TOPアメリカン・プロレスWCW 1997年→ WCW:Great American Bash 6/15/97

WCW:Great American Bash 6/15/97の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@リスペク ト・マッチ:ウルティモ・ドラゴンvs.サイコシス
 一発一発切るに値するウルティモのキレ。
 相手を意表を突く動きを多用し、
 中盤でじわじわと溜めていく構築で
 リスペクト・マッチ、負けたら土下座だっけ、にふさわしい物になっています。
 終盤も大技がクルーザー級らしからぬ重みを感じさせましたね。
 オノに裏切られてベビーフェイスに戻った事でウルティモも良い形になっています。
 問題は全体を通してスピードにのるべき所で流れにのっていない事ですね。
 上述のように受けより切り返しを意識しているので時にそれが邪魔になります。
 また最後のオノのスポットに手間取り気がぬけましたね。
 押せ押せの内容じゃないからこういうミスと言い切れないミスでも結構響いてきます。
 中々良い試合。
 (執筆日:10/8/09)

HノーDQ マッチ:ランディ・サベージvs.DDP
 前回PPVの再戦ですが
 打って変わってDDPが積極的に攻めるので
 それをサベージがいなす形で素晴らしい乱闘に仕立てています。
 腹を痛めている設定も補助になりましたね。
 そしてレフェリーなどを攻撃したりパウダーに乱入とノーDQならではの演出で盛り立て。
 只後一歩捻りが欲しいですね。
 それは単純にDDPが勝利する事で得られるハッピー・エンドの後味でも良いし
 キンバリーとエリザベスという華のある奥さんがいるのだから彼女らを活かしても良かった。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/8/09)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

HノーDQ マッチ:ランディ・サベージvs.DDP
  キンバリーだけが出てくる。
  DDPは反対側から入りサベージを不意打ち。
  腕を取るとショルダー・タックルを叩き込んで行きダイヤモンド・カッターを狙う。
  場外に逃れたサベージにブランチャ。
  しかし痛めている腹が痛む様子で崩れ落ちる。
  サベージがDDPの腹を蹴りつける。
  柵にぶつけようとする。
  DDPは防ぐとサベージを柵にぶつける。
  サベージはエリザベスを盾にするも
  怒り心頭のDDPには関係なし。
  エリザベスを突き飛ばしてどかし迫る。
  サベージがリングに入る。
  DDPは追うとショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  サベージがヒップ・トスを狙う。
  DDPが防いでヒップ・トスを狙う。
  耐えられるもクローズラインへ。
  避けられるももう1発狙いクローズラインを決める。
  ダイビング・クローズライン。
  場外に落とす。
  場外に下りてサベージを起こそうとする。
  サベージがサミング。
  柵にもたれたDDPにクローズライン。
  持ち上げて柵の上に落とす。
  観客席の中に入ると椅子に叩きつける。
  壁にぶつけようとする。
  DDPが押し飛ばして逆にサベージをぶつける。
  ドアにぶつける。
  松葉杖を手に取るとドアから出てきた所で叩きつける。
  観客の間を通りながら柵の近くへ。
  サベージを柵の内に戻し柵をのりこえようとする。
  サベージが腹を殴りつけ柵の内へと投げ込む。
  鉄階段にぶつける。
  リングに戻るとパウダーを手にする。
  気づかずプレートを持って後ろから入ってきたDDPにパウダー攻撃。
  プレートを奪い取るとそれを叩きつける。
  腹を蹴りつける。
  テーピングを剥ぎ取って蹴りつける。
  止めようとするレフェリーを殴りつける。
  レフェリーを起こすとパイル・ドライバー。
  DDPがサベージの腹にパンチ。
  サベージが殴り倒す。
  DDPがサベージの腹にパンチ。
  サベージが殴り倒す。
  DDPが腹にパンチ。
  起き上がるとヘッド・バッド。
  サベージは腹を蹴りつけると拳を叩き込みチョーク。
  セカンド・レフェリーが止めようとする。
  サベージは押し飛ばすとセカンド・レフェリーを場外に投げ捨てる。
  DDPはサベージをコーナーにもたれさせ殴りつける。
  コーナーに振り突進。
  サベージはカウンターで蹴りを入れるとクローズライン。
  ロープにもたれた所にクローズラインで落とす。
  場外に下りるとキンバリーにつかみかかる。 
  サード・レフェリーが出てきて止める。
  DDPの背中にニー。
  入場口ステージ横にやってくる。
  木の柵にぶつけようとする。
  DDPが押し飛ばしサベージを柵にぶつける。
  ボードを叩きつける。
  花瓶を叩きつける。
  木でできた机の上にボディ・スラム。
  バーベキューの炭をぶっかける。
  シャツを剥ぎ取ると首を絞めてリングまで引っ張っていく。
  コーナーに振り突進。
  カウンターの蹴りをスライディングで避けると脚を取って倒し股間を鉄柱に強打させる。
  リングに戻るとサベージを起こしてフェイス・バスター。
  ダイヤモンド・カッターを予告し起こそうとする。
  サベージがジョー・ブリーカー。
  DDPが衝撃で転落。
  サベージは場外に下りるとDDPを鉄階段にぶつける。
  マットを剥ぎ取るとパイル・ドライバーを狙う。
  やめるよう言うサード・レフェリーを殴りつけ柵にぶつける。
  カメラマンにも殴りつける。
  その隙にDDPは椅子を手にするとサベージに叩きつける。
  リングに戻すとダイヤモンド・カッター予告。
  起こそうとする。
  サベージがロー・ブロー。
  ブレーン・バスターを狙う。
  DDPが後ろに着地しダイヤモンド・カッター。
  何とかカバーしに行く。
  サード・レフェリーが何とかリングに入りカウントしようとするもホールが乱入してきてレフェリーを蹴りつける。
  DDPにベルト攻撃を狙う。
  DDPは避けると拳を叩き込んでいく。
  アトミック・ドロップから殴り倒す。
  サベージがDDPの背後からベルトを叩きつける。
  ホールがDDPにレイザーズ・エッジ。
  サベージがダイビング・エルボー・ドロップ。
  ホールがレフェリーを起こしてカウントさせ1,2,3!
  サベージの勝利!

試合結果

@リスペク ト・マッチ:ウルティモ・ドラゴンvs.サイコシス
A#1コンテンダー・マッチ:ハーレム・ヒートvs.スタイナーズ(DQ)
Bコナンvs.ヒュー・モラス
Cグレイシャーvs.ラース
D女子王座戦、負けたら引退:北斗晶(ch)vs.メデゥー サ
Eデス・マッチ:クリス・ベノワvs.メング
Fケビン・グリーンvs.スティーブ・マクマイケル
Gタッグ王座戦:アウトサイダーズ(ch)vs.ロディー・パイパー、リック・フレアー
HノーDQマッチ:ランディ・サベージvs.DDP