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WCW:TV Matches 1988の分析


名勝負 なし
好勝負 ファンタスティックスvs.ミッドナイト・エクスプレス (NWA Pro 3/26/88)

USタッグ王座戦:ミッドナイト・エクスプレス(ch)vs.ファンタスティックス(4/26/88)

@ファンタスティックスvs.ミッドナイト・エクスプレス (NWA Pro 3/26/88)
 (収録は3/12/88)
 初回Clash of the Championsの前日に放送。
 
 序盤はフェイスが圧倒するお約束ですが、
 ただのショルダー・タックルすら勢い半端なく気合が入っています。
 軽快な連携技にヒールの控え受け。

 見事な立体感で同じ展開が続いても退屈しないですね。

 中盤はロジャーの背中攻め。
 孤立の中でもこのまま決まるのでは、と思うような
 合体技、流れがあり緊迫感ありましたね。

 完全に観客の反応を操りきってフィニッシュ。

 CM除いても27分、1番組を1試合に費やさせるだけの試合でした。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:1/?/23)

AUSタッグ王座戦:ミッドナイト・エクスプレス(ch)vs.ファンタスティックス(4/26/88)
 CotCの再戦。
 CMにより23分にカットされていますが実際は40分に及んだそうで
 それにより濃度が薄くなっている部分はありますね。
 しかしちょっとしたロープ・ワークに凄いレスリング・センスが現れていたりと相変わらず上質。
 ファンタスティックスの華麗なスポットを返す形でロジャースの孤立シーンへ。
 こうなるとそれまでやや元気が無かったMNEが本領発揮。
 レーンは打撃が鋭いし、憤怒の表現も見事。
 イートンの煽りと加わって抜群の孤立シーンです。
 また見事なスポットを挟んでフルトンの孤立シーンに続きます。
 フルトンは流血しレフェリー・ストップかという所まで追い込まれます。
 只これは試合への移入感を高めた一方で
 そこまで追い込んだためにタッチできるかどうかの見せ方が無くなっていて、
 控えの捻った介入からフィニッシュになっています。
 40分もかけて、孤立2連にしているのですからタッチ後の爆発を活かすべきだし、
 もしこの内容でやるというのなら25分ぐらいに凝縮できるし、そうすべきでした。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:5/8/10)

注目試合の詳細

AUSタッグ王座戦:ミッドナイト・エクスプレス(ch)対ファンタスティックス(NWA 4/26/88)
  フルトン対レーンで試合開始。
  組むとレーンがコーナーに押し込み腹にパンチ。
  腕を取るとコーナーに振ろうとする。
  フルトンはロープに振り返すとバック・エルボー。
  仕切り直し。
  組むとフルトンがヘッド・ロック。
  ロープに飛ばされショルダー・タックル。
  組むと見せかけレーンが腕を取る。
  ドロップ・トー・ホールドで倒す。
  ヘッド・ロックへ。
  フルトンがハンマー・ロックに返す。
  レーンは起き上がるとドロップ・トー・ホールドからヘッド・ロックへ。
  フルトンがハンマー・ロックに返す。
  レーンがロープに脚をかける。
  (CM)
  ファンタスティックスがレーンをロープに振り華麗なロープ・ワークからヒップ・トス。
  組むとロジャースが腕を取る。
  レーンが顔を掴んでロープに押し込みロープに振る。
  ロープ・ワークからヒップ・トス。
  ロジャースは食らいながらも蹴り飛ばすとアーム・ドラッグ。
  レーンは起き上がるとパンチを入れイートンにタッチ。
  ロジャースがアーム・ドラッグで腕を取る。
  かぶさるもカウント2。
  アーム・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  スライディングで股下を潜り抜けロープに走る。
  イートンがカウンターでショルダー・スルー。
  ロジャースが着地。
  イートンがロープに走る。
  ロジャースがカウンターでドロップ・キック。
  もう1発。
  入ってきたレーンにドロップ・キック。
  フルトンとロジャースが勝ち誇る。
  MNEは場外に逃れる。
  イートンがリングに戻る。
  組むとイートンがヘッド・ロック。
  押し上げようとしたロジャースを殴りつける。
  顔を引っかく。
  蹴りつける。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロジャースがロープ・ワークからヒップ・トス。
  フライング・ヘッド・シザース。
  そのままグラウンド・ヘッド・シザース。
  レーンがコーナー上へ。
  フルトンがロープを揺らすとレーンは体勢を崩して股間をロープに打つ。
  それを見てレーンはコーナー上で寝そべっている。
  レフェリーがちゃんと待機しろと注意。
  フルトンはイートンを踏みつけてからエプロンに戻る。
  イートンが体勢を入れ替える。
  (CM)
  レーンが場外でダウンしている。
  リングに戻る。
  組むとレーンがヘッド・ロック。
  フルトンがロープに振ると同時にブラインド・タッチ。
  ロジャースが入りドロップ・キック。
  ヘッド・ロック。
  ハンマー・ロック。
  逃れようとしたレーンの脚を掴んで倒す。
  股間を踏みつけようかという振り。
  脚にエルボー・ドロップを落としレッグ・ロック。
  脚を掴んで起き上がる。
  レーンが延髄切り。
  タッチ。
  ロジャースは入ってきたイートンにドロップ・トー・ホールドで倒しレッグ・ロック。
  タッチしたフルトンが引き継ぐ。
  フルトンが顔を引っかいて逃れる。
  見えないように顔を殴りつける。
  場外に落とす。
  場外に下りて殴りかかる。
  フルトンは避けると殴りつける。
  鉄柱にぶつける。
  柵にぶつける。
  レフェリーに注意されたのでリングに戻る。
  リングに飛び入ろうとしたレーンを殴りつける。
  ロジャースがエプロンから飛びイートンを殴りつけようとする。
  イートンはかわすと顔を引っかく。
  殴りかかる。
  ロジャースは避けるとアトミック・ドロップ。
  ドロップ・キック。
  リングに戻る。
  エプロンに出てそこから飛びイートンを殴りつける。
  イートンが自陣近くの場外に逃げる。
  イートンがリングに戻る。
  組むとイートンが顔を引っかく。
  フルトンを蹴り倒す。
  コーナーへのスリング・ショット。
  起こすと殴り倒す。
  コーナーへのスリング・ショット。
  フルトンはセカンド・ロープに着地するとフライング・バック・エルボー。
  カバー。カウント2。
  起き上がったイートンに組みかかる。
  顔を引っかかれるも殴りつけヒップ・トス。
  ハリケーン・ラナ
  イートンがたまらず自陣コーナーにもたれる。
  (CM)
  ロジャーがイートンにヒップ・トス。
  フライング・ヘッド・シザースを狙う。
  控えのレーンが手を伸ばしロジャースをロープに打ち付けて防ぐ。
  交代したレーンはロジャースを起こすと蹴り。
  後頭部を蹴りつけて倒す。
  起こすと頭部を掴みマットに叩きつける。
  ロープに振りクロス・チョップ。
  控えのフルトンを殴りつける。
  怒ったフルトンをレフェリーが押さえている隙に羽交い絞め。
  イートンがコーナー上からシングル・アックス。
  そのままノー・タッチで交代。
  イートンがカバー。カウント2。
  ハンマー・ロック。
  ロジャースは起き上がるとバック・エルボー。
  ロープに走る。
  イートンがバック・エルボーへ。
  避けられるもけり。
  ロープに走り蹴り飛ばす。
  交代したレーンがソバット。
  コーナーに振りバック・エルボーへ。
  ロジャースがかわして自爆させる。
  レーンが先に気を取り直し蹴り。
  タッチ。
  イートンはロジャースをロープに押し付け顔に手をかける。  
  コルネットが侮辱の言葉を投げかける。
  フルトンに追われて逃げる。
  逃げ切るとロジャースに張り手を叩き込んで挑発。
  イートンがロジャースを殴り倒す。
  カバー。
  フルトンがロープ越しに髪を掴む。
  レフェリーが注意しカウントし直す。
  カウント2でロジャースの脚がロープにかかる。
  イートンはロジャースを連れ自陣へ。
  交代したレーンが殴りつける。
  ロシアン・レッグ・スイープ。
  カバー。カウント2。
  ロープに振る。
  ロジャースがクルシーフィックス。
  (CM)
  レーンがロジャースにハンマー・ロックを決め伏せ倒している。
  腕を踏みつける。
  ハンマー・ロック。
  ロジャースは起き上がると首を掴んで一回転して裏に回る。
  ドロップ・キック。
  コーナーに振ろうとする。
  イートンが振り返し突進するもかわされコーナーに激突。
  ロジャースは起き上がるとタッチ。
  フルトンがイートンを殴り倒す。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られるも控えのレーンを殴りつける。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られる。
  場外のレーンがロープ越しに脚を掴む。
  フルトンが気を取られた隙にイートンが背後からハイ・ニー。
  場外に飛び出たフルトンをレーンがキャッチしそのまま柵にぶつける。
  レーンがフルトンをリングに戻す。
  イートンがカバー。カウントは2。
  もう1度カバーするもカウント2。
  起こすとタッチ。
  レーンが蹴り。
  ロープに押し付けるとエプロンに出る。
  そこから飛んでロープに喉を押し付ける。
  リングに戻りバック・エルボー。
  両肩を押し込んでいくもカウント2。
  チョーク。
  髪を掴んでマットに叩きつける。
  場外に投げ捨てる。
  コルネットがフルトンにラケット攻撃。
  追撃しようとするもロジャースがフルトンに近寄るもレフェリーによって戻される。
  イートンがフルトンをリングに戻す。
  レーンがフルトンの両肩を押し込むもカウント2。
  チン・ロック。
  髪を掴んでマットに叩きつける。
  起こすとソバット。
  後頭部にエルボーを打ちおろす。
  (CM)
  イートンがフルトンにネック・ブリーカーを決めカバー。
  フルトンの脚がロープにかかる。
  イートンがフルトンにボディ・スラム。
  ダビング・エルボー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  交代したレーンが蹴り。
  蹴り。
  コーナーにもたれた所を殴りつけていく。
  蹴り。
  レフェリーが注意して離れさせる。
  交代したイートンが殴りつけていく。
  エプロンのロジャースが近寄るもレフェリーに戻される。
  交代したレーンがガード越しにフルトンを蹴り倒していく。
  腹にパンチを連打。
  フルトンが顔を引っかく。
  レフェリーが間に入りフルトンの状態をチェックしている。
  流血がひどい様子。
  レーンがフルトンに蹴り。
  レフェリーが引き離す。
  フルトンの状態をチェック。
  レフェリー・ストップをかけようとする。
  ロジャースが入ってきてまだ出来ると説得。
  フルトンが這いながらもレフェリーにとめないでくれと直訴。
  そのまま続行となる。
  レーンがフルトンを起こし顔にニール・キック。
  交代したイートンがコーナーでフルトンを殴りつけていく。
  レーンが入ってきたロジャースを場外に落とす。
  レフェリーはレーンとコルネットに静かに待機していろ、と注意。
  その間にイートンがフルトンにスナップ・メアを決め殴りつける。
  ロジャースがコーナーに上り起き上がったフルトンにミサイル・キック。  
  揺らいだ所をフルトンが丸め込み1,2,3!
  ファンタスティックスが新チャンピオンに!

試合結果

@ファンタスティックスvs.ミッドナイト・エクスプレス (NWA Pro 3/26/88)
AUSタッグ王座戦:ミッドナイト・エクスプレス(ch)vs.ファンタスティックス(新チャンピオン!)(4/26/88)