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WWE:TV Matches Best of 205 Live 2019の分析


名勝負 なし
好勝負 クルーザー級王座戦:トニー・ニース(ch)vs.バディ・マーフィー(205 Live 4/9/19)

#1コンテンダーズ・マッチ:トニー・ニースvs.アキラ・トザワ(205 Live 6/25/19)

@#1コンテンダーズ・トーナメント1回戦:セドリック・アレキサンダーvs.アキラ・トザワ(205 Live 3/5/19)
 トザワがアーム・ドラッグ戦略で
 セドリックを封じに行くも
 セドリックは変則的にニーを叩き込み主導権を掴むと腹攻め。
 息は必ずしも合っていないものの
 戦略的な攻防になっているし、
 後半になるにつれトザワのしたい観客をのせるプロレスになっていく。
 シンプルにWMへの思いを込めた攻防で盛り上がりましたね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

A#1コンテンダーズ・トーナメント準決勝:トニー・ニースvs.ドリュー・グラック(205 Live 3/12/19)
 どちらもコントロールしようと密な鬩ぎあい。
 奇を衒わない真っ直ぐな内容ですね。
 とはいってもニースがポイントで見栄えの良い技を付け足すのに比べて
 グラックは幾らなんでも地味な印象。
 最後の押さえ込み反転フィニッシュといい
 レスリング・クリニックに徹底すれば良いけれども
 地味さは受け入れられますが、
 通常の試合の延長としては物足りなさが残る。
 好勝負に少し届かず。

B#1コンテンダーズ・トーナメント決勝:トニー・ニースvs.セドリック・アレキサンダー(205 Live 3/19/19)
 まずは手合わせで演舞の中に探りあい。
 安心感を持って見れますが、とかく決勝としては特別感の演出が足りない。
 しっかりとした仕事をそれぞれしていて
 ニースが抑えたところから
 セドリックの躍動へとチェンジ・ペースも良かったですが、
 コーナー上の見せ場で同時に殴って転落など
 地味なレスラーが何故その地味さを強調してしまうのか疑問。
 準決勝ではニースはもっと華のあるファイトを見せていたので惜しい。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:3/?/19)

Cクルーザー級王座戦:トニー・ニース(ch)vs.バディ・マーフィー(205 Live 4/9/19)
 オーソドックスながらキレがあり
 両者の集中力も非常に高い。
 他の試合との兼ね合いで抑えることが求められるWMよりも
 思いっきり出来るこの205 Liveでのリマッチの方が
 2人にとっては実質WMといえるのかもしれませんね。
 しかし中々そう割り切れない中で
 この集中力は流石です。
 ニースを飛び越えた際にマーフィーが脚を痛めた振り。
 そこからニースを鉄柱にぶつけ、実況席に投げていきます。
 派手な演出が加わった精度の高いムーブはインパクト十分。
 ニースもマーフィーに引き離されず、
 強く印象付けるスポットで対抗。
 エプロンでの連撃格好良かったですね。
 エプロン技や実況席スポットなど
 PPVメインのような総力戦の演出。
 最後のフィニッシュが少し弱い印象がありましたが、見事な試合でしたね。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/19)

Dチャド・ゲイブルvs.ジャック・ギャラハー(205 Live 6/11/19)
 チャドはシングルとして華に欠け、
 アメリカン・アルファ解散以降パッとしなかったですが、
 205 Live移籍は彼にとって良い切っ掛けになりそうですね。
 早速ギャラハー相手にアマレス・スキルを発揮。
 変化の付け方が独特で面白いし、
 ベースのサブミッションも見応えがあった。
 後半にかけてはアンクル・ロックvs.アーム・バーの攻防。
 最後のチェーンでの鬩ぎあいも見事でした。
 ただ通常はあくまでクライマックスへのスポットなので
 リングアウト決着は少し呆気ない部分も。
 通常放送なので仕方ないですけどね。
 好勝負に少し届かず。

E#1コンテンダーズ・マッチ:アキラ・トザワvs.ドリュー・グラックvs.ウンベルト・カリーリョvs.オニー・ロルカン(205 Live 6/11/19)
 適宜整理しながら
 グラック、ロルカンの連携や
 フェイス/ヒールの色分けを加えていきます。
 後半は4ウェイならではの多人数スポットを連打。
 グラックとロルカンの激しい打撃戦など
 見所のあるシーンを詰め込んできましたね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

F#1コンテンダーズ・マッチ:トニー・ニースvs.アキラ・トザワ(205 Live 6/25/19)
 トニーが積極的な仕掛け。
 全てが全て成功している訳ではないですが、
 両者の意欲は試合の質を間違いなく上げている。
 トニーの腹攻めに対しトザワも良い受け。
 トザワの応援したくなる性質を
 WWEというある種独特な世界で活かすことができています。
 両者のダイブも単一的でなく工夫が凝らされていて
 205 Liveならではの面白みもある。
 終盤もPPVと同じく、しっかり魅せていて
 またも素晴らしい試合へと形にしました。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:6/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@#1コンテンダーズ・トーナメント1回戦:セドリック・アレキサンダーvs.アキラ・トザワ(205 Live 3/5/19)
A#1コンテンダーズ・トーナメント・マッチ:トニー・ニースvs.ドリュー・グラック(205 Live 3/12/19)
B#1コンテンダーズ・トーナメント決勝:トニー・ニースvs.セドリック・アレキサンダー(205 Live 3/19/19)
Cクルーザー級王座戦:トニー・ニース(ch)vs.バディ・マーフィー(205 Live 4/9/19)
Dチャド・ゲイブルvs.ジャック・ギャラハー(リングアウト)(205 Live 6/11/19)
E#1コンテンダーズ・マッチ:アキラ・トザワvs.ドリュー・グラックvs.ウンベルト・カリーリョvs.オニー・ロルカン(ダブル・フォール)(205 Live 6/11/19)
F#1コンテンダーズ・マッチ:トニー・ニースvs.アキラ・トザワ(205 Live 6/25/19)