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WWE:TV Matches Best of Superstarsの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@レイ・ミステリオvs.シェルトン・ベンジャミン(Superstars 5/14/09)
 ミステリオはアスリートとしての能力が高いシェルトンなら映えるように受身を取ってくれるだろうと
 面白い切り返しも意欲的に取り入れて攻めていきます。
 それに対しシェルトンは腹攻めで対抗。
 導入など決して上手いとはいえない行い方でしたが、
 その腹攻め自体はハードで自ずと引き込まれていきます。
 終盤はお互いハイ・インパクトの技の数々を打ち合い大いに盛り上げました。
 平均的な良試合。
 
Aクリス・ジェリコvs.CMパンク(Superstars 5/21/09)
 ノリの良い観客をジェリコが掌にのせ更に盛り上げます。
 基本的に間を置いて一つ一つの技の価値を高めていますが、
 微妙にその間隔を調整して流れを生み出しているのは流石です。
 パンクもこれまでのWWEレスラーが使った事のないような
 蹴りやスプリングボードといった攻めを繰り出している。
 WWE以外の経験があるからこその型にはまらない発想を両者がしていて、
 その両者の攻めと受けの提案が一致した終盤は
 攻防がどんどん繋がっていき面白いの一言です。
 中々良い試合。

Bヨシ・タツvs.クリス・ジェリコ(Superstars 7/15/10)
 ジェリコに相手を引き立てる意識があり、ヨシ・タツの動きを引き出していく。
 しかしヨシ・タツはまだ試合を任せられるレベルにないので
 ここぞという所でしっかり止めて試合を管理している。
 ヨシ・タツが瞼を切り止血が行われている最中には、
 どこからともなく持ってきた椅子に座ってふんぞり返るしでジェリコらしさ全開です。
 そんなジェリコと戦っていく中でヨシ・タツが間隔を掴み関係性が向上するなんて事はなかったものの
 ヨシの蹴りは冴えていて勢いがあるので終盤までしっかり盛り上がりました。
 平均より少し上。

Cカヴァルvs.ドリュー・マッキンタイア(Superstars 11/11/10)
 まずはカヴァルが独特な蹴り技を見せますが、繋がりはないばら撒きです。
 マッキンがまずは受けてタイミング良くリアクションして段階付けようというスタンスを取っているので救われています。
 カヴァルが場外のマッキンにスプリングボード式ボディ・アタックを決めるという派手なスポットの後中盤へ。
 マッキンが腹攻めでカヴァルを抑えにかかりますが、
 場外で持ち上げてそこからエプロンに叩きつけたりと相変わらずアイディア豊富ですね。
 それは終盤にも活かされていて鉄階段での攻防を織り込んでいます。
 これによって正調ではないものの変調なりに上手くまとめあげました。
 まあまあ良い試合。  
 (執筆日:8/28/11)

Dフィンレーvs.ドルフ・ジグラー(Superstars 9/17/09)
 ジグラーがヘタレ・ヒールの色合いを演じる中で、
 フィンレーが老獪なレスリング・テクを見せています。
 
 TVプロレス要素と基本の奥先にある技術的世界が
 両方混じった試合になっています。

 Superstarsだからこそ特に指定も少なく、
 終盤に向けての攻防も今風ではないものもあり面白い。
 知名度に劣るSuperstarsで埋もれさせるには惜しい一戦でした。

 両者のファンはチェックしたいですね。

 中々良い試合。
 (執筆日:11/?/23)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@レイ・ミステリオvs.シェルトン・ベンジャミン(Superstars 5/14/09)
Aクリス・ジェリコvs.CMパンク(Superstars 5/21/09)
Bヨシ・タツvs.クリス・ジェリコ(Superstars 7/15/10)
Cカヴァルvs.ドリュー・マッキンタイア(Superstars 11/11/10)
Dフィンレーvs.ドルフ・ジグラー(Superstars 9/17/09)