/07)
  組むとベノワがコーナーに押し込む。
  クリーンに離れる。
  組むとベノワがアーム・ドラッグ。
  組むとエッジがリスト・ロック。
  ベノワが腕を取り返す。
  エッジがロープに逃げる。
  組むとエッジがバックを取る。
  ベノワが前に投げる。
  エッジが組むと見せかけ蹴り。
  殴りつける。
  ベノワがチョップ。
  チョップ。
  チョップで倒す。
  ニーを落としていく。
  スナップ・メアからチン・ロック。
  両肩をつけにいく。
  カウント2で返されるやアーム・ロック。
  エッジは起き上がるとコーナーに押し込む。
  離れずエルボー。
  コーナーに振ろうとする。
  ベノワが振り返すとエッジがダウン。
  ベノワがエルボー・ドロップを決めカバー。カウント2。
  ボディ・スラム。
  ロープに走りエルボー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  クロス・フェイスを狙う。
  エッジは腕をロックするとロープに逃げる。
  ベノワはエプロンのエッジにニー。
  リング内へのブレーン・バスターを狙う。
  耐えるエッジを殴りつける。
  エプロンに出ると場外へのジャーマンを狙う。
  エッジがバック・エルボーを叩き込んでリングに逃れる。
  殴りつけるとロープに走る。
  ベノワがカウンターでショルダー・ブロック。
  場外へのリバース・スープレックス。
  (CM)

  リングでベノワがエッジをカバー。カウント2。
  クラバート。
  エッジがサミングで逃れる。
  殴りつける。
  ベノワが殴り返す。
  チョップ。
  パンチにチョップ。
  チョップを打ち込むとエッジが崩れて場外に転がり落ちる。
  ベノワがロープに走りスライディング・キック。
  場外に下りるとエッジをリングに戻す。
  リングに戻るとニーを突き上げていく。
  スナップ・スープレックスでカバー。カウント2。
  殴りつける。
  コーナーに振ろうとする。
  エッジが振り返すとベノワは正面から激突。
  ベノワを起こすとブレーン・バスターを狙う。
  抵抗するベノワにパンチを入れるとコーナーに乗せる。
  スーパープレックスを狙う。
  ベノワがパンチをいれヘッド・バッドを叩き込んでいく。
  何度も叩き込みエッジを落とす。
  ダイビング・ヘッド・バッドへ。
  エッジが避けて自爆させる。
  カバー。カウント2。
  起き上がるとストンピング。
  ベノワの腕をロープに絡めて引っ張る。
  ロープに絡まったベノワの腕にドロップ・キック。
  ベノワを中央に引き寄せると脇固めへ。
  ベノワは回転して逃れるとニーを叩き込んで腕を放させる。
  エッジがベノワを蹴り倒す。
  カバー。カウント2。
  アーム・ロック。
  ベノワは起き上がるとニーを突き上げていく。
  蹴りを放つ。
  受け止められるも延髄切り。
  両者ダウン。
  ベノワがチョップ。
  ニー。
  ロープに振りバック・エルボー。
  ロープに走りバック・エルボー。
  ノーザンライト。カウント2。
  スナップ・スープレックス。
  ロックを離さず2発目。
  ロックを離さず3発目。
  ロックを離さず起こすとジャーマン。
  2発目。
  3発目。
  起き上がると首をかっきるアピール。
  コーナーに上りダイビング・ヘッド・バッド。
  カバー。カウント2。
  エッジは起き上がるとコーナーのベノワに突進。
  エッジがカウンターでコーナーへのスタンガン。
  コーナーで構えスピアーへ。
  ベノワがドロップ・トー・ホールドで倒しクロス・フェイスに捕らえる。
  エッジがロープを掴む。
  近づいてきたベノワのタイツを掴んで金具部分にぶつける。
  エッジがコーナーで構えスピアー。
  カバーし1,2,3!
  エッジの勝利!



試合結果

@ハンディキャップ・マッチ:ショーン・マイケルズvs.レイテッドRKO(ランディ・オートン、エッジ)(Raw 1/15/07)
Aエッジvs.クリス・ベノワ(SD 6/8/07)
B(フレアーは負けたら引退):トリプルH vs.リック・フレアー(DQ)(12/31/07)