TOPアメリカン・プロレスWWE 2006年 →WWE:Judgement Day 5/21/06

WWE:Judgement Day 5/21/06の分析


名勝負 なし
好勝負 クリス・ベノワvs.フィンレー

Aクリス・ベノワvs.フィンレー
 初っ端にロック・アップしたまま場外に出たように
 基本的な事も100%の力でぶつかり合えば
 技や大きな動きにならなくても実に魅力的に映ります。
 そしてそれをフィンレーが@投げを一切打たない(正確には決めない)、
 A一極攻めも使わず決め手を持たない、
 B上手い切り返しを持たない。
 という不利な3条件にありながら
 2人は打撃の入れよう、タイミングでもって雄弁に語っていきます。
 玉ころがしゲームで台に描かれた矢印通りに動かすような、
 驚異的なバランス、コントロールです。
 タズのオールド・スクール、ベスト・スクールという言葉が実に似合う。
 WWEのMOTYでしょう。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:11/11/09)

7試合目は非常に貴重な試合。
ここまでひどいものはめったにお目にかかることは出来ません。

G世界ヘビー級王座戦:レイ・ミステリオ(ch)vs. JBL
 JBLのヒートを買う能力、
 ミステリオの頭部攻撃+ロー・キックの重い攻め、
 エディ絡みのアピールと流血。
 この体格差で世界王座戦を行える要素は十分に揃っていたと思います。
 しかしカタルシスの軸の部分が弱いですね。
 ミステリオの諦めない心が見えにくいのです。
 挑発は形だけだし受けがいまいちでした。
 ついでにレフェリーの注意を逸らして股間攻撃はは愛嬌が足りません。
 平均より少し上。
 (執筆日:4/24/10)

アンダーカードはそこそこの試合をしています。
試合の質はそこまで悪くないがWWEらしさに欠けるPPV。

DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

 Aクリス・ベノワvs.フィンレー
  フィンレーがベノワをコーナーに押し込む。
  クリーンに離れる。
  組むとフィンレーがコーナーに押し込もうとする。
  反転させられるも反対のコーナーに押し込もうとする。
  反転させられるも押していく。
  組んだまま場外に出る。
  押し合う。
  フィンレーがフェンスに押し込む。
  ベノワが戻す。
  離れると2人はリングに戻る。
  にらみ合う。
  ベノワが軽くヘッド・バッド。
  にらみ合う。
  ベノワがいきなり脚を掴んで倒しシャープ・シューターを狙う。
  フィンレーが脚を取って倒しレッグ・ロック。
  ベノワがヘッド・ロックに返す。
  起き上がられるもグラウンドに倒す。
  フィンレーがベノワの両肩をつける。
  ベノワがカウント2で戻す。
  フィンレーは中腰から丸め込む。カウント2。
  ベノワがフィンレーに迫る。
  フィンレーはレフェリーに目にごみが入ったからとタイムを要求。
  不意を突いてベノワを殴りつける。
  アッパーカート。
  ベノワがチョップ。
  チョップ。
  フィンレーがドロップ・トー・ホールドで倒しヘッド・ロック。
  ベノワは起き上がるとロックを外そうとする。
  フィンレーが背中にアッパーカート。
  スナップ・メアからカバー。カウント2。
  カバー。カウント2。
  張り手。
  張り手。
  ベノワが起き上がり張り手。
  悪かったと懇願するフィンレーの顔にニー。
  ニー。
  起き上がったフィンレーを殴り倒す。
  膝を蹴りつけチョップ。
  バック・ブリーカーを決めカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  フィンレーの腕を両脚に挟む。
  不意を突いてクルーシーフィックス。
  カウント2でフィンレーの脚がロープにかかる。
  チョップ。
  チョップ。
  フィンレーがサミング。
  クローズラインを決めカバー。カウント2。
  首にエルボー。
  カバーするもカウント2。
  両腕を取り引っ張る。
  ベノワが中腰になる。
  フィンレーはストラングル・ホールドに移行する。
  ベノワは起き上がるとロックを持ち上げ前に投げる。
  ロープに走りエルボー・ドロップへ。
  フィンレーは避けて自爆させるとカバー。カウント2。
  クローズラインへ。
  ベノワは避けるとジャーマン。
  2発。
  3発。
  首をかっきるとコーナーに上る。
  ダイビング・ヘッド・バッドへ。
  しかし避けられ自爆。
  ベノワは起き上がるとコーナーのフィンレーに突進。
  カウンターの蹴りを受け止めるとドラゴン・スクリュー。
  シャープ・シューターを狙う。
  フィンレーは蹴り飛ばすと場外に逃げる。
  椅子を手にしてリングに入ろうとする。
  ベノワが椅子越しにベースボール・スライド。
  手を押さえているフィンレーをリングに戻すとダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするもカウント2。
  もう1度。カウント2。
  起こすと殴りつけチョップ。
  コーナーに振ろうとする。
  フィンレーは振り返すと後頭部を殴りつける。
  力で反転させカバー。
  ベノワがカウント2でロープを掴む。
  場外に出るとベノワをエプロンに出してぶつける。
  エルボーを打ち込む。
  リングに戻るとベノワを起こしアッパーカート。
  両脚を取り腹を蹴り。
  ロープに走りヒップ・ドロップ。カウント2。
  エルボー・ドロップ。
  もう1発。
  ヘッド・ロック。
  ハンマー・ロック+ドラゴン・スリーパー。
  起き上がったベノワの背中にアッパーカート。
  後頭部を殴りつける。
  もう1発。
  挑発するように蹴りつける。
  手を取って起こす。
  ベノワが殴りつけていく。
  フィンレーは腕を捻ると腕にエルボー。
  頭部にニー。
  ターン・バックルにぶつける。
  コーナーにもたれさせスピアー。
  殴り倒しアピール。
  起きろよ、と挑発。
  起こすとクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  ショルダー・ロック。
  ベノワは起き上がると腹にエルボー。
  フィンレーがすぐ殴りつけボディ・スラムを狙う。
  ベノワが後ろに逃れジャーマン。
  2発。
  3発目を狙う。
  フィンレーはバック・エルボーを入れて防ぐとヘッド・バッド連発。
  ベノワが蹴りを放つ。
  受け止められるも延髄切り。
  フィンレーが場外に転がり出る。
  追ってきたベノワをシレイリで殴りつけようとする。
  ベノワは避けるとジャーマン。
  ベノワがリングに戻る。
  フィンレーがエプロンに上がる。
  ベノワはフィンレーにニーを入れるとリング内へのブレーン・バスター。
  放さず2発。
  3発。
  胸を叩くとコーナーに上ろうとエプロンに出る。
  フィンレーが突進し殴り落とす。
  場外に下りると突進してベノワをフェンスにぶつける。
  リングに戻すと鉄柱に肩からぶつける。
  ベノワを起こす。
  ベノワが不意を突いて腕を取りクロス・フェイスへと持っていく。
  決まってはどうする事もできずフィンレーはタップ・アウト!
  ベノワの勝利!

試合結果

@WWEタッグ王座戦:MNM(ch)vs.ポール・ロンドン、ブライアン・ケンドリック(新チャンピオン!)
Aクリス・ベノワvs.フィンレー
Bメリーナvs.ジリアン・ホール
Cクルーザー級王座戦:グレゴリー・ヘルムズ(ch)vs.スペル・クレイジー
Dカート・アングルvs.マーク・ヘンリー
Eキング・オブ・ザ・リング:ブッカーT(キング・オブ・ザ・リング!)vs.ボビー・ラシュリー
Fアンダーテイカーvs.グレート・カリ
G世界ヘビー級王座戦:レイ・ミステリオ(ch)vs.JBL