WWE:NXT Takeover:Phoenix 1/26/19の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ノース・アメリカン王座戦:リコシェ(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ |
@NXTタッグ王座戦:アンディスピューテッド・エラ(ロデリック・ストロング、カイル・オライリー)vs.ウォー・レイダース
最初の仕掛け一発でWRが動ける巨体であることの認知は十分。
それを制動するに当たってのスポットが少し弱めか。
それでもUEは自陣を上手く使って押さえ込んで中盤を作っています。
終盤は2対1に持ち込んで攻めるという分かりやすい戦略。
レイダースの魅力を分かりやすくショー・アップしましたね。
WRのための試合という色合いが強く、
欲を言えばより本質的な鬩ぎあいも見たかったか。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Aマット・リドルvs.カシウス・オーノ
Bノース・アメリカン王座戦:リコシェ(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ
演舞は最高速度でやるだけではないとばかりに
フェイントや韻やキャラ見せも加えながら豊かに。
ガルガーノがヒールとしては支配力=攻撃力に欠ける印象。
最初のも最高速度をむしろ出せなかったか。
身体的なコンディションで言えばそこまで良くなかった印象です。
リコシェの受け時の動きの乏しさもその印象を助長させました。
後半はリコシェがトペを連打。
スポットでのごり押しではあるものの
どれも優れた見せ方でその都度ギアがあがっていきました。
場外マットを剥ぐところから遅ればせながら
ガルガーノもヒールとして本領を発揮。
最後が通常の必殺技とは違うフィニッシュだったのが
マイナスですが、見応えのある一戦でした。
ぎりぎり好勝負。
CNXT女子王座戦:シェイナ・ベイズラー(ch)vs.ビアンカ・ブレア
DNXT王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.アレイスター・ブラック
序盤はアレイスターの身体能力を活かして格好良く魅了。
チャンパがヒールとして受け止めきった上で
鉄階段攻撃からえげつない脚攻め。
実況席にあぐらをかいて見下ろしたりと
チャンパのキャラは素晴らしく、
彼の色にしっかり試合を染めて行きます。
型とオリジナルを使い分けた攻防。
ただ少し長くてまどろっこしさは感じますね。
試合後ガルガーノが現れ、緊張感が走りつつも
2人して王座を掲げていましたが、
これだったら普通にガルガーノの乱入とかでも良かったかも。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:1/?/19)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@NXTタッグ王座戦:アンディスピューテッド・エラ(ロデリック・ストロング、カイル・オライリー)vs.ウォー・レイダース(新チャンピオン!)Aマット・リドルvs.カシウス・オーノ
Bノース・アメリカン王座戦:リコシェ(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ(新チャンピオン!)
CNXT女子王座戦:シェイナ・ベイズラー(ch)vs.ビアンカ・ブレア
DNXT王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.アレイスター・ブラック