TOPアメリカン・プロレスWWE 2018年 →WWE:Evolution 10/28/18

WWE:Evolution 10/28/18の分析


名勝負 なし
好勝負 SD女子王座戦、ラスト・ウーマン・スタンディング:ベッキー・リンチ(ch)vs.シャーロット

女性レスラー・オンリーの特殊興行。

@トリッシュ・ストラタス、リタvs.アリシア・フォックス、ミッキー・ジェームス
A#1コンテンダーズ・バトル・ロイヤル

BMYC決勝:トニー・ストームvs.紫雷イオ
 会場にあってるかは少し疑問だが、じっくりとしたグラウンド。
 次の一手へのテンポ・ワークは良好で
 エプロンへのジャーマンという
 激しいスポットでまずは大きな盛り上がり。
 ここから決着に向けて真っ直ぐ動く。
 10分の試合時間だからこそ最大効率で走っていますね。
 トニーの感情は分かりやすく、またリアリスティック。
 試合時間故にニア・フォール数が少なめで勿体無い印象。
 ただ決勝としてのクオリティは満たしています。
 いずれじっくり再戦して欲しいところ。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Cナタリア、サーシャ・バンクス、ベイリーvs.ライオット・スクアッド

DNXT女子王座戦:カイリ・セイン(ch)vs.シェイナ・ベイズラー
 シェイナのMMA的強さを
 プロレスのエッセンスで表現できていますね。
 カイリが受けではなくかわしをメインに据えて対応したのも正解。
 シェイナの強さが最大化されている。
 中盤に入ると一転カイリはタフに耐えて対応変更。
 大きな流れを作り上げました。
 WWEが求めるストーリーのある充実の試合でした。
 好勝負に少し届かず。

ESD女子王座戦、ラスト・ウーマン・スタンディング:ベッキー・リンチ(ch)vs.シャーロット
 ヒール転向したベッキーは尊大なキャラ振る舞い。
 やや誇張が過ぎるきらいはあるも悪くない。
 早々に凶器を織り込んでハードコアで盛り上げます。
 竹刀に椅子にテーブルに。
 テーブルが割れなくて、
 もう一度コーナー上から飛び技を放つ等
 凶器の使い方はストレートで工夫に欠けるものの
 女子オンリーPPVのメインとして堅実にこなしています。
 更にはラダーも出てきてもはやTLCマッチの様相。
 男子に比べ絶対的にインパクトに欠けるものの
 表現は流石でシャーロットをウォーリアーに仕立て上げる双方の表現力、
 またベッキーが逃亡するところからの
 クライマックスの一捻りした展開は非常に素晴らしかった。
 最後のフィニッシュも完全ダウンにせず
 表現すべきものにあったものになっていて完璧。
 ぎりぎり好勝負。

FRaw女子王座戦:ロンダ・ロージー(ch)vs.ニッキー・ベラ

 (執筆日:8/?/18)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@トリッシュ・ストラタス、リタvs.アリシア・フォックス、ミッキー・ジェームス
A#1コンテンダーズ・バトル・ロイヤル(勝者:ニア・ジャックス)
BMYC決勝:トニー・ストーム(優勝!)vs.紫雷イオ
Cナタリア、サーシャ・バンクス、ベイリーvs.ライオット・スクアッド
DNXT女子王座戦:カイリ・セイン(ch)vs.シェイナ・ベイズラー(新チャンピオン!)
ESD女子王座戦、ラスト・ウーマン・スタンディング:ベッキー・リンチ(ch)vs.シャーロット
FRaw女子王座戦:ロンダ・ロージー(ch)vs.ニッキー・ベラ