TOPアメリカン・プロレスWWE 2020年 →WWE:SummerSlam 8/23/20

WWE:SummerSlam 8/23/20の分析


名勝負 なし
好勝負 WWE王座戦:ドリュー・マッキンタイア(ch)vs.ランディ・オートン

@キックオフ・マッチ、US王座戦:アポロ・クルーズ(ch)vs.MVP

@SD女子王座戦:ベイリー(ch)vs.アスカ
ARawタッグ王座戦:ストリート・プロフィッツ(ch)vs.アンドレード、エンジェル・ガルザ
Bルーザー・リーブスWWE、ノーDQ:マンディ・ローズvs.ソニア・デヴィル

Cストリート・ファイト:セス・ローリンズvs.ドミニク・ミステリオ
 ドミニクはミステリオの息子としてはもっとムーブにキレが欲しいところ。
 ルチャドールとしてはキャリアのスタートも遅いので、
 WWEでデビューするには不十分なほど初々しさもあります。

 今しばらくはミステリオの息子ブランドを使いながら
 アンダードッグとしての貢献になるのでしょうね。
 童顔も相まってそこには可能性があります。

 セスはストーリー・ラインに乗っかって良質な試合運び。
 ストーリーで重要凶器に位置付けた竹刀に加えて
 椅子も使ってセコンドのミステリオを煽ります。

 バックステージで祈る母も要所で映り、
 それぞれの立場からミステリオの家族を描きました。

 マーフィーも凶器差し入れ等積極的アシストで良い味を出しています。

 WWEテイストでドミニクのデビューを華やかに演出しましたね。

 後はドミニクが攻め時、特に終盤に
 感情をもって動きに込めて伝えることができればもっと跳ねたでしょうね。

 中々良い試合。

DRaw女子王座戦:サーシャ・バンクス(ch)vs.アスカ
 先の試合ではサーシャの介入を防いでいくも丸め込みに敗れたアスカ。

 入場後いつも通りにアピールしていて
 同日2試合目で組んでる割に演出弱めのスタートです。

 とはいえ試合が始まるとサーシャが脚攻めでショート・カット。
 それならやはり試合前の仕草や
 試合の始め方をそれに合わせて欲しかったですね。

 アスカは脚を痛めながらも蹴りを放ち、
 不意を突いてサブミッションに引きずり込んで、と印象的なファイト。

 エプロン、場外を使って印象的シーンを作り出していきました。
 場外へのサンセット・フリップ・パワー・ボムは驚きましたね。

 この2人ならではのハードな技の攻防でしたが、
 もう少し長く見たかったのが本音。

 好勝負に少し届かず。

EWWE王座戦:ドリュー・マッキンタイア(ch)vs.ランディ・オートン
 オートンは相手のタイミングを外していくスタイル・
 それでマッキンの強大さを演出しつつ
 RKOという一撃必殺の可能性も強調しています。

 実況席でダウンしたマッキンに囁いたり、
 膝を顔に押し付けたり、
 単なる教科書に沿った試合運び以上の
 余韻を醸しての緩急効いた試合運びです。

 何もしない時にぐっと注目を引きつける。
 本気を出したオートンにこの分野で敵う者は中々いませんね。

 マッキンが反撃するも先に起き上がれず。
 それぞれが足を痛める布石の印象付けが弱いのが勿体ないものの
 その展開自体は両者の魅力を引き立て
 スタイルがうまく融合する結果となっており吉。

 一つ一つじっくり攻防を堪能させ、
 両者軽めとはいえ顔に流血もする激闘。

 オートんのロープを使ったDDTを決める瞬間に
 首をくいっと前に出したモーションとか最高でしたね。

 最後は丸め込みでTo be continuedの様相もありましたが、
 この2人の試合がまたPPVで見れるならそれは幸せというものです。

 文句なしに好勝負。

Fユニバーサル王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:ブラウン・ストロウマン(ch)vs.ザ・フィーンド
 試合後レインズが現れフィーンドにスピアー。

 (執筆日:8/?/20)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@キックオフ・マッチ、US王座戦:アポロ・クルーズ(ch)vs.MVP
@SD女子王座戦:ベイリー(ch)vs.アスカ
ARawタッグ王座戦:ストリート・プロフィッツ(ch)vs.アンドレード、エンジェル・ガルザ
Bルーザー・リーブスWWE、ノーDQ:マンディ・ローズvs.ソニア・デヴィル
Cストリート・ファイト:セス・ローリンズvs.ドミニク・ミステリオ
DRaw女子王座戦:サーシャ・バンクス(ch)vs.アスカ(新チャンピオン!)
EWWE王座戦:ドリュー・マッキンタイア(ch)vs.ランディ・オートン
Fユニバーサル王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:ブラウン・ストロウマン(ch)vs.ザ・フィーンド(新チャンピオン!)