TOPアメリカン・プロレスWCW 1997年→WCW:Clash of the Champions XXXIV 1/21/97

WCW:Clash of the Champions XXXIV 1/21/97の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間30分です。

@クルーザー級王座戦:ウルティモ・ドラゴン(ch)vs.ディーン・マレンコ
 攻防は素晴らしいが流れが良くないですね。
 無理やりピースをはめ込もうとするので
 パズルがぐしゃぐしゃになって歪曲しています。
 以後の試合を見ると彼らは仕事している方なんですけどねぇ。
 まあまあ良い試合。

Aスコッティ・リグスvs.マイク・エノス
 低レベルな攻防。
 スカッシュ・マッチに見えないのに短時間で終了と救えない。
 ひどい試合。

Bクリス・ジェリコ、チャボ・ゲレロ、スペル・カロvs.コナン、JL、ラ・パルカ
 それぞれの意識が低く、ムーブが先立っている内容。
 ルチャは意外に難しい。
 少し悪い試合。

Cハーレム・ヒートvs.レネゲイド、ジョー・ゴメス
 HHの技見せに過ぎない内容ですが
 レネゲイド、ゴメスの動きを見たら当然ですよ。
 リズムがひどすぎて一瞬のうちに壊してました。
 ひどい試合。

D蝶野正洋vs.アレックス・ライト
 強さの標榜が違うというか、
 そもそも2人よりもnWoレフェリーの見せ方がひどすぎて、いけません。
 ひどい試合。

Eエディ・ゲレロvs.スコット・ノートン
 体格差を扱うのは良いがその見せ方がよくない。
 浸透させるべき物が短いシーンに詰め込まれ、
 それが中途半端な移り変わりを見せる。
 十分な効果をなしません。
 最後はDDPの乱入。
 少し悪い試合。

Fフォールズ・カウント・エニウェア:クリス・ベノワvs.ケビン・サリバン
 このカードなので他よりも気持ちの迸る乱戦ではあるけど
 トイレを戦場にするウェイトが大きすぎでしょう。
 この配分には笑ってしまう。
 悪くない試合。

Gスタイナー・ブラザーズvs.アメージング・フレンチ・カナディアンズ
 単細胞な内容でAFCのやっている事は試合に関係なく、SBの技がそこにあるだけ。
 悪い試合。

Hレックス・ルガーvs.スコット・ホール
 ルガーは無敵キャラに、観る者をのせる攻撃を見せ、ホールは良いいなしです。
 しかし組み合わせがひどいですね。
 今までこれでもかと攻撃が利かなかったルガーが
 場外に放り捨てられただけでカウントアウトぎりぎりのダウンになったのは開いた口がふさがりません。
 最後も当然nWo乱入です。
 少し悪い試合。 

総評
 こんなんやってたら終わるのも当然。
 もはや通常放送の劣化版に見えます。
 (執筆日:11/12/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@クルーザー級王座戦:ウルティモ・ドラゴン(ch)vs.ディーン・マレンコ(新チャンピオン!)
Aスコッティ・リグスvs.マイク・エノス
Bクリス・ジェリコ、チャボ・ゲレロ、スペル・カロvs.コナン、JL、ラ・パルカ
Cハーレム・ヒートvs.レネゲイド、ジョー・ゴメス
D蝶野正洋vs.アレックス・ライト
Eエディ・ゲレロvs.スコット・ノートン
Fフォールズ・カウント・エニウェア:クリス・ベノワvs.ケビン・サリバン
Gスタイナー・ブラザーズvs.アメージング・フレンチ・カナディアンズ
Hレックス・ルガーvs.スコット・ホール(DQ)