TOPアメリカン・プロレスWWE 2006年 →WWE:No Mercy 10/8/06

WWE:No Mercy 10/8/06の分析


名勝負 なし
好勝負 クリス・ベノワvs.ウィリアム・リーガル

1試合目両者上手く生かされてないもの同士の戦い。
良い試合です。

2試合目、ケンドリック、ロンドン組の試合はTNAっぽい。
KC、アイドルはキャラが立ってないし凡試合。

3試合目、MVPのデビュー戦の相手はジョバーでした。
この後のケインとの抗争を見てますと
MVPは結構期待できるのではないでしょうか?

4試合目事前にテイカーが姿を現さなかったので
ストーリー的な盛り上がりも薄く、
この後ケイン対MVPを加えての抗争へと
発展していく序章なのでDQで終わってしまいました。
良 い試合で す。

Dフォールズ・カウント・エニウェア:チャボ・ゲレロvs.レイ・ミステリオ
 形式上クルーザー級のスピードは活きませんが
 力のこもった乱戦になっているし、
 入場口のセット等を使ってプロレス技を織り交ぜるのが良いアクセントになっています。
 しかし全て場外という事で空間的にクオリティが上がる事がなく、
 まあまあ良い試合止まり。

Eクリス・ベノワvs.ウィリアム・リーガル(No Mercy 10/8/06)
 レスリング。
 腕一つ締め上げるのにも力をこめて鬩ぎ合い。
 道筋が見えない分あまり受けないにしても
 見応えと信念が詰まっていますね。

 打撃からベノワがジャーマン。
 リーガルが凌ごうとするもベノワがガチなヘッド・バットで流血にも追いやります。
 WCW時代のvs.エディを彷彿とさせるようなハード・スタイル。
 
 その後も流血したリーガルの額にチョップを打ち込んだりと
 異常なレベルの攻撃性を見せました。
 
 本当に異常なのでリーガルが本領を発揮できていない感もありましたが、
 その中でも凌ごうとする部分でテクニックは垣間見えました。

 観客の反応は良くないものの
 ベノワが復帰戦でベノワらしい試合を力技で作り上げました。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/20)


さてメイン。
急遽4ウェイに決まりましたが4ウェイはひどい試合になりにくいものの
良い試合もそう簡単にできない形式。
ブッカー対ラシュリーが当初予定されていたが、
ちゃんと試合になるか疑問視されこの形式になったとか。
ということは目的は十分果たしたことになった。それなりの良い試合でした。
必殺技乱発でごまかさなかったのは良かった。
たいした試合がない悪いPPVです。
ノー・マーシーは02以前はとても良いPPVだったのですが
03年以降不作が続きます。

DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

 なし

試合結果

@グレゴリー・ヘルムズvs.マット・ハーディ
AWWEタッグ王座戦:ブライアン・ケンドリック、ポール・ロンドン(ch)vs.KCジェームス、アイドル・スティーブンズ
BMVPvs.マーティ・ガーナー
CMrケネディーvs.アンダーテイカー(DQ)
Dフォールズ・カウント・エニウェア:チャボ・ゲレロvs.レイ・ミステリオ
Eクリス・ベノワvs.ウィリアム・リーガル
F世界王座戦:キング・ブッカー(ch)vs.バティスタvs.ボビー・ラシュリーvs. フィンレー