WWE:NXT TakeOver:Stand & Deliver Night Two 4/8/21の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | アンサンクションド・マッチ:カイル・オライリーvs.アダム・コール |
@#1コンテンダーズ・マッチ:キリアン・デイン、ドレイク・マーヴェリックvs.ブリザンゴ
@クルーザー級統一王座戦、ラダー・マッチ:サントス・エスコバー(ch)vs.ジョーダン・デヴリン(ch)
少しぎこちない合わせでスタートしましたが、
デヴリンがヒールとして割り切って振る舞いハードな攻め。
エスコバーもそのハード・ワークについていきます。
ベルトを取ろうとする意図は弱いものの
試合の中でのラダー・スポットの折り込み方は上手かったですね。
ラダー上からのムーンサルトなど
WMウィークエンドならではの派手なオープニングでした。
エスコバーの手下の乱入はもう少し演出できたかもしれませんが、良い幕開けでしたね。
好勝負に少し届かず。
ANXT女性タッグ王座戦:ショーチ・ブラックハート、エンバー・ムーン(ch)vs.キャンディス・ラレー、インディ・ハートウェル
Bノース・アメリカン王座戦:ジョニー・ガルガーノ(ch)vs.ブロンソン・リード、オースチン・セオリー
CNXT世界王座戦:フィン・ベイラー(ch)vs.カリオン・クロス
クロスが組付きをはね除けて力を見せつけます。
見せ方が単一で、そのキャラ作りが試合に良い面もあれば悪い面もありますね。
しかしベイラーが部位攻めを絡めながら
クラスのキャラ尊重し、王者としての威厳も保ったことで
概ね良い面の方が光った内容になっています。
そして最後のクライマックスでクロスの魅力がもう一段押し上げられ
良い形でバトンタッチを実現しました。
好勝負に少し届かず。
Dアンサンクションド・マッチ:カイル・オライリーvs.アダム・コール
オライリーがプランチャを決めてアーム・バー。
技とサブミッションをセットにした攻め口は
遺恨決着戦ならではの面白いやり方でしたね。
コールは受けをベースにして試合作り。
オライリーに比べると控えめでしたが、
しっかりとやりたいことを意思疎通していますし、
チェーンが追加された後半からは持ち味を発揮してきました。
実況席での投げやモニター攻撃、花道破壊など過激化の仕掛けを施しつつも
非凶器の攻めの鋭さは失っていないし、
尚且つ疲労感の出し方も良かった。
40分という試合時間は少し長い印象もありますが、
陰鬱に個のストーリーラインを語りました。
行き着くところまでやりきった激戦。
文句なしに好勝負です。
(執筆日:4/?/21)
DVD Rating:★★★★☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@#1コンテンダーズ・マッチ:キリアン・デイン、ドレイク・マーヴェリックvs.ブリザンゴ@クルーザー級統一王座戦、ラダー・マッチ:サントス・エスコバー(ch)(統一チャンピオン!)vs.ジョーダン・デヴリン(ch)
ANXT女性タッグ王座戦:ショーチ・ブラックハート、エンバー・ムーン(ch)vs.キャンディス・ラレー、インディ・ハートウェル
Bノース・アメリカン王座戦:ジョニー・ガルガーノ(ch)vs.ブロンソン・リード、オースチン・セオリー
CNXT世界王座戦:フィン・ベイラー(ch)vs.カリオン・クロス(新チャンピオン!)
Dアンサンクションド・マッチ:カイル・オライリーvs.アダム・コール