TOPアメリカン・プロレスWWE 2004年 →WWE:Summerslam 8/15/04

WWE:Summerslam 8/15/04の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

まず観客が変です。
ユージーンにブーイング。地元出身のエッジにブーイング。カートには声援です。
WWE王座戦の間にウェーブ、スペイン語実況席コールを始め、世界王座戦ではYou screwed Bretコール・・・。

1試合目、ロンドンが素晴らしいムーブを見せ盛り上がりました

A死が2人を分かつまで:ケインvs.マット・ハーディ
 マットは早く動いて、頭より体が先に動く感じを出そうとしているのだけど
 淡々としていて思ったように気持ちがのっていないですね。
 見ている側ものれない内にパッパと進み
 抗争決着戦とは思えぬ短さで終了してしまいます。
 悪い試合。
 (執筆日:1/23/10)

3試合目はPPV でやるような試合ではありません。
4試合目は平均以上。

Dカート・アングルvs.エディ・ゲレロ
隙あらば、というレスリングではないのに
 直結でジャーマンになり、掟破りのアンクル・ロックとアングル・スラムが
 4分立たずして炸裂します。
 普通に戻りかけるも再び掟破りが決まったりして
 10分時の雪崩式ベリー・トゥー・ベリーで初カバーですよ。
 その後WMのずるして頂きスポットの延長を見せ、14分で終了。
 結局カバーは3回しかありませんでしたね。
 意欲的ではありますが極めて形の悪い、構造物です。
 エディの洗練されたヘビー級スタイルにおいて
 US級王者時代のような広げ方が出来ない事に気づいていない失敗作でした。
 まあまあ良い試合程度。
 (執筆日:11/2/09)

6試合目、ユージンが単なる色物でない事を見せましたがそれなり。
7試合目、悪い試 合ではない のだが観客がのっていない。

G世界ヘビー級王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs.ランディ・オートン
自然体の戦いでベノワのセンス、ハードさに
 オートンがついていく、それに比類する物を見せる、
 バトン・タッチにふさわしい豊かな流れでした。
 しかし雰囲気作りには疑問を感じさせます。
 こんな変な観客の前でシャープ・シューターをターニング・ポイントとして使うのは危険過ぎます。
 オートンの振る舞い次第ではフェイス・ターンへの布石として
 深い隠し味にもできる可能性もありますが、その意図はないようですし、封印するべきだったと思います。
 またラスト、ベノワがクロス・フェイスを後ろに転がす際にすっぽ抜けてしまった上に
 オートンが構え無しでRKOを狙ったため、
 RKOを一撃必殺として重要に扱った、というより
 あっさり王座が交代してしまった、というイメージを与えてしまいました。
 非常に勿体無い事です。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:11/3/09)

一応良い試合が揃って いるのに観客が変なため損しているPPVです。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Dカート・アングルvs.エディ・ゲレロ

  組むとカートが脚を取りにいく。
  耐えられるも持ち上げテイク・ダウン。
  エディが起き上がる。
  ファイヤーマンズ・キャリー。
  正面から組む形。
  カートがコーナーに押し込み離れる。
  エディが脚を取ろうとする。
  カートがバックを取る。
  エディが逃れヘッド・ロック。
  カートが両脚を取って倒す。
  エディがすぐに蹴り飛ばす。
  突進してきたカートにグラウンド・ヘッド・ロック。
  カートは起き上がると一本背負いで倒す。
  アーム・ロック。
  エディが起き上がりファイヤーマンズ・キャリー。
  アーム・ドラッグで腕を取る。
  カートが起き上がる。
  エディが腕をひねりハンマー・ロック。
  カートがバックを取りジャーマン。
  もう1発狙う。
  エディが体重をかけて自ら倒れるとアンクル・ロック。
  カートが反転してアイアン・クロー。   
  起き上がるとかきむしる。
  アングル・スラムを決める。
  アンクル・ロックを狙う。
  エディが抵抗するも決められる。
  エディが反転し脚を掴む。
  両者レッグ・ロックをかけた状態。
  カートが逃れアンクル・ロックを決めた状態になる。
  エディがロープを掴む。
  レフェリーがカートを放している隙にルーサーがエディの頭部を蹴り飛ばす。
  カートがアンクル・ロック。
  エディは反転して耐える。
  エディがロープを掴む。
  カートはカウント4まで放さない。
  脚にエルボー・ドロップ。
  鉄柱にエディの脚をぶつける。
  エディがサミング。
  チョップを叩き込んでいく。
  カートが脚を取って倒しレッグ・ロック。
  STFを決める。
  カートが脚にエルボー・ドロップ。
  レッグ・ロック。
  エディがアーム・バーに切り返しふくらはぎをぶつける。
  エディがカートを殴りつけロープに振ろうとする。
  カートがドロップ・トー・ホールドに切り返しレッグ・ロック。
  エディの靴紐を解いてSTF。
  エディが起き上がりジョー・ブリーカー。
  カートのクローズラインを避けるとアングル・スラム。
  両者ダウン。
  カートが殴りつけていく。
  エディがガードし殴りつけていく。
  肩を揺らし殴り倒す。
  カートを蹴りつけるとヴァーティカル・スープレックス。
  2発。
  3発。
  コーナーにのぼる。
  カートが駆け上がり雪崩式ベリー・トゥー・ベリー。  
  カバーするもカウント2。
  アングル・スラムを狙う。
  エディがDDTに切り返す。
  コーナーにのぼりフロッグ・スプラッシュへ。
  しかし避けられ自爆。
  カートがアングル・スラム。
  カバーするもカウント2。
  カートはエディのブーツを脱がせる。
  そしてむき出しの足にアンクル・ロック。
  エディがレフェリーを引っ張りカートとぶつけ逃れる。  
  エディがシューズを手にする。
  カートに叩きつける。
  エプロンに上がってきたルーサーにも叩きつける。
  エディは一度寝た後で起き上がるとフロッグ・スプラッシュ。
  カウントは2。
  レフェリーに文句を言いにいく。
  カートがその隙を突いてアンクル・ロック。
  エディが反転して蹴り飛ばすもカートは放さない。
  カートが右足を押さえつける。
  足を巻きつける。
  エディが耐え切れずタップ・アウト!
  カートの勝利!


 G世界ヘビー級王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs.ランディ・オートン

 組み合おうとするもすぐ離れる。
  組むとオートンがロープに押し込む。
  ベノワが体勢を入れ替えコーナーに押し込む。
  離れ際に顔に手を当てる。
  オートンが組むと見せかけ蹴り。
  ハンマー・ロック。
  ベノワがドロップ・トー・ホールドで倒しヘッド・ロック。
  オートンは起き上がるとコーナーに押し込む。
  レフェリーが引き離す。
  オートンが求めナックル・ロック。
  オートンが押し込もうとする。
  ベノワは防ぐと脚でロックを切り腕をひねって倒す。
  オートンは脚をかけて倒すとニー・ドロップへ。
  ベノワが避けアーム・ドラッグで腕を取る。
  アーム・ロック。
  オートンは起き上がると殴りつけて逃れる。
  ロープに走りショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  ベノワがアーム・ドラッグで腕を取る。
  オートンは起き上がると殴りつける。
  ロープに振りドロップ・キックへ。
  ベノワは避けるとシャープ・シューターを狙う。
  オートンはベノワの頭を掴み後ろにそらすとシャープ・シューターを狙う。
  こらえるベノワにシャープ・シューターを決める。
  ベノワが上体を起こして倒し逆にシャープ・シューター。
  ロープに向かう所でクロス・フェイスを狙おうとする。
  オートンが場外に逃げるもベノワは放さない。
  オートンが押し飛ばしベノワを鉄柱にぶつける。
  鉄柱に肩からぶつける。
  殴りつける。
  殴り返してきたベノワの腕を引っ張る。
  リングに戻すとロープ悪用のカバー。
  レフェリーが気づいてカウントを取らない。
  アーム・ロック。
  ベノワは起き上がると殴りつける。
  チョップを打ち込んでいく。
  オートンがニーで黙らせる。
  持ち上げるとロープの上に落とす。
  エプロンのベノワを殴りつけリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  ベノワが防いでニーを叩き込んでいく。
  オートンはニーを打ち返すとエプロンに出ようとする。
  ベノワが蹴りつけチョップ。
  蹴りを入れるとエプロンでのDDT。
  リングに戻すとカバー。カウント2。
  オートンが場外に転がり出る。
  ベノワはベースボール・スライドで追撃。
  トペ・スイシーダも狙うが避けられてフェンスに激突。
  オートンは場外カウントをカット。
  ベノワを起こしリングに入れる。
  カバーするもカウント2。
  胸を殴りつけていき首をひねる。
  キャメル・クラッチのような形で首を引っ張る。
  ベノワは起き上がるとバック・エルボー。
  オートンがアッパーカート。
  ガット・レンチで持ち上げネック・ブリーカー。
  チン・ロック。
  ベノワは起き上がるとバック・エルボー。
  チョップを入れロープに走る。
  クローズラインを避けるとクロス・ボディへ。
  オートンもクロス・ボディを狙い相打ち。
  両者ダウン。
  殴りあう。
  ベノワがヘッド・バッドを決めロープに走る。
  オートンがカウンターでフォア・アームズを決めロープに走る。
  ベノワがカウンターでクロス・チョップ。
  もう1発。
  ロープに振りショルダー・スルー。
  ジャーマンを狙う。
  バック・エルボーを食らってロックを離してしまうもノーザンライト。カウントは2。
  チョップ。
  コーナーにのせるとスーパープレックスを狙う。
  オートンが突き飛ばして落とす。
  ダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  RKOを狙う。
  ベノワは押し飛ばすとクローズライン。
  シャープ・シューターを狙う。
  オートンが蹴り飛ばす。
  クローズラインへ。
  ベノワは避けるとジャーマン。
  シャープ・シューターを決める。
  オートンがはロープを掴もうとするも届かない。
  レフェリー・チェックが入る。
  オートンは3度目で腕を上げるとロープを掴む。
  ベノワがオートンにジャーマン。
  2発。
  3発。
  4発目を狙う。
  オートンは脚をかけて防ぐとバック・エルボー。
  クローズラインへ。
  ベノワは避けるとジャーマン4発目。
  5発。
  6発。
  起き上がると首をかっきるポーズ。
  コーナーにのぼりダイビング・ヘッド・バッドへ。
  オートンが脚を上げて迎撃。
  カバー。
  ベノワがカウント2で返すと同時にクロス・フェイス。
  ベノワが反転して中央に戻そうとする。
  しかし回転しすぎてすり抜ける。
  オートンを殴りつける。
  オートンがバック・エルボー。
  RKOを狙う。
  押されるも回転してRKO。
  カバーし1,2,3!
  オートンが新チャンピオンに!
  ベノワは去っていくも途中で振り返りリングに戻ってくる。
  「Be the man!」と言って握手を求める。
 オートンもこれに答えて握手。
 

試合結果

@ダッドリー・ボーイズvs.レイ・ミステリオ、ポール・ロンドン、 ビリー・キッドマン
A死が2人を分かつまで:ケインvs.マット・ハーディ
BUS王座戦、5番勝負第1戦:ブッカーT(ch)vs.ジョン・シナ(1)
CIC王座戦:エッジ(ch)vs.バティスタvs.クリス・ジェリコ
Dカート・アングルvs.エディ・ゲレロ
EトリプルHvs.ユージーン
FWWE王座戦:JBL(ch)vs.ジ・アンダーテイカー(DQ)
G世界ヘビー級王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs.ランディ・オートン(新チャンピオン!)