TOPアメリカン・プロレスWWE 2004年 →WWE:Backlash 4/18/04

WWE:Backlash 4/18/04の分析


名勝負 IC王座戦、ノー・ホールズ・バード:ランディ・オートン(ch)vs.ミック・フォーリー

世界ヘビー級王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs.トリプルHvs.ショーン・マイケルズ
好勝負 なし

@シェルトン・ベンジャミンvsリック・フレアー
 シェルトンに身体能力を遺憾無く発揮させ
 フレアーはキャラと持ち前のコントロールで調整。

 中盤はフレアーの足攻め。
 ここの足の攻めの見せ方は緩急が利いていて、
 その攻めの厳しさを強調できていましたね。

 ファンマッチ的掴みからシリアス度もあげて
 WWEフレアーの中では良いパフォーマンスではないでしょうか。

 最後のまとめ方がいまいちでしたが、
 楽しいオープニング・マッチでした。

 まあまあ良い試合。
 (執筆日:6/?/21)

3試合目は良い試合ながら少し冗長すぎ る。

DIC王座戦、ノー・ホールズ・バード:ランディ・オートン(ch)vs.ミック・フォーリー
フォーリーのハードコア・センスがとんでもない。
 バービーを持って入場し、それをスケール・アップしながら
 最初に使う凶器をゴミ箱にして、そこから通常技にまで落とす。
 この流れは他の人には真似を出来ませんよ。
 多彩なリズムづけを行ってからバービーをヒットさせると、
 WW”E”の限界を超えて有刺鉄線付ボード、画鋲を取り出します。
 そして最もインパクトのあるシーンが生まれます。
 オートンが、シャツを脱がされていた事で受けないだろう、と意識づけしておいての画鋲の上へのハード・バンプ。
 これによりオートンは尊敬を獲得し、レスラーからスーパースターに一皮向けましたね。
 ステージの攻防でカクタスが観客掌握術を見せていたのも面白かったです。
 欲を言えばラストが一押し足りず、あれならリングに戻る必要性を感じませんでしたね。
 フォーリーは引退したにも関わらず、かつてない程円熟味を感じさせるファイトで驚きました。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:11/4/09)

G世界ヘビー級王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs.トリプルHvs.ショーン・マイケルズ
 前回見せた革新性こそありませんが、
 シングルではなく3ウェイになった事でどの絡みも成功しています。
 開始2分後にぺディグリー狙うような早すぎるペース、疲労度も高いですが、
 対応力の強化による流動的な構築を可能にし、30分もの3ウェイを完成させました。
 ベノワの地元に戦場を移した上で、
ベノワが勝ったのはまぐれではないか?というストーリーを試合の中でも表現し、
それをモントリオールの悲劇ネタと絡める事で圧倒的な盛り上がりも生み出しています。
 性質上、絵面では絶対的にWMに敵いませんが、WWE史上#2にランクされる3ウェイである事に間違いありません。
ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:11/3/09)

観客の盛り上がりもよく、良いPPVです。
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

DIC王座戦、ノー・ホールズ・バード:ランディ・オートン(ch)vs.カクタス・ジャック

  オートンは有刺鉄線付角材を手にする。
 カクタスは バービー(有刺 鉄線付野球バット)を持って入場してくる。
  オートンは有刺鉄線が外れたので慌ててゴミ箱を手にする。
  カクタスがリングに入りバービーを叩きつけようとする。
  オートンはゴミ箱でガードしていく。
  カクタスはゴミ箱の中にバービーを入れて取り上げる。
  オートンが場外に逃げる。
  カクタスが降りてバービーをたたきつけようとするも避けられ鉄階段に当たる。
  避けられフェンスに当たる。
  避けられ鉄柱に当たる。
  オートンがドロップ・トー・ホールドを決めカクタスを鉄階段にぶつける。
  バービーを手にするとカクタスの額にこすりつけようとする。
  カクタスも掴んで力比べに。
  オートンの額に近づくもオートンは蹴りつけて防ぐ。
  カクタスは鉄階段を背にしながらも耐えるとパンチ。
  オートンがゴミ箱を叩きつける。
  もう1発。
  3発目。
  更にぶつけようとする。
  カクタスがカウンターで蹴り。
  ゴミ箱を叩きつける。
  リングに戻すとストンピング。
  チョーク。
  ロープに振ると蹴りをいれる。
  ロープに走りニー・リフト。
  レッグ・ドロップからカバー。カウント2。
  殴りつけ、喉を踏みつける。
  ロープに走りベースボール・スライドで落とす。
  ベースボール・スライドで場外に出るとネック・ブリーカー。
  セカンド・ロープにのる。
  オートンが慌てて離れる。
  カクタスは逃げていくオートンを捕まえる。
  オートンがバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  バック・スライド。カウント2。
  蹴りつける。
  髪をつかむと頭部を花道に叩きつける。
  カバーするもカウント2。
  アッパーカート。
  パンチ。
  鉄階段に叩きつける。
  リングに戻す。
  バービーを手にするとカクタスの額にこすりつけようとする。
  カクタスは掴んで耐える。
  カクタスがロー・ブロー。
  クローズライン。
  Mr.ソッコを取り出し装着。
  バービーを指差し手にする。
  観客にどちらが良いか聞く。
  バービーを選ぶとバービーを叩きつける。
  オートンは流血。
  バービーを持ってエルボー・ドロップ。
  勢いをつけて頭部を殴りつける。
  もう1発。
  殴りつけていく。
  コーナーにもたれたオートンの額にパンチ連発。
  Bang!Bang!
  ニー・ストライクを決める。
  バービーを手にする。
  オートンの額に押し当てる。
  オートンが逃げる。
  カクタスは追うと再び押し当てる。
  オートンのシャツを剥ぐ。
  股間にバービーを置くとレッグ・ドロップ。
  場外に下りるとリング下からガソリンを取り出す。
  バービーにガソリンをかけると火をつけようとする。
  ビショフが現れ火をつけると大会自体が中止になるぞ、と脅す。
  カクタスはバービーを捨てる。
  金属ボードをオートンに叩きつける。
  有刺鉄線付ボードを取り出しリングに入れる。  
  リングに戻るとオートンを殴りつけていきボードに近づかせる。
  後一歩。
  カクタスがロープに走る。
  オートンがカウンターでパウダー攻撃。
  ボードへのボディ・スラム。
  カバーするもカウント2。
  ボードをコーナーに立てかける。
  そこに振ろうとする。
  耐えるカクタスを殴りつけ振ろうとする。
  耐えるカクタスを殴りつける。
  ボードに振ろうとする。
  カクタスが振り返そうとする。
  オートンが更に振り返してカクタスをボードにぶつける。
  ドロップ・キックでぶつける。
  ボードを倒してカクタスの上に落とす。
  オートンは箱から画鋲を取り出し撒く。
  カクタスを殴りつけていくと画鋲のそばに立たせる。
  ロープに走りRKOを狙う。
  カクタスは押し飛ばしてオートンを画鋲の上に倒す。
  カクタスがスクール・ボーイ。カウント2。
  オートンが場外に出て逃げていく。
  カクタスは後を追うと殴りつける。
  バック・ステージに消えたオートンの後を追って消える。
  カクタスが殴りつけながら戻ってくる。
  入場ステージから下のテーブルへと投げ捨てる。
  カクタスはBang!Bang!
  腕を上げて歓声に応える。
  レフェリーらがオートンの容態をチェックしている。
  カクタスはバック・ステージに引っ込もうとする。
  ブーイングを聞くとレフェリーを突き飛ばし戻る。
  下でダウンしたままのオートンにダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  オートンを起こすと花道に上げる。
  そこからリングの方へと連れて行く。
  リングに入れる。
  蹴りつけるとダブル・アームDDT。
  カバーするもカウント2。
  オートンが場外に転がり出る。
  カクタスはボードをコーナーに立てる。
  オートンをリングに引き戻そうとする。
  オートンがバービーを叩きつける。
  リングに戻るとカクタスの腹にバービーを叩きつける。
  背中に叩きつける。
  もう1発。
  カクタスがダウンしながらもMrソッコを装着している。
  バービーを振りかぶったオートンにマンディブル・クロー。
  オートンがアッパーカートで振りほどく。
  ロー・ブロー。
  カクタスが再びマンディブル・クロー。
  オートンがその状態でRKO。
  カバーにいくがカウント2。
  バービーの上へのRKO。
  カバーし1,2,3!
  オートンの防衛!
  オートンはバティとフレアーに抱えられ退場。


G世界ヘビー級王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs.トリプルHvs.ショーン・マイケルズ

  HHHはHBKを指差し王座を奪うのは俺だという身振り。
  軽んじられたと感じたベノワはHHHを殴りつける。 
  チョップに蹴り。
  HBKも加わり蹴り。
  ベノワはHBKにチョップ。
  HHHを蹴りつけていく。
  HBKも加わって殴りつける。
  HBKの提案から2人でHHHをロープに振りショルダー・スルー。
  HBKがクローズラインでHHHを落とす。
  HBKがベノワにチョップ。
  チョップの打ち合い。
  HBKがひるむも近づいてきたベノワを蹴りつける。
  コーナーにもたれさせるとチョップ。
  ベノワが体勢を入れ替えチョップ。
  殴りつけコーナーに振る。
  突進。
  ベノワがカウンターで蹴り。
  クローズライン。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  HBKがネック・ブリーカー。
  リングに入ってきたHHHを殴りつける。
  チョップ。
  HHHが殴りつけ殴りあい。
  HBKが押し勝ちロープに振ろうとする。
  HHHは振り返すとクローズラインへ。
  避けられるもハイ・ニー。
  ベノワを殴りつける。
  場外に投げ捨てる。
  HBKを殴りつけロープに振る。
  ショルダー・スルーを狙う。
  HBKは蹴り上げるとアトミック・ドロップ。
  殴り倒す。
  エプロンに上がってきたベノワを殴り落とす。
  HHHを殴りつけロープに振る。
  ショルダー・スルーを狙う。  
  読んでいたHHHがぺディグリーを狙う。
  HBKが慌てて逃げる。
  ベノワがエプロンに上がる。
  HHHとHBKが同時に動き、ベノワを殴り落とす。
  HHHが俺とお前で決着だという身振り。
  HBKがHHHを蹴りつける。
  殴り合い。
  HBKはHHHを殴り倒すとリングに入ってきたベノワに殴りかかる。
  ベノワは避けるとジャーマン。
  HHHのクローズラインを避けるとジャーマン。
  HBKにジャーマンを狙う。
  HBKが脚をかけて防ぎ耐える。  
  そこにHHHがクローズラインを狙う。
  2人共避ける。
  ベノワがHHHにチョップを決め倒す。
  HBKにチョップを決め倒す。
  HHHにチョップを決め倒す。
  HBKにチョップを決め倒す。
  HHHを蹴りつけるとロープに振りショルダー・スルー。
  HBKは近づいてきたベノワをコーナーにもたれさせるとチョップ。
  コーナーに振ろうとする。
  ベノワが振り返すとHBKは一回転して場外に転落。
  HHHは近づいてきたベノワに蹴り。
  セカンド・ロープから飛ぶ。  
  ベノワがかわしてクロス・フェイス。
  放すとエプロンで起き上がったHBKを殴り落とす。
  場外に下りるとフェンスにHBKにぶつける。
  エプロンに上がるも下りてもう1回ぶつける。
  コーナーにのぼる。
  HHHがベノワの体勢を崩す。
  抵抗するベノワと殴り合い。
  ヘッド・バッドを連発してベノワを黙らせるとスーパープレックスを狙う。
  リングに入ったHBKがHHHを殴りつけるとベノワが場外に落ちる。
  HBKはHHHにエレクトリック・チェアー。
  カバーするもカウント2。
  HHHを殴りつけチョップ。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  HHHがフェイス・バスターに切り返す。
  ベノワがコーナーにのぼりHBKにダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするもHHHがカット。
  HHHがベノワを蹴りつける。
  ベノワは蹴り返すとチョップ。
  HHHがニー。
  ベノワが殴りつけ場外に落とす。
  HBKにジャーマンを狙う。
  HBKがロープを掴んで防ぐとバック・エルボー。
  フォア・アームズをたたきつけていきロープに振ろうとする。
  振り返されるもフライング・フォア・アームズへ。
  ベノワが避けるとレフェリーに誤爆。
  ベノワはHBKを殴りつける。
  HBKは場外に転落。
  HHHがリングに戻りベノワを蹴りつける。
  ぺディグリーを狙う。
  ベノワが両脚を取って倒しシャープ・シューターを狙う。
  HHHが蹴り飛ばす。
  ベノワがHHHの両脚を取って倒しシャープ・シューター。
  HBKがリングに戻り殴りかかる。
  ベノワが避けクロス・フェイス。
  レフェリーがいない事に気づいて放す。
  場外に下りるとレフェリーの様子を確認。
  リングに戻るとHBKを起こそうとする。
  HBKはベノワの両脚を取り倒すとシャープ・シューター。
  セカンド・レフェリーとしてヘブナーが入ってくる
  HHHが入ってきたのを見て放すとHHHを殴りつける。
  殴り倒す。
  ベノワにインサイド・クレイドル。カウント2。
  You Screwed Bretチャントが巻き起こる。
  HBKがベノワにチョップを決め倒す。
  起こすとボディ・スラムを狙う。
  ベノワが後ろに逃れクロス・フェイス。
  HHHがカット。
  ベノワを起こすと殴りつける。
  ベノワが殴り返し殴り合い。
  HHHが蹴りをいれDDT。
  カバーするもカウント2。
  ベノワをコーナーにもたれさせるとチョップ。
  殴りつけ蹴りつける。
  HHHにはYou Tapped Outチャントが送られる。
  ベノワを殴りつける。
  ベノワは殴り返すと体勢を変えチョップ。
  コーナーに振るとHHHは一回転して転落。
  HBKが振り向いたベノワに殴りかかる。 
  ベノワが避けバックを取る。
  HBKはバックを入れるとクローズライン。
  殴りつけようとする。
  ベノワはガードすると殴りつける。
  HBKがタイツを掴んでベノワを場外に落とす。
  場外の2人にダイビング・クロス・ボディを狙うも避けられて実況席上に墜落。
  HHHがベノワを鉄柱にぶつける。
  鉄階段にも叩きつける。
  リングに戻すとマウント・パンチ。
  ヘブナーの制止を聞かない。
  鉄柱に肩からベノワを投げつける。
  もう1回肩から投げる。
  場外に連絡したベノワを起こすとリングに戻す。
  HHHにはAssholeチャント。
  HHHはベノワを殴り倒す。
  キャメル・クラッチ。
  上体を起こそうとしたベノワの腰にエルボー・ドロップ。
  コーナーにもたれさせ殴りつける。
  ベノワが殴り返していく。
  HHHがニー。
  10カウント・パンチ。
  再び10カウント・パンチへ。
  ベノワがスタンガンに切り返す。
  ベノワをロープに振ろうとする。
  ベノワが振り返しショルダー・スルーを狙う。
  HHHがフェイス・バスターに切り返す。
  HHHがロープに走りクローズラインへ。
  ベノワが避けジャーマン。
  2発。
  3発。
  首をかっきる。
  コーナーにのぼりダイビング・ヘッド・バッドへ。
  しかし避けられ自爆。
  両者ダウン。
  HHHが蹴りをいれぺディグリー。
  カバーするもHBKがカット。
  HHHがHBKを殴りつけていき倒す。
  HBKが起き上がり胸を突く。
  HHHが殴りつけて倒す。
  HBKが起き上がり顔に張り手。
  HHHが殴り倒す。
  HBKは起き上がると殴りつけ殴りあいに。
  HHHがニーを入れロープに振る。
  HBKがフライング・フォア・アームズ。
  全員ダウン。
  HBKが跳び起きる。
  HHHにボディ・スラム。
  コーナーに上りダイビング・エルボー・ドロップ。
  ダメージが大きくカバーできない。
  起き上がると前奏を鳴らす。
  中々HHHが起き上がらないので狙いを変えエプロンで起き上がったベノワにスイート・チン・ミュージック。
  HHHがHBKにロー・ブロー。
  腕をのせるもカウントは2。
  HHHはHBKを起こすとぺディグリーを狙う。
  HBKが場外へのショルダー・スルーに切り返す。
  HHHがスレッジ・ハンマーをリング下から取り出し手にする。
  リングに戻るとそれでHBKの背中に一撃。
  もう1回たたきつけようと振りかぶる。
  場外のベノワがHHHの脚を掴んで倒し引きずり出す。
  HHHを殴りつけると鉄階段にたたきつけようとする。
  HHHが防ぎベノワを鉄階段に叩きつける。
  鉄階段を持ってくる。
  そこにベノワを叩きつける。
  鉄階段上でぺディグリーを狙う。
  ベノワが抵抗。
  両脚を取って倒す。
  鉄階段上から鉄柱へのスリング・ショット。
  HHHはフェンスを越えてダウン。
  ベノワがリングに戻る。
  前奏を鳴らしていたHBKがスイート・チン・ミュージックへ。
  ベノワは受け止めると脚をかけて倒しシャープ・シューター。
  HBKが必死に耐えロープに指がかかる。
  ベノワが中央に引き戻す。
  HHHが何とかリングに戻ろうとしている。
  その目の前でHBKがタップ!
  ベノワの防衛!
  リング・サイドの家族も喜んでいる。
  ベノワは王座をダウンしているHHHとHBKに見せつけ俺が王者だという身振り。
  王座を掲げてアピール。
 

試合結果

@シェルトン・ベンジャミンvs.リック・フレアー
Aジョナサン・コーチマンvs.タジリ
Bクリス・ジェリコvs.クリスチャン、トリッシュ
C女子王座戦:ビクトリア(ch)vs.リタ
DIC王座戦、ノー・ホールズ・バード:ランディ・オートン(ch)vs.ミック・フォーリー
Eハリケーン、ロージーvs.ラ・レジスタンス
Fエッジvs.ケイン
G世界ヘビー級王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs.トリプルHvs.ショーン・マイケルズ