WWE:Fastlane 3/21/21の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ノー・ホールズ・バード:ドリュー・マッキンタイアvs.シェーマス ユニバーサル王座戦(スペシャル・エンフォーサー:エッジ):ローマン・レインズ(ch)vs.ダニエル・ブライアン |
@女子タッグ王座戦:ナイア・ジャックス、シェイナ・ベイズラー(ch)vs.ビアンカ・ブレア、サーシャ・バンクス
AIC王座戦:ビッグE(ch)vs.アポロ・クルーズ
Bブラウン・ストロウマンvs.イライアス
Cセス・ローリンズvs.シンスケ・ナカムラ
Dノー・ホールズ・バード:ドリュー・マッキンタイアvs.シェーマス
マッキンは顔にペイントをして登場。
Rawで実績ある上にこんなPPV仕様の演出されたら期待値も上がりますね。
マッキンがベリー・トゥー・ベリーを連発する良くも悪くも大味な掴み。
シェーマスが思いのほか劣勢に立たされる形ですが、
冷静にバランス取りして細かな調整。
ハードコアなのでそのまま大味に振り切れてしまうかと思いきや、
彼らがやる意味合いをしっかり見せてくれましたね。
スクリーン前も乱闘で機材から火花が散ったりと
リアルにタフな乱闘の一方でエンタメの味付けもあって面白かった。
最後はまるく収めたまとめ方ですが、
実況席葬をサンダードーム会場の場の構造から規定し直しており好感が持てる。
ぎりぎり好勝負。
Eアレクサ・ブリスvs.ランディ・オートン
試合前オートンがコーナーでアピールしていると黒い吐血。
どこの呪術廻戦ですか、と笑ってしまう演出ですね。
その後もアレクサの演技、オートンの顔芸をベースに
最後のカバー時以外全く接触しないという
これぞソーシャル・ディスタンス・マッチ!?を展開。
フィーンドが特撮物ばりに禍々しい姿に進化していたりと
清々しいまでに振り切った試合になっています。
これはWWEにしかできない!
平均より少し上。
Fユニバーサル王座戦(スペシャル・エンフォーサー:エッジ):ローマン・レインズ(ch)vs.ダニエル・ブライアン
レインズがブライアンのレスリングに取り合わない出だし。
下手すればリアルに退屈になるこの高度な見せ方を難なくやってのけセットアップ。
それぞれの立場から高い集中力を保ち、
ニュアンスをちゃんと表現加えていきます。
ブライアンが腕狙いから複合的な攻めで技術力を見せつければ
レインズのスマートさがこれまた際立って乗っていきます。
レフェリー誤爆からエッジがリングに入りクライマックスの演出。
WMの一戦を3ウェイに変更する為のものなのでブック強め。
最近はこの手の演出を控えていたので予想外で肩透かしでしたが、
WMでも継続して+エッジを見れるのは嬉しいですね。
文句なしに好勝負。
(執筆日:4/?/21)
DVD Rating:★★★★☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@女子タッグ王座戦:ナイア・ジャックス、シェイナ・ベイズラー(ch)vs.ビアンカ・ブレア、サーシャ・バンクスAIC王座戦:ビッグE(ch)vs.アポロ・クルーズ
Bブラウン・ストロウマンvs.イライアス
Cセス・ローリンズvs.シンスケ・ナカムラ
Dノー・ホールズ・バード:ドリュー・マッキンタイアvs.シェーマス
Eアレクサ・ブリスvs.ランディ・オートン
Fユニバーサル王座戦(スペシャル・エンフォーサー:エッジ):ローマン・レインズ(ch)vs.ダニエル・ブライアン