WWE:TV Matches Best of NXT UK 2021の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | NXT UK王座戦:ウォルター(ch)vs.Aキッド(NXT UK 1/14/21) ノーDQ:イルヤ・ドラグノフvs.サム・グラッドウェル(NXT UK 3/25/21) NXT UK王座戦:ウォルター(ch)vs.ランペイジ・ブラウン(NXT UK Prelude 4/8/21) |
@NXT UK王座戦:ウォルター(ch)vs.Aキッド(NXT UK 1/14/21)
キッドが軽快な身のこなしを見せる一方で
単純にデビアスvs.ゴリアテとせず
キッドのレスリングや打撃の見せ場も絡めています。
そしてこういうオールラウンドなスキルが求められる攻防にこそ
ウォルターの絶妙なバランス感が光りますね。
脚のダメージ表現を踏まえた攻めの仕方は良かった。
自分達の個性を活かしてあるべき攻防を繰り広げました。
キッドが痛みに苦しむ姿を見せればより盛り上がったか。
やや受け姿が寡黙だった印象。
ぎりぎり好勝負です。
(執筆日:1/?/21)
Aタッグ王座戦:ゲイラス(マーク・コフィー、ウルフギャング)(ch)vs.プリティ・デッドリー(サム・ストッカー、ルイス・ハウリー)(NXT UK 2/25/21)
ゲイラスのパワーに対し、レスリングでもそれ以外の攻防でも強調。
ヘタレるのではなく真っすぐ立ち向かっていく中でも
細かい攻防を生み出して魅せれるのがPDの強みですね。
控えが気を逸らしたところからウルフギャングを場外に蹴り落とし鉄柱にぶつけます。
この時にウルフギャングも勢いを止めずハードな受け身を取っていました。
緊密なPDの動きがゲイラスのパワフルな一発一発と対比的で化学反応を生みます。
終盤もう少し加速できれば更に良くなるものの
巧みに決めスポットを織り交ぜて、どちらが勝つか分からない激しい攻防を見せました。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:12/?/21)
BNXT UK女子王座戦:ケイ・リー・レイ(ch)vs.メイコ・サトムラ(NXT UK 3/4/21)
里村はベーシックな動きで凄さを伝えてくるのが流石。
NXT UK絶対王者のKLRも一歩も引かずに
シンプルに見応えのある攻防を展開します。
エプロン技を打てば打ち返す。
真っ向からの一進一退。
横綱の里村に対し、こういう試合をするのは非常に難しいものですが、
そのハードルを乗り越えKLRが立派なパフォーマンスを見せました。
両者の次にも繋がる激闘。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:3/?/21)
CノーDQ:イルヤ・ドラグノフvs.サム・グラッドウェル(NXT UK 3/25/21)
TVメインのスポットライトを得たグラッドウェル。
ハード・ヒットで気合入っていますね。
イルヤが凶器を敢えて使わないスタンスを取り
スタイルに差異を作っていますが、
イルヤが予期せぬ攻防の変化をポイントで織り交ぜるので、
どのような戦いが展開されていくのか読めない面白さがあります。
またダメージ表現は迫真の演技で、
グラッドウェルのハードコアな攻めを引き立てました。
無茶苦茶な誇張表現と圧倒的なリアリティーが両立するイルヤの唯一無二の内容。
グラッドウェルもヘタレな悪漢を適切に演じ次につながるパフォーマンスでした。
ぎりぎり好勝負です。
(執筆日:3/?/21)
DNXT UK王座戦:ウォルター(ch)vs.ランペイジ・ブラウン(NXT UK Prelude 4/8/21)
2日連続でウォルターは防衛戦。
今度はブラウンとあって荒々しいぶつかり合いを見せます。
ウォルターはブラウンにも分かりやすい予備動作で
テンポよく攻防を繰り広げていきます。
粗も出さずにこなせていますね。
天丼で攻防を重ねて終盤も良好。
ブラウンの良さを引き出し、その長所を活かして勝負できた内容ですね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:4/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
@NXT UK王座戦:ウォルター(ch)vs.Aキッド(NXT UK 1/14/21)Aタッグ王座戦:ゲイラス(マーク・コフィー、ウルフギャング)(ch)vs.プリティ・デッドリー(サム・ストッカー、ルイス・ハウリー)(新チャンピオン!)(NXT UK 2/25/21)
BNXT UK女子王座戦:ケイ・リー・レイ(ch)vs.メイコ・サトムラ(NXT UK 3/4/21)
CノーDQ:イルヤ・ドラグノフvs.サム・グラッドウェル(NXT UK 3/25/21)
DNXT UK王座戦:ウォルター(ch)vs.ランペイジ・ブラウン(NXT UK Prelude 4/8/21)